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ホワイトボードをきれいにする方法はある?原因と対策を徹底解説!

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ホワイトボード


ホワイトボードをイレーザーで拭いてもきれいにならず、逆に汚れが広がってしまうことがあります。しかし、そのような状態は簡単に改善できます。本記事では、ホワイトボードが汚れる原因やきれいにする具体的な方法について徹底解説します。






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■ホワイトボードが汚れてしまうのはなぜ?

ホワイトボードは会議やセミナーなどに役立つ道具ですが、長期間使うと汚れやすくなったり、インクが取れにくくなったりすることがあります。この原因としては、表面の傷や汚れ、ボードマーカーやイレーザーの劣化、消すタイミングの遅さなどが挙げられます。



●原因1.表面の傷やほこりなどの付着

表面を滑らかに仕上げるため、ホワイトボードにはメラミンやホーロー、アクリルなどが塗装されるのが一般的です。ただし、これらの塗料は永遠に効果を持続するわけではありません。時間が経つと塗料は劣化し、最終的には剥がれてしまいます。


塗料が剥がれた部分にインクがつくと、なかなか除去できません。また、塗料が剥がれたり微細な傷がついたりすると、ほこりが付着することがあります。この場合、ほこりが吸収したインクが乾燥してしまい、黒ずんで消えなくなることがあります。


また、塗料の寿命は種類によって異なります。アクリルやメラミンの塗料は、約2~3年で劣化すると言われています。一方、ホーローは約5年持続する耐久性を持っています。ホワイトボードを長く使いたい場合は、ホーロー塗装の製品を選ぶとよいでしょう。


ただし、ホーロー塗装のホワイトボードは重くなる傾向があります。また高級品とされ、価格も高めに設定されていることにも注意が必要です。



●原因2.ボードマーカーの劣化

ホワイトボードが汚れる原因は、ボード自体でなく、書き込みに使うボードマーカーの劣化である可能性もあります。


マーカーには、剥離剤と呼ばれる薬剤が使用されています。剥離剤がボードマーカーのインクに含まれていることによって、ボードに書かれた文字や図形などの除去が容易になります。


マーカーの剥離剤が劣化すると、その効果が減少します。ボード上のインクが固着し、イレーザーで消すのが難しくなることがあります。


ボードの汚れが落ちにくい場合、使用中のボードマーカーの購入時期を確認してみましょう。長い間使っている場合、剥離剤の性能が低下している可能性があります。


文字が上手く書けなかったり、かすれてしまったりする場合、ボードマーカーの交換を考えましょう。インクがつきにくくなったボードマーカーのペン先を強く押し付けた場合、ボードを傷つけてしまうおそれもあります。



●原因3.イレーザーの汚れや劣化

ホワイトボードの汚れがなかなか落ちない場合、原因はイレーザーにあるかもしれません。以前に比べてインクを取り除く力が弱いと感じたら、イレーザーの汚れや劣化も考えてみましょう。


イレーザーを一度も手入れしたことがない場合、インクのカスがイレーザーの表面に付着し、固まっているかもしれません。これではイレーザー本来の機能を働かず、さらにホワイトボードを傷つけるおそれもあるので、汚れをきれいに取り除きましょう。


使い続けたことでイレーザーが劣化している場合や、表面に汚れがこびりついて取れない場合は、イレーザーの買い替えを検討しましょう。ホワイトボードを購入するとイレーザーが付属してくるケースがほとんどですが、購入時に備わっているものはそれほど高品質ではありません。別途、高品質なイレーザーを用意することをおすすめします。


なお、定期的にイレーザーのメンテナンスを行うことも大切です。定期的に表面の汚れを取り除き、丁寧に使用ことで長く使い続けられます。



●原因4.消すタイミングが遅い

消すタイミングによって、汚れが取りづらくなることがあります。消すタイミングは早すぎても遅すぎてもよくありません。消すのが早すぎると、マーカーのインクが十分に乾かず、イレーザーで拭いてもインクが広がってしまいます。そのため、書いた後すぐに消すのではなく、20~30秒ほど待ってから消すのが基本です。


逆に、1日以上ボードに書かれたままにするのも避けるべきです。ボードマーカーのインクには剥離剤が含まれており、インクを除去しやすくする効果があります。しかし時間が経つと剥離剤の効果が薄れ、1日以上経つとインクを取り除くのが難しくなります。


そのため、ホワイトボードを使用する際には、適切なタイミングで消すことが大切です。急いで消しすぎず、かといって長時間放置しないようにしましょう。書き間違った場合は20~30秒待ってから消し、その日のうちにボードをきれいにすることも大切です。




■ホワイトボードをきれいにするには?

