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職場がうるさくて集中できない!オフィスの音問題と対策方法

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オフィスの音問題


「職場がうるさい」「集中できない」と感じたまま働くことは、従業員のストレスにつながります。本記事では、従業員の働きやすい職場づくりに取り組む担当者に向けて、音問題の原因と対策方法を紹介します。オフィスの騒音を軽減しつつコミュニケーションを活性化させるアイデアも知り、理想の職場を作りたい方は、ぜひご一読してください。







■テレワーク時代ならでは?"職場がうるさい"主な原因

現代のオフィスでは、活発なコミュニケーションが重視される傾向にある一方、テレワーク時代特有の音問題が発生し、従業員のストレスになるケースもあります。現代のオフィスで「職場がうるさい」「集中できない」などの不満が生じる原因は、主に以下の3つです。



●Web会議の音声

テレワークが普及している現代社会では、Web会議を実施する機会が多く、会議室が不足しているオフィスも少なくありません。自席でWeb会議に参加する場合には、周囲へ音声が漏れてしまい、騒音と捉えられることがあります。


Web会議に参加する本人にとっては、オフィス内の環境音が騒音です。環境音に邪魔されてWeb会議の会話を聞き取れないと、進行に支障を生じかねません。



●電話や雑談などの話し声

周囲の人の雑談や電話している人の音声も、「うるさい」と感じる原因のひとつです。ただし、近年では雑談を「コミュニケーションを活性化して生産性を高める手段」と捉えることも多く、一律的な禁止は難しい面もあります。



●キーボードのタイピング音

使用しているキーボードの種類や従業員の癖によっては、タイピング音が酷く響き、周囲の人を不快にするケースもあります。音に敏感な人にとっては、ボールペンをノックする音や咳払いなどもタイピング音と同様に、ストレスを感じる対象です。


従業員によっては、あえてタイピング音などを響かせ、自分が不機嫌であることをアピールするケースもあります。音による不機嫌のアピールは、周囲の人のプレッシャーやストレスを増長させる原因です。




■集中できない...。オフィスの音問題がもたらす3つの悪影響

オフィスの音問題を放置すると、従業員の心身に悪影響を与えるリスクがあります。音問題を放置することで懸念される悪影響の具体例は、以下の通りです。



●集中力が低下し生産性が下がる

「職場がうるさい」と感じている状況では集中力が欠如し、作業効率が低下します。集中力の欠如によってケアレスミスが増加すれば、普段通りのペースで業務を完了させるのが難しくなります。従業員の労働時間が長くなれば、組織としての生産性は低下し、業績に影響するリスクもあります。



●ストレスが増加し健康被害にもつながる

「うるさい」と感じる環境にいることは、人間にとってのストレスです。長期的騒音に晒されていると、頭痛・耳鳴り・難聴などの健康被害が生じる可能性も示唆されています。


また、音問題を放置しているオフィスは、従業員にとって働きやすい環境とは言えません。従業員の不満が募ると離職を招き、定着率が低下するリスクもあります。



●情報漏洩などセキュリティ上のリスクが生じる

周囲の人が「うるさい」と感じるほど、打ち合わせの電話やWeb会議の音声が筒抜けになっているような環境では、情報漏洩のリスクも高まります。たとえば、打ち合わせ相手の個人情報を復唱している音声が無関係の従業員に聞こえることは、プライバシーの侵害です。悪意のある従業員に個人情報が悪用された場合、企業の信用問題に発展するリスクもあります。




■【対策】 「うるさい・集中できない」職場環境を改善する方法

職場の音問題は、レイアウト・設備・コミュニケーションルールなどを見直すことで改善できるケースがあります。今すぐに実践できる職場環境改善策の具体例は、以下の通りです。



●吸音効果のあるパーテーションを設置する

デスクの間や会議室に吸音効果のあるパーテーションを設置すると、タイピング音や音声の拡散を防止できます。デスク周りのスペースが少ない場合には、卓上タイプのパーテーションを活用する方法が一案です。カーペットやカーテンも吸音・遮音効果のあるものに変更すると、より効果的な対策が可能です。


吸音と遮音は、いずれもオフィスの音対策に役立つ手法であるものの、意味合いが異なります。吸音とは、グラスウールのように多くの穴が空いた素材によって音を吸収し、拡散を防止する手法です。対して遮音とは、石膏ボード・コンクリートのように固く密度の高い素材で音を遮り、外部へ聞こえにくくする手法を意味します。



