近年、従業員がリラックスして仕事に取り組める、「リビングオフィス」が注目を集めています。ファブリックや木目の家具、観葉植物などを置いて温かみのある雰囲気にすることで、居心地のよいオフィスを目指す点が特徴です。この記事では、リビングオフィスをつくる4つのコツに触れながら、おすすめのインテリアや実例をまとめました。
リビングオフィスとは、まるで自宅のように心地よい、リラックスした雰囲気のオフィスです。従来のオフィスは、仕事ができる最低限のニーズを満たすように設計されており、デザインや設備も画一的であることがほとんどでした。しかし、近年の働き方改革により、居心地のよさに着目した新しいスタイルのオフィスが注目を集めています。海外を中心に、「リビングのようなオフィス」をコンセプトにレイアウト設計をする企業が増えており、日本でも今後ますます普及していくでしょう。
なかには、リフレッシュスペースやミーティングルームなど、一部のスペースにリビングオフィスの考え方を取り入れている企業もあります。オフィス環境の改善を検討している人は、居心地のよいインテリアや家具をまずは部分的に導入してみるのがおすすめです。
リビングのようなオフィスをつくるには、家具の素材や高さなどに注目するとよいでしょう。ここでは、リビングオフィスを目指すうえで意識するべき4つのポイントを紹介します。
リビングオフィスをつくるときは、配置する家具一つひとつの素材選びが重要です。オフィス家具にはスチールなどの金属製が多くありますが、それらは無機質でやや冷たい印象を与える可能性があります。木やファブリックなど温かみのあるナチュラルな家具をメインに選び、そのほかの素材はアクセント程度に抑えるとよいでしょう。オフィス家具メーカーで希望のデザインが見つからないときは、輸入家具や飲食店向けの家具など、ほかのメーカーのものも組み合わせてみてください。
「アール・エフ・ヤマカワ ハイカウンターテーブル」は、ちょっとしたミーティングスペースにぴったりなハイテーブルです。ウォルナット・ナチュラルの2カラーを展開しており、どちらも木目を基調としたシンプルなデザインを採用しています。コピー機や自動販売機の近くなど、人が集まりやすい場所に設置し、コミュニケーションを促進するマグネットスペースとして活用するのもおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥22,900(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「アール・エフ・ヤマカワ ハイカウンターテーブル」は、ちょっとしたミーティングスペースにぴったりなハイテーブルです。ウォルナット・ナチュラルの2カラーを展開しており、どちらも木目を基調としたシンプルなデザインを採用しています。コピー機や自動販売機の近くなど、人が集まりやすい場所に設置し、コミュニケーションを促進するマグネットスペースとして活用するのもおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥22,900(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「ネットフォース タム バーカウンターチェア」は、木製の背もたれが付いた、ヴィンテージ感あふれるハイチェアです。ネイビーやブラック、ブラウンなどの落ち着いたカラーだけでなく、遊び心のあるレッドやキャメルなどのカラーもあります。ミーティングスペースのカウンターテーブルに並べてメイン家具として使うのも、空間のアクセントとして取り入れるのもよいでしょう。
■本体価格(2023年12月時点)
¥23,156(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「ネットフォース タム バーカウンターチェア」は、木製の背もたれが付いた、ヴィンテージ感あふれるハイチェアです。ネイビーやブラック、ブラウンなどの落ち着いたカラーだけでなく、遊び心のあるレッドやキャメルなどのカラーもあります。ミーティングスペースのカウンターテーブルに並べてメイン家具として使うのも、空間のアクセントとして取り入れるのもよいでしょう。
■本体価格(2023年12月時点)
¥23,156(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「居心地のよい空間をつくりたいものの、オフィスのスペースに限りがある」という悩みは多く耳にします。家具のサイズを工夫することで、狭いオフィスでも過ごしやすい空間がつくれるかもしれません。
背の高い家具は視界をさえぎって圧迫感を与える原因になるため、なるべくロータイプの家具を選ぶとよいでしょう。家具の高さを低くすることで、部屋の奥に視線が届きやすくなり、ゆったりとした印象を与えられます。
とはいえ、すべての家具をロータイプにすると、デスクワーク中の姿勢が悪くなり、業務に支障をきたす可能性もあります。執務ルームのデスク・チェアは通常タイプを、ミーティングルームはロータイプを選ぶなど、用途によって使い分けるのがおすすめです。またワンフロアの場合は、背の高い家具を手前に、低い家具を奥に設置すると、空間を広く見せられます。
「関家具 クラッシュプロジェクト yuu ケイトコーヒーテーブル」は、高さ380mmのコンパクトなローテーブルです。セラミックとガラスを組み合わせたモダンなデザインが特徴で、ミーティングルームやリフレッシュスペースのアクセントとしても活躍します。セラミックは傷や熱、汚れなどに強いため、日頃の掃除がしやすいメリットもあります。
