職場で使うスチールラックは、ホームセンターなどで売られている「家庭用」ではなく、安全性を重視した「業務用」がおすすめです。この記事では、丈夫で格安な業務用スチールラックを厳選して紹介します。さらに業務用スチールラックを選ぶときのポイントについても解説します。
ホームセンターでは安いスチールラックが数多く売られていますが、安いスチールラックにはそれなりのリスクがあります。そのため、オフィスでの活用を考えているのであれば、ホームセンターでの購入は避けた方が無難です。ここではその理由と、スチールラックとメタルラックの違いについて解説します。
ホームセンターで売られているスチールラックの多くは、家での使用を想定してつくられた「家庭用」スチールラックです。このようなスチールラックが安いのは、大量生産品もしくは大量仕入れをしているからです。また、コストを下げるために耐久性や強度といった品質を下げている可能性もあり、オフィスでの使用には向いていません。
一方、オフィスや店舗などでの使用を想定してつくられた「業務用」スチールラックは、丈夫で耐久性に優れ、安全かつ安心して使えます。
そのため、オフィスで書類や備品整理のためにスチールラックを購入するなら、ホームセンターではなくオフィス家具専門店などで購入しましょう。専門店であれば、多種多様な業務用スチールラックが取り扱われており、使用用途に合わせて選べます。
スチールラックの中には、「メタルラック」と称される商品があります。これは材質の違いなどではなく、販売元の違いです。メタルラックは、アイリスオーヤマ株式会社が商標登録している製品名です。つまり名前だけが違うだけで、ほかに特別な違いはありません。
よって、耐荷重などの条件が業務用として耐えられるものであれば、スチールラックとメタルラック、どちらを選んでも問題ありません。
ここからは業務用スチールラックの中でも安くて丈夫な商品を厳選してサイズ別に紹介します。
お手ごろ価格がうれしい、ブラックカラーの2段ラックです。本体サイズは幅425×奥行300×高さ495mmで、耐荷重は棚板1枚あたり約10kg、全体で約20kgです。固定式アジャスターとキャスターが付属しており、使用用途に合わせて選べます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥4,645(税込)
※製品本体の価格です。
お手ごろ価格がうれしい、ブラックカラーの2段ラックです。本体サイズは幅425×奥行300×高さ495mmで、耐荷重は棚板1枚あたり約10kg、全体で約20kgです。固定式アジャスターとキャスターが付属しており、使用用途に合わせて選べます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥4,645(税込)
※製品本体の価格です。
幅610×奥行310×高さ730mmのコンパクトサイズは、オフィスのちょっとしたスペースに置けて、スペースを無駄なく活用できます。さらにさわやかなホワイトカラーは、どんなインテリアにもマッチします。耐荷重は棚板1枚あたり50kgで、「高さ」違いの商品も展開しています。
■本体価格(2023年11月時点)
¥4,800(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
幅610×奥行310×高さ730mmのコンパクトサイズは、オフィスのちょっとしたスペースに置けて、スペースを無駄なく活用できます。さらにさわやかなホワイトカラーは、どんなインテリアにもマッチします。耐荷重は棚板1枚あたり50kgで、「高さ」違いの商品も展開しています。
■本体価格(2023年11月時点)
¥4,800(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
棚板1枚あたり150kgの重さに耐えられる丈夫な4段ラックです。棚板の高さを調整できるので、小さなものから高さのあるものまでこの1台で収納できます。また環境に配慮し、溶剤ではなく粉体塗装を採用しているのも特長です。サイズは幅1212×奥行462×高さ1200mmで、「幅」「奥行」違いの商品があります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥14,100(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
棚板1枚あたり150kgの重さに耐えられる丈夫な4段ラックです。棚板の高さを調整できるので、小さなものから高さのあるものまでこの1台で収納できます。また環境に配慮し、溶剤ではなく粉体塗装を採用しているのも特長です。サイズは幅1212×奥行462×高さ1200mmで、「幅」「奥行」違いの商品があります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥14,100(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
