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色分けをして書く効果

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今見直されつつある、手書きの良さや色分けの効果についてご紹介します。



「手書き」だから出来ること

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手で書くことのメリットは、紙とペンさえあればどこにいてもすぐに記すことが出来、携帯性に優れていること。しかし、それだけではありません。

手で書いた文字には温かさがあり、コミュニケーションを円滑にする力があります。また手を動かすことで、「考え」と「身体感覚」が連動しアイデアが出やすくなる、はっきりとした記憶に残る効果もあるといわれています。携帯電話やパソコンも、もちろん便利ですが、手書きだからこそ出来ることがあり、またその多くが仕事や学習の場で効果を発揮するものと期待されているのです。



「色分け」メモで、脳にインデックスを作る

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手で書く場合、およそ95%の人はモノトーン(黒など)で書いているといいます。が、モノトーンの語源は「単調」。単調なメモは記憶に残りにくく、見直したときに思考の整理がしにくいものです。

そこで取り入れたいのが、赤、青、緑などで色分けしてメモを取る方法。人は色に対して具体的なイメージ(赤=重要、緑=安らぎ...など)を持ちます。文字情報にビビッドなイメージを付加することによって、散在したメモを瞬間的にさまざまな階層に分類することが出来ます。いわば、色分けは、脳のインデックス。色分けメモを活用すれば、さまざまな能力を高めることが出来るでしょう。

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整理されたクリアな思考、記憶力、創造力...「色」のチカラ

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ペンで色分けをして書くことによって、向上が期待出来る能力は大きく分けて3つ。思考整理力、記憶力、創造力です。色分けメモで階層が一目瞭然になることは前述したとおりですが、意識して色分けをするプロセスのなかで、思考整理能力も磨かれていきます。提案書を書く、プレゼンをするなどアウトプットする場面でも、自然に階層を分けられるようになり、理路整然とした思考に近づけるはずです。

また、一瞬で目に飛び込んでくる「色」は、記憶のサポート役としても有能です。教科書の大事な箇所に下線やマークを引いた経験は誰でもあるはずですが、色付けすることで情報はより記憶に残りやすくなります。

最後に、創造力。これは色鮮やかな絵本を見て想像を膨らませた子ども時代を思い出せればわかるはず。クリエイティブな発想は、遊びのなかから生まれます。紙の上で手を動かし、色遊びに興じることで、頭のなかに映像が浮かび、つぎつぎとイメージが溢れてくるはずです。




(出典元:ゼブラ株式会社)


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