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オカムラ コンテッサセコンダの特徴や選び方、おすすめモデルを解説

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オカムラコンテッサセコンダ

オカムラコンテッサセコンダ


コンテッサ セコンダは、オカムラの超ロングセラー高級オフィスチェアであるコンテッサを、さらにアップグレードした製品です。本記事では、コンテッサ セコンダの特徴や、選ぶ際に重視すべきポイントについてくわしく解説し、最後にアスクルで扱っているコンテッサ セコンダのなかから、おすすめの3機種を紹介します。









■オカムラ コンテッサ セコンダの特徴とは?

オカムラが販売する高級オフィスチェア「コンテッサ(Contessa)」は、同社のフラッグシップモデルであり、高級チェアを探している方はもとより、オフィスチェアをリプレースして業務効率を上げたいといった方にも最適な製品です。2002年にドイツ・ケルンで開かれた国際家具見本市「ORGATEC」で発表されて以来、20年以上が経過した今でも、進化を遂げながら数多くのオフィスワーカーに愛され続けてきた超ロングセラーモデルです。


このコンテッサをさまざまな面でアップグレードさせたのが「コンテッサ セコンダ(Contessa II)」です。こちらも2017年に発売されてから5年が経過しており、コンテッサ同様に多くのオフィスや個人宅で愛用されています。



●体格を問わず使いやすい設計

コンテッサ セコンダは、オフィスチェアの安定性・強度・耐久性を試験し、基準を満たした製品にのみ与えられる米国のANSI/BIFMA X5.1-2017認証を取得しており、製品としての堅牢さは折り紙付きです。コンテッサ セコンダは、従来のコンテッサ以上の優れた強度と耐久性を持ち、小柄な方から体格の大きな方まで体格を問わず、多くの方が長く愛用できるように設計されています。オプションで大型固定ヘッドレストや小型可動ヘッドレストを追加することも可能で、ヘッドレストを追加すれば、頭部が支えられ、腰や首への負担が大幅に軽減されます。大型固定レッドレストにはメッシュ素材が採用され、夏場の蒸れやすい時期に使用しても、座る人に不快感を与えることはありません。


ランバーサポートもオプションで追加できます。ランバーサポートは、背骨のS字形状をサポートしてくれる機能で、長時間のデスクワークで腰痛を感じやすい方も正しい姿勢をキープでき、反り腰の予防や腰痛の緩和が期待できます。



上質な座り心地と快適性を重視

コンテッサ セコンダは、背フレームを薄くして、背面の素材にはメッシュを採用しています。コンテッサも背フレームは薄めでしたが、コンテッサ セコンダではさらに薄くなっており、見た目もよりスッキリとしてシャープな印象になっています。背フレームは座っている人の身体に追従する柔軟性があり、長時間座っても疲れにくいデザインが施されています。さらに座面のリング構造のシートが耐圧を分散し、局所的に負荷がかかるのを防止してくれるため、快適に座り続けられます。


リラックスしたいときには、左肘にあるレバーでリクライニングすれば、ゆっくりと寛げます。座面の奥行きは座る人の体格に合わせて調節することが可能で、膝裏が圧迫される心配はありません。アジャストアーム(4Dアーム)の肘パッドは、高さ・左右・奥行きの角度を調節することができ、使用者の体格に合わせて快適な位置に設定できます。


座面は、メッシュ、クッション、革張りの3種類があります。クッションタイプには、身体の部位に合わせて3種類の異なる硬さのウレタンを使用した異硬度クッションが採用されています。前方には太ももの圧迫を防ぐために柔らかさのあるクッションを、また後方には臀部を支えるために硬さのあるクッションを配置することで、上質な座り心地を実現しています。座ったときの密着感を好む方には異硬度クッションの座面を、ホールド感を好む方にはメッシュ素材の座面を、より高級感を望む方には革張りの座面をおすすめします。



