「オフィス家具を一新したいが、どんなものが良いかわからない」「オフィスをおしゃれにしたらどんなメリットがあるのか」といった悩みや疑問を持つ方は多いでしょう。この記事では、オフィスをおしゃれにするメリットや、おすすめのレイアウト案、家具メーカーをご紹介します。オフィス家具導入時の参考にしてください。

■おしゃれなオフィスが与えるメリット

おしゃれなオフィスは、働く人にとっても、企業にとってもメリットがあります。

●モチベーションを高められる

レイアウトや家具がおしゃれなオフィスは居心地が良く、働く人たちの気分を上げることができます。「この仕事がしたい」という気持ちに「このおしゃれなオフィスで働きたい」という気持ちがプラスされると、業務へのモチベーションが上がり、生産性向上につながることが期待できます。また、洗練されたおしゃれなオフィスでは、自由な良いアイデアが浮かんだり、リラックスしてコミュニケーションをとったりしやすいというメリットもあります。

●企業ブランドのイメージアップにつながる

オフィスには、企業が大切にしていることや企業ならではの独自性など、それぞれの価値観が反映されます。企業の価値観をベースにオフィスをおしゃれにすれば、来訪者にブランドイメージを伝えるとともに、好印象を与えられるというメリットがあります。

オフィスの写真をHPなどに掲載すれば、より多数の人々にブランドイメージを広められるでしょう。コーポレートカラーを取り入れて空間をデザインするのも、人々に自社を覚えてもらいやすく、他社との差別化ができるのでおすすめです。

●人材の採用強化にも期待できる

ワークスペースやラウンジエリアなどがおしゃれに整備されていれば、SNSなどで話題になることがあります。おしゃれなオフィスをきっかけに自社を知ってもらい、企業の魅力をアピールできれば、自社の求人への応募が増えるきっかけになるでしょう。

求職者にとって、就労環境を重視したおしゃれなオフィスは魅力的です。応募者の分母が増えれば、それだけ優秀な人材と出会える確率も上がり、採用を通した組織力アップに期待できます。

■おしゃれなオフィス家具で人気のメーカー

●OKAMURA（オカムラ）

オカムラでは、カジュアルにミーティングを行ったり、休憩したりと従業員が集える空間をつくりだすための家具セットである「ワークヴィラ」をはじめ、テーブルやチェア、ダストボックスなど、小型の家具までを網羅的に取りそろえています。とくにチェアの種類が豊富で、ワークチェア、カフェチェア、ラウンジチェアなどを、シーンに合わせて柔軟にセレクトできます。

多様な働き方に対応すべく、フレキシブルにレイアウトしやすいデザインの商品が多いことも特長のひとつです。グッドデザイン賞の累計受賞数は業界一位で、そのデザイン性は高く評価されています。

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●KOKUYO（コクヨ）

ノートなどの文房具の印象が強いコクヨですが、オフィス家具にも非常に強いメーカーです。コクヨでは、コンセプトごとに家具ブランドを展開しています。

「環境を守りながらつくる」をテーマにしたブランド「yuimori」では、素材ごとに分解できるように設計された製品など、環境にやさしい家具を中心に製品を提供しています。また、「Any way」では、オフィスでの居心地がメインテーマに据えられています。シンプルで機動性がある家具類は、カラーリングも自由に選択できるため、コーポレートカラーを取り入れておしゃれな空間を演出するのも良いでしょう。

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●ITOKI（イトーキ）

イトーキも文房具から始まり、オフィス家具を展開しているメーカーです。コミュニケーションエリア、ミーティングエリアなど、スペースの用途に合わせて、デスクやチェア、フレーム家具はもちろん、パーテーションやホワイトボードといった備品もそろえられます。

また、イトーキは「働く」が追求された、デザイン性の高い製品が多いことも特長です。カジュアルな内装に合うミーティングチェア「Olika」や、座り心地を追求したチェア「LINEA」など4製品が、世界三大デザイン賞である「iFデザインアワード2023」を受賞しています。

