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最新!オフィスづくり(作り)ラボ

企業の価値観を反映したオフィスづくりを約3か月で実現!株式会社FUNDBOOKの移転担当者インタビュー (オフィス訪問[2])

企業の価値観を反映したオフィスづくりを約3か月で実現!株式会社FUNDBOOKの移転担当者インタビュー (オフィス移転[2])

M&Aプラットフォーム「FUNDBOOK (ファンドブック)」をリリースした株式会社FUNDBOOKの新オフィス (東京 虎ノ門) に行ってきました (オフィス訪問[1])」からの続き


今回は、株式会社FUNDBOOKのオフィス移転にまつわる話を伺いました。


インタビューを受けていただいたのは、実際に移転を担当された、同社 管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、同社 総務部 係長 矢萩 美緒さんのお二方です(*1)


*1)【編集注】インタビューは2018年3月2日に行いました。所属・肩書きにつきましては、インタビュー当時のものとなります。



写真左から 同社 管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、同社 総務部 係長 矢萩 美緒さん

(写真左から 同社 管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、同社 総務部 係長 矢萩 美緒さん)(*1)


――現在の社員数、オフィスの平米数(おおよそ)を教えてください。


嶋田さん

現在、約60名(*2)、派遣の方を含めると80名超える人数です。広さは555平方メートルになります。


*2) 【編集注】社員数は2018年3月2日のインタビュー時のもの。2018年7月2日 時点の社員数は135名になります


――社員の増員を進めているとのことですが。


嶋田さん

毎月、5人から多いときは10人ほど増える月もあります。M&A事業は2017年3月に5人でスタートして、現在事業開始から約1年(2018年3月2日インタビュー時)たったところなんですけども、既にこういった規模の会社になってきました。



■株式会社FUNDBOOKの最初のオフィスを作る

管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、総務部 係長 矢萩 美緒さん


――オフィス移転の理由、狙いについて教えてください。


嶋田さん

もともと弊社のM&A事業は、株式会社バイセルテクノロジーズのM&A事業部門としてスタートしていまして、そこからスピンアウトして新しく会社を作ったので、株式会社FUNDBOOKの最初のオフィスを作る必要がありました。


――オフィス立地選びで意識されたポイントはどのようなところでしょう。


嶋田さん

FUNDBOOKを創業して、これからどんどん会社の名前や存在を皆さんに知っていただきたいという気持ちもありまして、知名度があり、信頼できるオフィスビルに入りたいと考えていました。皆さんに覚えていただくきっかけになるオフィスビルブランドとして信頼できる虎ノ門ヒルズ森タワーを選んでいます。



■独創的なアイデアを出し合い、豊かな創造性を養うことを体現できるオフィスに

管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、総務部 係長 矢萩 美緒さん


――オフィスづくりのコンセプトについて教えてください。


嶋田さん

オフィスづくりのコンセプトですが、弊社には企業理念として、コア・バリュー(Core Value) を3つ掲げています。



株式会社FUNDBOOK コア・バリュー(Core Value)


・それぞれのスタイルで独自性と創造性をもって

わたしたちはそれぞれの『スタイル』や『自分らしさ』を尊重します。
独創的なアイデアを出し合い、豊かな創造性を養うカルチャーを大切にします。
みんなで世界的なプラットフォームを創出します。


・ビジネスと未解決な社会問題を重ねて科学する

わたしたちが運営するビジネスは社会の問題解決のために存在します。
未解決な社会問題とビジネスを重ねて科学することで解決策を創ります。
M&Aに関わる問題を可視化し、友好的でみんなをHappyにするM&Aのカルチャーを牽引します。


・壮大に描くみんなの夢の先にはいつも貢献がある

みんなが描く夢やFUNDBOOKが描く壮大な夢の先には、いつも世界への貢献があります。
わたしたちだけではなく世界的にHappyを提供できるチームを創り、次世代に繋ぎます。
未来を担う現代の子供達や、これから生まれてくる世代のために、わたしたちは愛に溢れたバトンを渡します。

(同社サイトより)




