オフィスチェアは、長時間デスクワークを行うビジネスパーソンにとって重要な家具です。オフィスチェアはさまざまな製品が発売されていますが、その中でもエントリーモデルとしておすすめなのがコクヨ「エントリー」です。この記事では、エントリーの概要や特長、選ぶ際のポイントなどをまとめました。
・コクヨのオフィスチェア「エントリー」とは?
・コクヨ エントリーチェアが持つ4つの特長
・評判は?コクヨ エントリーチェアの口コミレビュー
・コクヨのエントリーチェアを選ぶポイント
・【条件別】コクヨのエントリーチェアおすすめモデル3選
コクヨのオフィスチェア「エントリー」は、名前の通りエントリーモデルとして人気の高いオフィスチェアです。独自に開発された腰回りのサポート機能を採用し、高機能な設計ながらも低価格に抑えられています。同じくコクヨの高機能モデルである「エアフォート」のデザインが踏襲されており、スタイリッシュでどのようなインテリアにも溶け込みやすい見た目が特長です。
また、優れたコストパフォーマンスを実現するため、通販限定で販売されています。
エントリーチェアのサイズは下記の通りです。
外寸法:幅675×奥行570×高さ950~1045mm
座面寸法:幅490×奥行430~470mm
座面高さ:435~530mm
重量:約13.7kg
オフィスチェアとしては一般的なサイズであり、誰でも使いやすい設計となっています。
コクヨのエントリーチェアには多くの特長がありますが、その中から特に注目しておきたいポイントを4点紹介します。
エントリーチェアには独自のランバーサポート機能が搭載されています。ランバー(lumbar)とは腰椎を意味し、ランバーサポートは腰回りをサポートする機能です。高価なエアバックの代わりにコクヨ独自に開発されたランバーサポートを採用することで、価格を抑えながら背骨のS字形状にフィットする機能を実現しました。ランバーサポートは、仕事や趣味で長時間作業をする機会の多い方に向いている機能です。
シンクロロッキング機能は主にハイクラスのオフィスチェアに搭載されており、背もたれの動きに連動して座面を最適な角度に自動でロッキングする仕組みです。これによって、長時間のデスクワークでも疲れを感じにくくなります。また、背もたれを初期位置で固定することも可能です。エントリーモデルでありながら、高価格帯と同程度の機能が搭載されていることからも、コストパフォーマンスに優れた製品であることが分かります。
エントリーチェアは個人の体格やデスクの高さにあわせて、座面の高さを415~510mm、奥行を430~470mmの範囲で調整できます。この機能によって小柄な人でも椅子に深く腰掛けられるようになるので、座りづらい体勢で長時間座りつづける必要がありません。
オプションとして肘かけとヘッドレストが選べます。肘かけは可動式のため、身長や体格にあわせて調整することで正しい姿勢をキープしやすくなります。ヘッドレストは首や肩への負担を軽減することが可能です。これらのカスタマイズによって、座り心地がより向上できます。
エントリーチェアには多くの使用レビューが寄せられています。その中から代表的な口コミを紹介します。
私は、腰痛もちで散々PLUS KC-K63SL等を購入しましたが、やっと3台目で本品に辿り着き大満足です。座面は大きく、更に前後に移動し適度に硬く、本当に快適です。デザイン性も良く、背部位はメッシュになっており、面積が広い割には素通しで先が見えるため、オフィスの空間が狭く感じません。背中の圧迫感も全くありません!(後略)
(引用元:アスクルお客様レビュー)
座面高さが低くて、奥行きも狭く丁度良い。160cm-170cmぐらいの身長なら丁度よいかと(^o^)欲を言えば、座面幅が3cmくらい小さいと尚良い。また、若干座面が固いかも、少し、木に当たる感じが...。使用して、4ヵ月経過、固さは変わらず。(中略)イーザチェアのように、カラーがもっとあればオフィスが楽しくなるのにな~、とも思いました。
(引用元:アスクルお客様レビュー)
座面の硬さに関しては賛否が分かれるようですが、座り心地の良さやサイズ感はおおむね高評価です。
コクヨのオフィスチェア「エントリー」にはいくつかのバリエーションがあります。それらの中から最適なものを選ぶ際には、「肘かけの有無」「脚の素材」「ヘッドレストの有無」の3点に着目することをおすすめします。
エントリーチェアの肘かけは「有り・無し」が選べます。肘かけの有無にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、主に「身体への負担」と「作業スペースの広さ」の2点に分けて考えられます。
肘かけは両腕の重さを逃がす役割を持つため、肩周りの負担の軽減につながります。その一方で、肘かけがない状態で使用するとスペースが広がるため、ゆったりと使用することが可能です。また、デスクの高さに関係なく肘かけが天板下に引っかかるかどうかを意識する必要もありません。肘かけがある製品と比べると省スペースで収まるため、オフィスの環境によっては肘かけがない方が便利な場合もあります。
