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探しやすくする工夫「立てる」

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人の管理能力は有限です。しかし、探しやすくするテクニックを身につければ、管理可能な量を増やすことができます。今回は「立てる」お話です。書類だけでなく、本や筆記具などもどんどん立ててみましょう。



寝ていると何がダメ?

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寝かせているより、立てた方が占有するスペースは少なくて済みます。寝かせていると、一番上のものはよく見えますが、その下に隠れたものは見えなくなります。取り出す時にも上のものをどかさないと取れません。その時必要でないものを動かすのは動作が増えて面倒ですし、崩れる原因にもなります。置き場所も変わって行き、どこに置いたかだんだん分からなくなってしまいます。



とにかく立ててみよう

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筆記具はペン立てを、書類はそれだけでは立たないので、ファイルやホルダーに入れて、ボックスなどに収納して、とにかく立ててみましょう。この行動をする際、要らないものがあったらどんどん捨てます。ペン立てやボックスなどもできるだけ小さくして、持つものを制限するようにします。持つものを制限した分、管理に振り分けていた能力を本来の仕事に向けることができるようになります。立てると見通せるようになり、全てのものがワンアクションで取り出せて、戻す時もきちんと元の場所に戻せます。



まとめ


立っているか、寝ているかは誰にでも判断のつく、きわめてシンプルなルールです。自分はもちろん、周りの誰もがあなたの机の上がルール通りになっているかどうか、判断できてしまいます。このことはとても大事で、モチベーションアップにもつながります。「立てる」を実践すると見た目も良くなり、「管理できている」という達成感の中で仕事を進めている自分に気づくことでしょう。ぜひ、今日からトライしてみてください。




(出典元:株式会社キングジムファイリング研究室 ファイリングコンサルタント 野原 淳)




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