ホワイトボードをきれいにするためにはいくつかの方法があります。以下にその方法を説明します。



●水拭きする

ホワイトボードの表面に皮脂やインクのカス、微細なほこりなどの汚れが付着している場合、まずは水拭きを試してみましょう。やわらかい生地のタオルやクロスを水で濡らし、しっかりと絞ってからボードを拭きます。このとき、表面が硬くなった雑巾などを使ってしまうと、ホワイトボードの表面を傷つけてしまうため注意が必要です。


汚れをしっかり取った後は、乾拭きも行ってください。表面に水滴を残してしまうと、新たな汚れの原因になることがあります。



●クリーナーやエタノールを使って拭く

水拭きだけではきれいにならない場合、ホワイトボード専用のクリーナーまたは薄めたエタノールを使用してみましょう。市販されているホワイトボード専用のクリーナーには、アルカリ電解水やアルコールを含んだもの、シートタイプなどさまざまな製品があります。


ただし、マニキュアの除光液やベンジン、シンナー、クレンザーなどの使用は、ホワイトボードの表面を溶かすおそれがあるため避けてください。


専用クリーナーやエタノールで拭いた後は、丁寧に水拭きをし、余分な成分を拭きとることも大切です。



●再生コートを使い、表面をコーティングする

水拭きや専用クリーナーでもきれいにならない場合、ボード表面のコーティングが剥がれていることが考えられます。そのような場合は、市販の再生コートを使って表面をコーティングしましょう。表面のコーティングを復活させれば、新しいボードを購入する必要がなくなります。


以下のコーティングキットは、専用の薬剤にスポンジとクロスが付属しており、届いてすぐに作業できるため非常に便利です。




エス・エス・ティー ホワイトボード再生コート コーティングキット

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再生コートの使い方はそれほど難しくありません。ボードの表面をきれいにしてから再生コートを塗布し、すぐに拭きあげ用のクロスで塗りむらを消すように拭きとり、乾燥させれば完了です。製品によって再生コートの塗布方法や乾燥時間などが異なるため、取扱説明書の指示に従って作業に取り組みましょう。



→商品詳細はこちらから


■本体価格(2023年8月時点)
¥4,400(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



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■汚れないデジタルホワイトボードの導入もおすすめ

デジタルホワイトボードとは、パソコンやタブレット端末の画面をボード上で共有したり、直接テキストなどを書き込んだりできるボードです。インクを使わない専用ペンで書き込むため、ボード表面が汚れる心配がなく、いつまでも快適に使用できるのが利点です。


アスクルがおすすめするデジタルホワイトボード「ナイスモバイル MAXHUB オールインワンミーティングボード スタンドセット」なら、大型モニターをスマートフォンのようにタッチパネル式で操作でき便利です。



ナイスモバイル MAXHUB オールインワンミーティングボード スタンドセット

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高品質なカメラ、マイク、スピーカーな度会議に必要な機能を全て備えているため、電源を入れてすぐに会議を始められます。



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■本体価格(2023年8月時点)
¥862,400~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



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また、既存のホワイトボードに特殊なフレームを取り付け、デジタルホワイトボード化できる製品も存在します。


タッチフレーム 白板家 JMシリーズは、マグネットでホワイトボードや黒板に取り付けると、電子黒板として使用できます。既存のボードマーカーやチョーク、イレーザーが使用可能で、フレームの板面に書き込んだ内容はパソコンやスマートフォンなどに画像データとして保存できます。



タッチフレーム 白板家 JMシリーズ

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このようなタイプの製品なら、コストを抑えてデジタルホワイトボードを導入でき、その使い勝手を確かめられます。



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■本体価格(2023年8月時点)
¥102,410~(税込)
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■おわりに

ホワイトボードの使用期間が長くなれば、どうしても汚れを除去するのは難しくなっていきます。


アスクルでは上記の他にもさまざまなタイプのホワイトボードを取り扱っているため、汚れがきれいに取れない場合は新しいホワイトボードへの買い替えも検討してみることをおすすめします。


または、今回ご紹介したデジタルホワイトボードへの移行もおすすめです。快適な使い心地を維持でき、会議の効率化や情報共有のスピードアップにも役立ちます。




編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 
制作日:2023年8月30日

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