また、肘かけがなければその分のコストも抑えられます。肘かけの有無は、用途や場所、目的など重視するポイントを踏まえて選びましょう。
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エントリーチェアの脚は、樹脂(ブラック)とアルミポリッシュの素材バリエーションから選べます。アルミポリッシュは樹脂よりも丈夫で耐久性があり、デザイン性も高いというメリットがあります。一方で、樹脂も十分な強度があります。機能性はもちろん、デザインの好みや予算に応じて選んでも問題ないパーツです。
エントリーチェアにはオプションでヘッドレストの装着ができます。ヘッドレストは頭部を預けることで後傾姿勢が取りやすくなり、正しい姿勢をサポートしてくれます。長時間のデスクワークを行うオフィスでは「有り」を、前傾姿勢が多い環境であったりコストを抑えたかったりする場合は「無し」を選ぶと良いでしょう。
コクヨのオフィスチェア「エントリー」には、さまざまなバリエーションがあります。ここからは、重視する条件別におすすめの製品をピックアップして紹介していきます。
エントリーチェアの基本装備であるランバーサポートやシンクロロッキング機能が搭載されています。脚部はブラックの樹脂製で、肘かけは付いていません。シンプルかつコンパクトなモデルのため、十分な広さのないオフィスでもストレスなく使用できます。
■本体価格(2024年2月時点)
¥25,190(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
エントリーチェアの基本装備であるランバーサポートやシンクロロッキング機能が搭載されています。脚部はブラックの樹脂製で、肘かけは付いていません。シンプルかつコンパクトなモデルのため、十分な広さのないオフィスでもストレスなく使用できます。
■本体価格(2024年2月時点)
¥25,190(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
座り心地を向上させる、可動肘かけとヘッドレストのオプションが付いたモデルです。アルミポリッシュ脚と、レッドカラーの座面でスタイリッシュな外観をしています。長時間のデスクワークに耐えられる機能性と華やかなデザイン性が両立しています。
■本体価格(2024年2月時点)
¥32,200(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
座り心地を向上させる、可動肘かけとヘッドレストのオプションが付いたモデルです。アルミポリッシュ脚と、レッドカラーの座面でスタイリッシュな外観をしています。長時間のデスクワークに耐えられる機能性と華やかなデザイン性が両立しています。
■本体価格(2024年2月時点)
¥32,200(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
基本装備に肘かけのオプションが付いたモデルです。ヘッドレストは付いていませんが、前傾姿勢でデスクワークをする使用パターンでは使い勝手が良く、コスト面、機能面ともにバランスが良い構成です。こちらもアルミポリッシュ脚でスタイリッシュな外観となっています。
■本体価格(2024年2月時点)
¥28,300(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
基本装備に肘かけのオプションが付いたモデルです。ヘッドレストは付いていませんが、前傾姿勢でデスクワークをする使用パターンでは使い勝手が良く、コスト面、機能面ともにバランスが良い構成です。こちらもアルミポリッシュ脚でスタイリッシュな外観となっています。
■本体価格(2024年2月時点)
¥28,300(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
コクヨのオフィスチェア「エントリー」はエントリーモデルとしての位置付けですが、独自開発のランバーサポートやシンクロロッキング機能を搭載した機能性の高いオフィスチェアです。価格を抑えるために通販限定の販売となっています。
アスクルのまとめ買いサービスは、エントリーをはじめとするオフィス家具の調達がスムーズに行える便利なサービスです。大量購入やオフィスのスケールにあわせたまとめ買いをしたい場合は、アスクルが提供するサポートをぜひ利用してください。
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2024年2月15日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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