その中の1つ目に「それぞれのスタイルで独自性と創造性を持って」というものがあるんですけれど、この中の「独創的なアイデアを出し合い、豊かな創造性を養うカルチャーを大切にします」ということを体現できるようなオフィスフロアにしたい、というのがオフィスづくりの大きなコンセプトです。


弊社は、新しいビジネスモデルやテクノロジーの力を利用することで、シナジーのある企業さまとマッチングして新しいM&Aの形を作ろうとしているんですね。それを体現できるような新しいアイデアや創造性がうまれるオフィスを作りたいという想いが「独創的なアイデアを出し合い、豊かな創造性を養う」というコンセプトに込められています。


また、こちらのオフィスは、企業のオーナー様が弊社のオフィスにいらして、将来のパートナー候補になる方と面談される場としても使っていただくスペースですので、信頼感があり、落ち着いた、そして、新しい出会いやきっかけが生まれる場所としても考えて作っています。


同社来客用会議室の例 「Schwarz(シュワルツ)」

(同社来客用会議室の例 「Schwarz(シュワルツ)」)



■オフィスづくりの進め方

総務部 係長 矢萩 美緒さん


--実際にオフィスづくりにあたりデザイン会社の選定はどのような形で進められたのでしょうか。


矢萩さん

オフィスのデザイン会社さん4社に先ほど説明したようなコンセプトをお伝えしまして、オフィスデザインをプレゼンしていただきました。お伝えしたことは同じなのですが、各社いろんなデザインをご提案いただきましたね。その中から、コスト面やデザイン性など総合的に見て、わたしたちと代表の畑野 (代表取締役CEO 畑野 幸治) も加わり決めたのが株式会社ドラフトのデザインでした。高級感があり、ホテルのロビーのような、おしゃれで、かつ、落ち着いた雰囲気を表現していただけたのが決め手でした。


--おしゃれで落ち着いた雰囲気というのはまさにロビーがそうですね。


矢萩さん

入口のソファスペースも、そこでお待ちいただいてもいいですし、かしこまり過ぎない少しラフな形でちょっとした商談もできます。壁を設けないことで、突き抜けるような広く見せる効果と景色が見えるので、そこもあえてガラス張りにしていただきました。


(同社エントランスエリア)

(同社エントランスエリア)


(同社エントランスからロビーを眺める)

(同社エントランスからロビーを眺める)


--エントランスから、高層ですので遠く海も見えますね。


嶋田さん

あまりかしこまった、いわゆる会議室、という形ではなく、目的に合わせていろんな用途に使えるようにイメージして設計してあります。


--執務スペース内は、広いカフェのようなフリースペースエリアが印象的です。


矢萩さん

フリースペースエリアを設けたのは、いくつか狙いがあります。仕事の合間に少し休憩したり、軽く食事をとったりといった、リラックスできるスペースという点と、会議というほどかしこまらないちょっとした打ち合わせができるという点で、部署関係なく会話した時に生まれる新しい発想を大事にできる、多目的に使える場所として作っています。


(同社フリースペースエリア)

(同社フリースペースエリア)


--執務チェア、デスクも良いものを選ばれていますが。


矢萩さん

執務用のチェアはデザイン会社さんから3タイプくらい候補を出していただいて、その中から機能性が良く、オフィスの雰囲気に合うものという観点で総合的に決めました。


働く環境づくりというところでは、かなり重きを置いていまして、今回はデザインを損なわないという面もあったのですが、デザイン性だけでなく機能性も重視して選んでいます。


(執務用チェア コクヨ ミトラ)

(執務用チェア コクヨ ミトラ)


(同社執務エリアからデスクの島を撮影)

(同社執務エリアからデスクの島を撮影)



■作って正解だったフリースペースエリア

総務部 係長 矢萩 美緒さん


--収納はデスクの島のところにローキャビネットを置く形で少ないですね。


矢萩さん

収納面は今のところは会社立ち上げたばかりで情報量も少ないということもあって、そんなに収納が必要という状況にはなっていないですね。方向性としては、紙で資料を保管するというのはできるだけやめて、電子で保管できるものは出来る限りそうしていきたい、と思っています。