●スタイリッシュなデザイン

コンテッサ セコンダを含むコンテッサシリーズのデザインは、イタリア・トリノ近郊に本社を構える世界屈指のデザインファーム、イタルデザイン社が手がけています。コンテッサ セコンダでは、アルミフレームの曲線の美しさと、透過性のあるメッシュの軽やかさとの組み合わせによって、上質なオフィス空間を演出します。コンテッサ セコンダの色味やトーンは、最新のカラートレンドを取り入れており、コンテッサからのカラー展開も刷新されました。




■オカムラ コンテッサ セコンダの選び方

コンテッサ セコンダを選ぶ際には、コンテッサ セコンダを使用する状況を想像しながら検討するのがおすすめです。



●仕事のスタイルに合わせてデザインを選ぶ

コンテッサ セコンダには、チェアタイプ、背タイプ、アームタイプ、座タイプなど、複数の種類が用意されています。例えばチェアタイプの中にもさらに細かく、5本脚タイプ、同ハイチェアタイプ、4本脚オートリターンタイプ、同キャスター付きタイプ、カンチレバー脚の5種類があり、オフィスでの執務のようなシーンにも、カンファレンスミーティングのようなシーンにもマッチします。カンチレバータイプは片持ち式とも呼ばれ、片側だけで座面を支える構造の、スッキリとしたデザインが印象的です。さらにオプションでは、ヘッドレストやハンガー、ランバーサポートが用意されており、好みで追加することが可能です。コンテッサ セコンダでは、チェアタイプやオプションを含むさまざまなパーツのデザインを、仕事のスタイルに合わせて選べるようになっています。



●機能面や雰囲気を考慮して座面の種類を選ぶ

上述したように、座タイプはメッシュ、クッション、革張りから選択できます。メッシュタイプは通気性に優れ、長時間座りっぱなしであっても蒸れることがありません。オールシーズン快適にオフィスワークができます。クッションタイプは身体を包み込んでくれるような密着感があり、長時間座っても疲れにくいという特徴があります。型くずれしにくい点もポイントです。革張りにはしっとりとした質感があり、弾力性にも富んでいるため、快適な座り心地を得られます。高級感がありながら、メンテナンス性も高い素材です。


1年を通して快適な室温に保たれているオフィスで使用するなら、クッションタイプや革張りタイプを選択して座り心地を追及してもよいかもしれません。冷え性の方は、クッションタイプの座面が向いています。長時間座りっぱなしのデスクワークで太ももやお尻が蒸れやすい方には、メッシュタイプの座面をおすすめします。とはいえ、お尻の沈み込み具合などの座り心地は、座る人の好みが分かれるものなので、一度実際に座って確かめてみることをおすすめします。



●使用目的に合わせてヘッドレストやアームの種類を選ぶ

コンテッサ セコンダでは、ヘッドレストやアームタイプを選択することも可能です。オプションのヘッドレストには、大型固定ヘッドレストと小型可動ヘッドレストの2種類が用意されています。大型固定ヘッドレストは位置の調節はできないものの、頭部をしっかりと支えてくれて安定感があります。さらに、後傾姿勢を取りやすいというメリットもあります。一方、小型可動ヘッドレストは位置や角度を調節することが可能で、上下・前後に移動させられるほか、首振りにも対応しており、使用者が作業しやすいポジションに柔軟に合わせられます。


アームタイプは、アジャストアーム(4Dアーム)とデザインアームから選択できます。アジャストアームでは上下・前後・左右の移動に加えて、角度を変えることも可能です。上下100mm(1D)、内側15度・外側7.5度(2D)、前後40mm(3D)、左右25mm(4D)まで調節できるようになっています。デザインアームはポジションの調節ができない、いわゆる固定肘ですが、洗練された外観で、オフィスに馴染みます。


ヘッドレストやアームタイプを含め、それぞれのパーツの特徴を理解したうえで、使用目的に合わせて選択することが重要です。




■アスクルおすすめのモデルを紹介!

