フリーアドレス制のオフィスではロッカーがないことも多く、カバン置き場の確保が重要です。本記事では、カバン置き場問題を解決する方法と、おすすめのロッカー、ハンガーラック、キャスター付きワゴンなどを紹介します。

■フリーアドレスでも使える、オフィスのカバン置き場アイデア

フリーアドレスのオフィスでは、従業員が自由に席を選べる一方で、個人の荷物をデスク上に置けないため、カバンの置き場に困ることがあります。特にロッカールームがない狭いオフィスでは、床にカバンを置かざるを得ず、従業員のストレスにつながることもあります。この課題を解決するために、適切なカバン置き場のアイデアを検討しましょう。

ここでは、フリーアドレスや限られたスペースでも導入しやすいカバン置き場のアイデアと、実践に役立つおすすめアイテムを紹介します。

1. 個人の荷物をまとめて管理する「パーソナルロッカー」

パーソナルロッカーとは、オフィス利用を前提に設計された個人用のロッカーを意味します。従業員ごとにパーソナルロッカーを用意すれば、カバンに加え、業務用PCや書類など、職場で使用するものを整理して収納できます。盗難防止のため、ダイヤルロックやシリンダー錠で施錠できるタイプのパーソナルロッカーを導入しましょう。

オカムラ ジャスタスロッカー

2. かさばる上着も収納できる「荷物置き付きハンガーラック」

更衣室やロッカーを設置するスペースが確保できないオフィスでは、共用のハンガーラックを活用すると便利です。上着をかけるだけでなく、棚部分にカバンを収納できるタイプを選ぶと、より快適に利用できます。また、財布・鍵・スマホなどの収納用に貴重品ロッカーを導入すると、利便性が向上します。

アイリスオーヤマ スタイルハンガー2WAYタイプ

3. 働く場所に合わせて移動する「キャスター付きワゴン」

キャビネットがないフリーアドレスのオフィスでも、キャスター付きワゴンなら、カバンやオフィス用品を収納しつつ、移動も簡単にできます。

オカムラ ジャスタスデスク 荷置きワゴン

4. 必要なときだけ持ち出す「折りたたみ式バッグスタンド」

カバンを床に置くことに抵抗を感じる従業員が多い場合は、必要なときだけ使用できるバッグスタンドを用意すると便利です。特に折りたたみ式のスタンドなら、使わないときはオフィスの隅に収納でき、省スペースで活用できます。また、来客時の臨時カバン置き場としても使えるため、さまざまなシーンで役立ちます。

サキ セルフワゴン レザー調PVC

■デスク下にカバンを置ける、省スペースな収納グッズも

従業員の座席がある程度固定されているオフィスでは、デスク下をカバン置き場として活用するのも有効な方法です。以下のアイテムを使うことで、デスク下のスペースを有効活用しながら、スッキリと収納できます。

●YAMAZEN コンフォートワーク バスケットトローリー

●アスクル マルチワーク デスク下ワゴン

■おわりに

オフィスにカバン置き場がない問題は、パーソナルロッカーやキャスター付きワゴンなどの便利なアイテムを活用することで解決できます。今回紹介したアイテムを取り入れ、従業員が快適に働ける職場環境を整えましょう。

編集・文・画像：アスクル「みんなの仕事場」運営事務局　
制作日：2025年3月18日