■本体価格(2023年12月時点)
¥92,235(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「関家具 クラッシュプロジェクト yuu ケイトコーヒーテーブル」は、高さ380mmのコンパクトなローテーブルです。セラミックとガラスを組み合わせたモダンなデザインが特徴で、ミーティングルームやリフレッシュスペースのアクセントとしても活躍します。セラミックは傷や熱、汚れなどに強いため、日頃の掃除がしやすいメリットもあります。
■本体価格(2023年12月時点)
¥92,235(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「コクヨ ラウンジチェア ノーション」は、温かみのあるファブリックを使用したラウンジチェアです。視線をさえぎるヘッドシェードが付いており、人目を気にせずゆっくりと休めるつくりになっています。また、ロータイプのコーヒーテーブルと合わせれば、書類やパソコンを持ち込んでゆったりと仕事をすることも可能です。リフレッシュルームはもちろん、執務ルームやミーティングルームの一角などへの導入もおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥255,640(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「コクヨ ラウンジチェア ノーション」は、温かみのあるファブリックを使用したラウンジチェアです。視線をさえぎるヘッドシェードが付いており、人目を気にせずゆっくりと休めるつくりになっています。また、ロータイプのコーヒーテーブルと合わせれば、書類やパソコンを持ち込んでゆったりと仕事をすることも可能です。リフレッシュルームはもちろん、執務ルームやミーティングルームの一角などへの導入もおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥255,640(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
観葉植物には疲れた目を癒したり、ストレスを緩和したりするリフレッシュ効果があります。生産性向上のためにオフィスを緑化している企業も多く、コミュニケーション活性化につながったという事例も少なくありません。小さいものであれば、上から吊るしたり壁に掛けたりと、デッドスペースを活用することも可能です。「世話をするのが大変」「枯らしてしまうかも」といった不安がある場合は、フェイクグリーンを取り入れてみてください。
存在感のある大きいサイズの観葉植物は、仕切りやパーテーションの代わりに使用するのがおすすめです。木目の家具とも相性がよく、空間のリラックス感を引き上げてくれます。また、ゆるやかに空間を区切るため、圧迫感を軽減する効果もあります。
「不二貿易 観葉植物 フィカス」は、ちょっとした目隠しにちょうどよい、高さ1,500mmのフェイクグリーンです。本物のようなリアルな質感にもかかわらず、比較的導入しやすいリーズナブルな価格が人気を集めています。「リフレッシュスペースが丸見えで落ち着かない」「テーブルの間にちょっとした仕切りが欲しい」といった場合に、パーテーションの代わりとして活躍するでしょう。
■本体価格(2023年12月時点)
¥11,715(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「不二貿易 観葉植物 フィカス」は、ちょっとした目隠しにちょうどよい、高さ1,500mmのフェイクグリーンです。本物のようなリアルな質感にもかかわらず、比較的導入しやすいリーズナブルな価格が人気を集めています。「リフレッシュスペースが丸見えで落ち着かない」「テーブルの間にちょっとした仕切りが欲しい」といった場合に、パーテーションの代わりとして活躍するでしょう。
■本体価格(2023年12月時点)
¥11,715(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「ベルク グリーンポット」は、卓上の設置にぴったりなラインタイプのフェイクグリーンです。デスク周りやロッカーの上、本棚など空いているスペースを簡単に緑化できるため、今ある家具を活かしてオフィスの雰囲気を変えたい場合に適しています。専用のフックで壁掛けもでき、レイアウトを変更することなく緑を取り入れられます。コストを削減しながらオフィスの雰囲気を変えたい場合や、リフレッシュルームなど部分的にフェイクグリーンを取り入れたい場合におすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥15,290(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「ベルク グリーンポット」は、卓上の設置にぴったりなラインタイプのフェイクグリーンです。デスク周りやロッカーの上、本棚など空いているスペースを簡単に緑化できるため、今ある家具を活かしてオフィスの雰囲気を変えたい場合に適しています。専用のフックで壁掛けもでき、レイアウトを変更することなく緑を取り入れられます。コストを削減しながらオフィスの雰囲気を変えたい場合や、リフレッシュルームなど部分的にフェイクグリーンを取り入れたい場合におすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥15,290(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「木目の家具で統一したものの、何となく味気ない印象になってしまった」という失敗は多くあります。リラックス感がありながらも、おしゃれな印象を与えるオフィスをつくるためには、小物やインテリアで差し色を取り入れることが大切です。