幅1127×奥行320×高さ653mm、耐荷重棚板1枚あたり100kgのイタリア製3段スチールラックです。スチールラックに安さとおしゃれさを求める方におすすめの商品で、インダストリアルな素材感のあるスチールラックは設置するだけでオフィスをおしゃれにしてくれます。
サイズバリエーションが豊富で、連結用ラックもあるので、使用場所に合わせて自由にカスタマイズできます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥17,942(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
幅1127×奥行320×高さ653mm、耐荷重棚板1枚あたり100kgのイタリア製3段スチールラックです。スチールラックに安さとおしゃれさを求める方におすすめの商品で、インダストリアルな素材感のあるスチールラックは設置するだけでオフィスをおしゃれにしてくれます。
サイズバリエーションが豊富で、連結用ラックもあるので、使用場所に合わせて自由にカスタマイズできます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥17,942(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
使う場所を選ばないシンプルなデザインの3段スチールラックです。サイズは幅750×奥行450×高さ900mm。耐荷重は棚板1枚あたり200kgで、重たい機材などの保管にも便利です。支柱にはがたつき防止に役立つアジャスターが付いており、安全かつ快適に使えます。
■本体価格(2023年11月時点) ¥10,178(税込) ※製品本体の価格です。
使う場所を選ばないシンプルなデザインの3段スチールラックです。サイズは幅750×奥行450×高さ900mm。耐荷重は棚板1枚あたり200kgで、重たい機材などの保管にも便利です。支柱にはがたつき防止に役立つアジャスターが付いており、安全かつ快適に使えます。
■本体価格(2023年11月時点) ¥10,178(税込) ※製品本体の価格です。
幅695×奥行295×高さ1210mmの4段ラックです。耐腐食性と耐候性に優れた塗料を採用しているため、屋外や倉庫などにも設置しやすく、また植物なども置きやすいので社内の癒やし空間づくりにも役立ちます。耐荷重は棚板1枚あたり30kgで、この商品以外にもサイズバリエーションが豊富にあるので、設置場所に合わせて選べます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥6,191(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
幅695×奥行295×高さ1210mmの4段ラックです。耐腐食性と耐候性に優れた塗料を採用しているため、屋外や倉庫などにも設置しやすく、また植物なども置きやすいので社内の癒やし空間づくりにも役立ちます。耐荷重は棚板1枚あたり30kgで、この商品以外にもサイズバリエーションが豊富にあるので、設置場所に合わせて選べます。
■本体価格(2023年11月時点)
¥6,191(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
先ほど紹介した「プラス KR軽量ラック(天地4段)」の6段バージョンです。サイズは幅1212×奥行462×高さ1800mm、棚板1枚あたりの耐荷重は150kgと、重いものでもたっぷりと収納できます。「奥行」「幅」違いでも商品を展開しており、設置場所に合ったスチールラックが手に入るでしょう。
■本体価格(2023年11月時点)
¥19,800(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
先ほど紹介した「プラス KR軽量ラック(天地4段)」の6段バージョンです。サイズは幅1212×奥行462×高さ1800mm、棚板1枚あたりの耐荷重は150kgと、重いものでもたっぷりと収納できます。「奥行」「幅」違いでも商品を展開しており、設置場所に合ったスチールラックが手に入るでしょう。
■本体価格(2023年11月時点)
¥19,800(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
サイズ幅1200×奥行460×高さ1785mm、耐荷重棚板1枚あたりの125kgの5段メタルラックです。サビやキズに強く、長く愛用できます。棚板の高さが変えられるので、大きさがバラバラなものを収納したいときにもきれいに収まります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥18,500(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
サイズ幅1200×奥行460×高さ1785mm、耐荷重棚板1枚あたりの125kgの5段メタルラックです。サビやキズに強く、長く愛用できます。棚板の高さが変えられるので、大きさがバラバラなものを収納したいときにもきれいに収まります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥18,500(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