(同社 執務エリアから 個人ロッカーとデスク)

(同社 執務エリアから 個人ロッカーとデスク)


--移転後2か月が経ちますが、オフィス内で作って良かった場所はありますか。


矢萩さん

フリースペースエリアは、ちょっとした休憩に使われていたり、1人で集中して仕事をしたり、ちょっとした打合せをしたり、本当にいろいろな目的で頻繁に使われているので、あのスペースを作って正解だったなと感じています。


--フリースペースエリアは窓際のカウンター席が電源もあって景色もいいですものね。


嶋田さん

カウンター席を利用しているスタッフは多いですね。ずっと机で仕事をしていて行き詰ったときに気分転換で利用したり、一時的に集中して仕事をしたいときに行ったり。社員みんながそれぞれに応じて利用しているんですけども、わたしもあのスペースが一番作ってよかったなと思う場所です。


(同社 フリースペースエリア カウンター席 24階からの景色が素晴らしい)

(同社 フリースペースエリア カウンター席  24階からの景色が素晴らしい)



■理想の働き方

管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん、総務部 係長 矢萩 美緒さん


--御社の中で理想の働き方はどういったものでしょうか。


嶋田さん

おそらく、部署によって若干働き方が変わってくると思います。今弊社には、営業、マーケティング、テクノロジー戦略本部、管理本部、社長室、といろいろなチームで構成されているのですけども、例えば、マーケティングチームは、ほかの部署と連携する機会が多いので、大きなホワイトボードを使って、関連する部署とディスカッションしながら働き、逆にシステム開発を行っているテクノロジーチームは、集中して効率的に業務ができるように、オフィス空間内でも少し離れたところに島を置き、ガラスのパネルで仕切られた場所で業務に当たっています。ただ、社内でお互いにどういうことをやっているか見えて共有できるように、透明なパネルを設置し、完全に分けてしまわないように工夫ながら、棲み分けをしています。フリースペースエリアは部署関係なく、みんなが集まれる場所なので、会社全体でみんなの働き方が統一されているというよりは、各部署がそれぞれチームの役割をうまく発揮できるように働きやすい環境を作っているというイメージですね。


そういった中で、各部署のメンバーが垣根を越えてディスカッションしたり、アイデアを出し合ったりして、新しいものを生み出していくというコンセプトで作っているので、そういうものが生まれるような働き方が出来て、それに相応しいオフィススペースを作るというイメージでオフィスを作っています。


(同社執務エリア ホワイトボードが壁の各所に備え付けられている)

(同社執務エリア ホワイトボードが壁の各所に備え付けられている)


(同社執務エリア 奥にテクノロジー戦略本部のエリアがある。ガラスパネルで仕切られているが完全には仕切らずお互いに見える)

(同社執務エリア 奥にテクノロジー戦略本部のエリアがある。ガラスパネルで仕切られているが完全には仕切らずお互いに見える)


--オープンでゆるやかな仕切りというイメージですね。


嶋田さん

あまり壁を作らないように意識しましたね。部署ごとにパーティションで区切るオフィスもあると思いますが、そういう風にはしていないんです。


営業のチームのデスクは、全部フリーアドレスなんですよ。営業チームは、お客様を訪問したり、来客があったりなど出入りが多いので、あえて席を固定せずに、その時に空いているところを使ってもらうような設計にしていて。それ以外のチームは一応固定の場所を決めているんですけれども、すぐ隣に別のチームがあって、ちょっとお話したいときには、フリースペースに行って、ということができるようになっています。



■「すごいね」と社員から声が上がった新オフィス

総務部 係長 矢萩 美緒さん


--移転で大変だったところはどんなところでしたか。


矢萩さん

一番大変だったのは、時間がない中で、ここまでのクオリティのものを作り上げなければならなかったことです。


移転先が虎ノ門ヒルズに決まったあと、オフィスデザインを担当するデザイン会社選定を昨年の10月上旬に行い、その10月中にオフィスデザインを決定して、11月中旬から12月下旬で施工、12月末の年末に引越しという強行軍のようなスケジュールでした。