カラーコーディネートには、「配色黄金比」というカラーバランスがあります。ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーをそれぞれ70%・25%・5%の割合になるよう意識すると、調和の取れた空間になるという理論です。
アクセントカラーはクッションや膝掛けなど、小物に取り入れる色です。締め色やカラフルな色など、ベースカラーやアソートカラーよりも明度の低い色や、彩度の高い色を選ぶとよいでしょう。アクセントカラーを取り入れることで空間に深みが増し、個性や会社らしさをアピールすることも可能です。
「藤沢工業 FRENZ LDPシリーズ ラウンジスツール」は、鮮やかなカラー展開が特徴のスツールです。背もたれと肘置きは取り外し式で、肘置きを外して複数個並べたり、すべて外してコンパクトなスツールとして使ったりと、柔軟に組み合わせられます。ワンカラーで統一するのも、色違いで並べるのもおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥38,262(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「藤沢工業 FRENZ LDPシリーズ ラウンジスツール」は、鮮やかなカラー展開が特徴のスツールです。背もたれと肘置きは取り外し式で、肘置きを外して複数個並べたり、すべて外してコンパクトなスツールとして使ったりと、柔軟に組み合わせられます。ワンカラーで統一するのも、色違いで並べるのもおすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥38,262(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「無印良品 体にフィットするソファ」は、カジュアルなデニム素材のカバーが可愛らしいクッションソファです。体に合わせて包み込むように形が変化するため、リフレッシュルームや仮眠室などに適しています。一味違うソファを探している人や、リラックス効果の高い家具を探している人におすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥14,980(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
「無印良品 体にフィットするソファ」は、カジュアルなデニム素材のカバーが可愛らしいクッションソファです。体に合わせて包み込むように形が変化するため、リフレッシュルームや仮眠室などに適しています。一味違うソファを探している人や、リラックス効果の高い家具を探している人におすすめです。
■本体価格(2023年12月時点)
¥14,980(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
ここでは、実際にリビング風のインテリアをオフィスに取り入れている企業の事例を3つ紹介します。
まずは「株式会社MIXI」の渋谷スクランブルスクエアオフィスの事例を紹介します。こちらのフロアは、社員食堂やコラボレーションエリア、コンビニ、撮影スタジオなどがある多目的なスペースです。1人用のカウンターや複数人で座れるソファなど、さまざまな席を用意し、木目やファブリックなど温かみのある家具を使用しているのがポイントです。クッションやハイテーブルのブラックカラーが空間のアクセントになっています。
こちらは「コクヨ株式会社」のオフィスインテリア事例です。ゆったり仕事をしたり雑談したりできるリフレッシュスペースは、本棚でゆるやかに空間を区切った半個室タイプです。白い家具や観葉植物、緑のラグなどのナチュラルインテリアを配し、カジュアルで親しみやすい雰囲気に仕上げています。
群馬県に拠点を構える「株式会社日東システムテクノロジーズ」のオフィス事例です。集中したり休憩したり、従業員の自由な働き方を叶える「ABWエリア」を設けており、広々とした空間にソファやカウンター、テーブルなどが並びます。段差や植物などで空間を仕切り、さまざまな人がワンフロアで過ごせる設計にすることで、コミュニケーションの促進が期待できます。
リビングオフィスは、居心地のよさを追求したカジュアルな雰囲気のオフィスです。従業員の創造性を伸ばしたり、集中力をアップしたりする効果があることから、国内外で注目を集めています。
リビングオフィスの完成度は、レイアウトとインテリアで決まります。オフィスづくりのインテリア選びにはぜひオフィス用品が幅広くそろうアスクルをご利用ください。
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2023年12月28日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
こちらからご確認ください。