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●PLUS（プラス）

プラスは、オフィスの空間づくりをトータルサポートし、企業のコンセプトに合うデスクやチェア、収納を提案、販売するメーカーです。機能性を備えた製品が多く、ベーシックなスチールデスク、天板昇降デスク、自然と良い姿勢がとれるチェア、座りっぱなしが苦にならないチェアなどがあります。カジュアルなデザインなので、幅広い雰囲気のオフィスに違和感なく溶け込み、人や働き方に合わせて配置することも可能です。

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●ASPLUND（アスプルンド）

アスプルンドは多くの海外拠点を持ち、オフィス家具の企画・制作から販売までを行うメーカーです。ゼロからデザイン・設計・製造ができるフルオーダーシステムや、オリジナルの定番商品を基盤にしつつ、素材や色、サイズなどをカスタムできるセミオーダーシステムがあります。

既製品でもカラーやサイズが豊富に用意されているので、オフィスのイメージや用途にマッチした家具が見つかるでしょう。

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■おしゃれなオフィスにするレイアウト案

おしゃれな家具でオフィスの環境を整える際は、家具を購入する前にレイアウトを考えて、必要なものをしぼりましょう。たとえば、以下のようなレイアウト案があります。

●会議もしやすいファミレス席風のデスクレイアウト

ひらけた空間で気軽に利用できる、ファミレス席風のレイアウトです。3人くらいまで着席可能なソファが2つ向かい合わせで配置され、間にテーブルがあってボックスタイプになっています。1人での作業はもちろん、グループワークや打ち合わせ、来客用などといった広い用途で活用できます。

ソファのサイズや仕切りの高さなどは、自社の希望に合ったものを選ぶと良いでしょう。

●リラックス感のあるカフェ風レイアウト

休憩や気分転換で利用するための、リフレッシュスペースを設ける企業が増えています。カフェのようなレイアウトのスペースにすれば、本当にカフェで過ごしたかのような安らぎが得られ、気分転換に役立ちます。

また、ワークスペースもカフェ風にすると、勤務中にも開放感が得られます。自由な雰囲気でリラックスできるので、従業員同士のコミュニケーションが活発になり、アイデアも生まれやすくなりします。

●スペースを広くとれるブーメラン型レイアウト

ブーメラン型とは、特殊なL字形のテーブルを3つあわせて島をつくりだすレイアウトのことです。従業員同士の体の向きが完全に向かい合わないような配置をつくりだすことができます。デスクスペースが広くとれるため、モニターを置くなどの自由度も高くなります。

配置の仕方によっては3人、6人、9人など、さまざまな人数用のレイアウトが可能です。同じ島の人同士でコミュニケーションをとりやすいこともメリットです。

■おしゃれなオフィス家具おすすめ4選

上記で紹介したレイアウトにおすすめの、おしゃれな家具を紹介します。

●アスプルンド ファミレス席風ハイバックソファ

●アスプルンド パネルソファ

手軽に集中スペースが作れる、パネル付きのソファです。背面に高いパネルが付属しているので、背後からの視線を完全にシャットアウトできます。チェアの左右にパネルが付いたタイプも展開されているので、どんな場所でも集中できるスペースがつくれます。 布張りの柔らかい雰囲気でリラックス空間を演出することもできるので、ミーティングなどの際にも役立つでしょう。

■本体価格（2023年9月時点）
￥36,900～（税込）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。

●アスプルンド ブラックフレームカウンター ハイタイプ

●プラス ダイニングワークテーブル

●Ceha プレノデスクシステム 120度天板デスク

■おわりに

おしゃれなオフィスがもたらすメリットは、従業員の業務へのモチベーションアップだけにとどまらず、企業のイメージアップや人材採用面の強化につながるなど、多岐にわたります。まずはどのようなイメージのオフィスにしたいかを固め、レイアウトや家具を考えましょう。

アスクルでは、さまざまなコンセプトに合わせられる豊富なオフィス家具を取りそろえています。オフィスのイメージやレイアウトを考えるとともに、アスクルの製品一覧も参考にしてください。