アスクルで取り扱っているコンテッサ セコンダから、特におすすめのモデルを3つ紹介します。



●ハイバック

ハイバックはコンテッサ セコンダのなかでも、5本脚タイプのスタンダードなオフィスチェアです。アームタイプはアジャストアームまたはデザインアームの2種類から、また座面はメッシュ、クッション(PETリサイクル)、革張りの3種類から選択できます。背面は座面がメッシュ、クッションの場合はメッシュのみ、革張りの場合はメッシュか、背面も革張りにした総革張りにもできます。


カラーは、座面がメッシュまたはクッションの場合は13色から、革張りの場合は3種類から選べるようになっています。メッシュまたはクッションの場合はフレームカラーも3種類から選択できるため、カラーバリエーションが増えます。


価格は、固定式のデザインアームよりも、位置を調整できるアジャストアームの方が、また、座面がメッシュやクッションよりも革張りの方が高く設定されています。


ハイバックにはヘッドレストは付属していません。リクライニングを使いたいという方や、後傾姿勢で作業することが多い方は注意してください。





■本体価格(2023年8月時点)
背メッシュ・座メッシュ:¥206,800~(税込)
背メッシュ・座クッション:¥172,766~(税込)
背メッシュ・座革:¥214,390~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



●エクストラハイバック

エクストラハイバックは、5本脚タイプでヘッドレストが付属している機種です。ヘッドレストは大型固定ヘッドレストまたは小型可動ヘッドレストから選択できます。ヘッドレスト付きのオフィスチェアは後頭部や背中を支えてくれるため、長時間座りっぱなしのデスクワークでも疲れにくく、テレワークでの利用にも適しています。


後傾姿勢で作業することが多い場合には、角度調節ができる小型可動ヘッドレスト付きのモデルをおすすめします。アームタイプはハイバック同様、アジャストアームまたはデザインアームから選べます。座面、背面、カラーバリエーションはハイバックと同様です。



<小型可動ヘッドレストタイプ>

オカムラコンテッサセコンダ

背メッシュ・座メッシュ
→商品詳細はこちらから


<小型可動ヘッドレストタイプ>



■本体価格(2023年8月時点)
<小型可動ヘッドレストタイプ>
背メッシュ・座メッシュ:¥209,418~(税込)
背メッシュ・座クッション:¥206,086~(税込)
背メッシュ・座革:¥233,200~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。





<大型固定ヘッドレストタイプ>

オカムラコンテッサセコンダ

背メッシュ・座メッシュ
→商品詳細はこちらから


<大型固定ヘッドレストタイプ>



■本体価格(2023年8月時点)
<大型固定ヘッドレストタイプ>
背メッシュ・座メッシュ:¥226,944~(税込)
背メッシュ・座クッション:¥223,084~(税込)
背メッシュ・座革:¥216,395~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



●ハイチェア

ハイチェアは文字通り、コンテッサ セコンダのなかでも座面が高く設定された機種です。高さは1,195~1,350㎜であり、ハイバックの980~1,080 mmと比べて最高点で270mmほど高くなっています。高さがあるものの、5本脚で安定感があり、ハイカウンターや昇降デスクでの作業に適しています。ヘッドレストは付属しません。アームタイプはアジャストアームまたはデザインアームから、また座面はメッシュまたはクッションから選択できます。革張りは用意されていません。



■本体価格(2023年8月時点)
背メッシュ・座メッシュ:¥231,220~(税込)
背メッシュ・座クッション:¥231,220~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



■おわりに

コンテッサ セコンダはオカムラのオフィスチェアのフラッグシップモデルです。オフィスチェアとしては高価格帯ながら、使いやすさや上質な座り心地、快適性、スタイリッシュなデザインといったことを求めるのであれば、最適な製品のひとつです。体格が大きな方にも対応できるよう、コンテッサ以上の強度や耐久性を持っています。コンテッサ セコンダの購入を検討しているのであれば、商品紹介ページが見やすく、さまざまな条件で製品を比較できるアスクルがおすすめです。



オカムラ株式会社 コンテッサセコンダ 製品情報はこちら





編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 
制作日:2023年8月31日

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