オフィスづくりに関しては、代表の畑野の想いがたくさんあったので、「こういう働き方ができるように」「来客スペースは、こういう風にしたいんだ」とか、その強い思いを受け止めて具現化していくために、どうやったらそういう雰囲気が出せるか、デザイン会社の方と密に打ち合わせをさせていただいて、スケジュール的に限られた中、できる限りそこに時間をかけました。そのスケジュール管理や、施工、引越し準備で、本当に年末ぎりぎりまで行っていまして、引越しは年末に休み返上でやり切ったというところはありますね。


嶋田さん

オフィスに関するアイデア的なところは社長が担っていて、移転の取り仕切りは矢萩が担当し、矢萩が社長と随時コミュニケーションとって進め、わたしが契約回りを担当という形で、わずか数人で移転を進めました。


弊社は立ち上げたばかりなので、移転に限らず、やらなければいけないことがたくさんあります。なかなか移転にかけられる人員というのも限られていましたし、かなりタイトなスケジュールのなか、猛スピードで進めました。


--移転後の社員の方の反応はいかがでしたか。


矢萩さん

年始から新オフィスで業務開始となったのですが、社員のみんなから「すごいね」と声が上がりました。モチベーションも上がったと思います。


嶋田さん

設立1期目の会社でこんなすごいオフィスってというリアクションでしたね。



■M&Aの世界を変えるM&Aプラットフォームサービスを提供したい

管理本部 本部長 嶋田 航一朗さん


--御社の今後の事業展開についてお尋ねします。


嶋田さん

M&Aの業界は、とても属人的といいますか、今までは、それぞれのセールスマンが各人の経験で案件を成立させていたので、ITやプラットフォームなど新しい風が入ってきていない業界でした。


そこにM&Aの出会いの場となるプラットフォームという新しいものを作ろうとしています。いろいろな企業がこういう動きをしている中で、まだ確立された形、正解が出来ていない分野だと思うんですね。


FUNDBOOKは私たちの考え方で理想的なM&Aのプラットフォームを作ろうと動いているんですけども、たくさんのオーナー会社さんのお話をお聞きする中で、大きなニーズがあると感じています。全国各地にまだ掘り起こせていない、手が届いていないニーズがたくさんあるんですね。成長性、将来の可能性は非常に高いと思っています。


大きな企業の場合は、M&Aや提携先はすぐに見つかるんですが、なかなか相手が見つからない小さな規模の企業が全国にはたくさんあって、従来のM&Aのプレイヤーが対応しきれていないところで、新しい譲渡企業様(買い手)を私たちの新しいプラットフォームを通じて結び付けていくことが実現できればすごく成長していくのではと感じていますね。



【編集注】2018年7月2日同社から、M&Aプラットフォーム「 FUNDBOOK(ファンドブック)」がリリースされています。
テクノロジー×セールスの新しいM&Aプラットフォーム「 FUNDBOOK(ファンドブック)」正式リリースnewwindow(同社プレスリリース)



(インタビュー終わり)






■インタビューを終えて

移転を実際に担当されたお二方から話を伺いますと、オフィス立地の選定、オフィスデザインにコア・バリュー(価値観)を反映させることなど、会社から社員の方へ、そしてお客様へ伝えたいメッセージ(コア・バリュー)が伝わるよう、間違ったメッセージを伝えてしまわないよう、時間がない中でも、細心の注意を払われたことが分かりました。


創業間もない企業であっても、いえ、創業間もない企業だからこそ、これから企業文化を形作っていくときに、会社から社員へ、そしてお客様へオフィスが発するメッセージは重要な意味を持つのではないでしょうか。そうしたことを気づかされた取材でした。








取材先

株式会社FUNDBOOKnewwindow


2017年8月に設立。セールスとテクノロジーを両立させたのM&Aプラットフォームとして2018年7月2日に「FUNDBOOK(ファンドブック)」をリリースし、同社は、日本全国の企業経営者が登録する各地の企業のデータベースをもとに、最適なパートナー企業とのマッチングをサポートしている。





編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2018年3月2日

         

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