幅880×奥行450×高さ1650mmの4段スチールラックは、シンプルなブラックのデザインで落ち着きのあるオフィスにおすすめです。棚板1枚あたりの耐荷重は80kgで、棚板の高さは50mmピッチで自由に変更可能です。
■本体価格(2023年11月時点)
¥10,186(税込)
※製品本体の価格です。
幅880×奥行450×高さ1650mmの4段スチールラックは、シンプルなブラックのデザインで落ち着きのあるオフィスにおすすめです。棚板1枚あたりの耐荷重は80kgで、棚板の高さは50mmピッチで自由に変更可能です。
■本体価格(2023年11月時点)
¥10,186(税込)
※製品本体の価格です。
ホワイトグレーのシックな色合いがおしゃれな6段スチールラックです。ボトルを使わないボトルレスタイプで、複雑な組み立て作業が必要ありません。サイズは幅900×奥行450×高さ1800mm、棚板1枚あたりの耐荷重は200kgと、非常に丈夫なのが特長です。この商品には「奥行」「幅」違いの商品もあります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥26,100(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
ホワイトグレーのシックな色合いがおしゃれな6段スチールラックです。ボトルを使わないボトルレスタイプで、複雑な組み立て作業が必要ありません。サイズは幅900×奥行450×高さ1800mm、棚板1枚あたりの耐荷重は200kgと、非常に丈夫なのが特長です。この商品には「奥行」「幅」違いの商品もあります。
■本体価格(2023年11月時点)
¥26,100(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
価格を重視してスチールラックを選ぶときは、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
・収納物や使い方に合わせた耐荷重があるか
・キャスターやオプションパーツを含めてサイズが合うか
・使用環境に合った素材・塗装になっているか
・日本の製品基準を満たした安全性が備わっているか
それぞれについて詳しく解説します。
耐荷重とはどれだけの重さに耐えられるかを表した重さの値です。スチールラックの耐荷重には、棚板1枚あたりの耐荷重とラック1台の総耐荷重(棚板1枚あたりの耐荷重×棚板枚数)があり、スチールラックを購入する際は、収納物の重さよりも少し大きい耐荷重のものを選ぶことが大前提です。
また、棚板の1箇所に耐荷重と同じくらいの収納物を置くと、その部分に大きな負担がかかり、棚板がゆがんだり、壊れたりする可能性があります。これは耐荷重が、ものを棚板全体に分散して置くことを前提としているからです。そのため、置き方にも注意しましょう。
ラックにキャスターやオプションパーツを付けて使う場合には、実際に使用するスタイルのサイズを確認し、設置スペースにきちんと収まるかどうかを確認しましょう。ラックの本体サイズだけ確認して購入してしまうと、想定していた設置スペースに収まらない可能性があります。
スチールラックを選ぶときには、使用環境に適した素材や塗料が使われているかどうかも調べましょう。たとえば、雨風にさらされる可能性のある屋外やそれに近い環境の倉庫などで使用する場合、サビにくい素材が使われていたり防サビ、防汚のコーティングがされていたりすると、安心して長く使えます。オプションパーツも含め、使用環境に合った素材や塗料が使われているかをチェックしましょう。
重いものを収納することもあるスチールラックは、安全に長く使えるかがとても重要です。特に海外の安い製品の場合、日本の製品基準に満たしていない、JIS規格に対応していない、環境や人体に影響をもたらす素材や塗料が使われている、といった可能性があります。万が一このようなスチールラックを使って従業員がケガや体調を崩すようなことがあれば、ラックの価値以上の損失になるでしょう。そのため、安全性を特に重視して選ぶようにしましょう。
職場で使うスチールラックは、ホームセンターなどで売られている「家庭用」ではなく、安全性の高い「業務用」がおすすめです。アスクルでは紹介した商品以外にも、お手ごろ価格の業務用スチールラックを数多く取り扱っています。さらに法人なら2,000円以上のお買い上げで送料無料となり、より安くスチールラックを購入できます。また、組立設置サービスもあるため、大型スチールラックを購入したい場合でも安心かつスムーズな導入が可能です。業務用スチールラックの購入を検討しているなら、ぜひアスクルをご利用ください。
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2023年11月30日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
こちらからご確認ください。