オカムラ ジャスタス単体置き吸音パネル

オカムラ ジャスタス単体置き吸音パネル

「ジャスタス単体置き吸音パネル」は、オフィス家具のトップメーカー「オカムラ」とアスクルが共同開発した、適度に視線を遮る高さのパーテーションです。フェルト素材が使用されており、デスク周りに設置すると音の拡散防止効果が期待できます。


■本体価格(2024年7月時点)
¥49,860(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



→商品詳細はこちらから


オカムラ ジャスタス単体置き吸音パネル



「ジャスタス単体置き吸音パネル」は、オフィス家具のトップメーカー「オカムラ」とアスクルが共同開発した、適度に視線を遮る高さのパーテーションです。フェルト素材が使用されており、デスク周りに設置すると音の拡散防止効果が期待できます。


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ドリックス フェルメノン 吸音集中ブーススタンド 卓上型

ドリックス フェルメノン 吸音集中ブーススタンド 卓上型

「吸音集中ブーススタンド」は、自席で集中して作業したい時に役立つ卓上タイプのパーテーションです。使用しない時はコンパクトに折り畳み、省スペースで保管できます。吸音集中ブーススタンドには、吸音効果の期待されるフェルト素材が使用されていて、自席でWeb会議する際の情報漏洩対策にも有効です。


■本体価格(2024年7月時点)
¥36,490(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



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●集中エリアや打ち合わせエリアを設ける

レイアウトの見直しで職場環境を改善したい場合は、音の発生源となる機器や場所とは離れたエリアに、集中作業用のスペースを設置しましょう。物理的な距離の確保が難しい場合には、一定の高さがあるパーテーションを設置し、集中作業もしくは会議用ブースを作成して従業員に開放する方法が一案です。電話ボックスタイプの個室ブースはもちろん、セミオープンタイプのブースにも、集中力を高めたり会議の音漏れを防止したりする効果が期待できます。



オカムラ ジャスタステーブルブース

オカムラ ジャスタステーブルブース

「ジャスタステーブルブース」を使用すると、開放的なオフィスの一画に、1人用の集中作業ブースを設置できます。テーブルが台形のタイプは比較的ゆったりとしたサイズで、ノートPCとモニターを併用し、作業する際にも便利です。


■本体価格(2024年7月時点)
¥114,300(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



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オカムラ ジャスタステーブルブース



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オカムラ ジャスタスソファブース

オカムラ ジャスタスソファブース

「ジャスタスソファブース」は、フェルト素材のパーテーションが付属した1人用ソファです。ジャスタスソファブースにはサイズ違いの2人用商品もあり、パネル部分の面ファスナーテープで連結することにより、ファミレススタイルの打ち合わせスペースを作成できます。


■本体価格(2024年7月時点)
¥132,300(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



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●サウンドマスキングを導入する

サウンドマスキングとは、「マスキング音」と呼ばれる特殊な音を流し、周囲の音を聞こえにくくすることです。サウンドマスキングをオフィスに導入するには、フロア全体に専用システムでマスキング音を流す方法と、個人デスクの下部にスピーカーを設置する方法の2種類があります。フロア全体にマスキング音を流す場合、天井内部にスピーカーを埋め込めば、オフィスの景観を損ないません。



●コミュニケーションのルールを明確にする

職場の雑談やWeb会議の音声を「うるさい」と感じる人が多い場合は、コミュニケーションルールを見直し、従業員を教育しましょう。たとえば、従業員の交流用にリフレッシュスペースを設置した上で、自席での雑談を控えるように教育すると、周囲の人への影響を回避できます。Web会議の音声を気にする人が多い場合には、専用スペースを設置し、自席での実施を禁止する方法が一案です。


音問題に配慮しつつ職場のコミュニケーションを活性化するためには、メールやチャットを活用させる方法もあります。チャットを活用する場合のルールも策定し、従業員に周知すれば、積極的なコミュニケーションを促すことが可能です。



おわりに

周囲の音が気になって仕事に集中できない環境は、従業員にとってのストレスです。Web会議の音声が周囲に漏れている場合、セキュリティ上の問題も発生します。この記事で紹介したアスクルの商品を有効に活用し、音問題が気になりにくい快適な職場を作ってください。


「アスクルオフィスづくりサービス」では、お客様のオフィスレイアウトに応じた音対策商品の提案を行えます。オフィス家具のまとめ買いにも対応できますので、お気軽にご相談ください。



アスクル株式会社「アスクルオフィスづくりサービス」
https://www.askul.co.jp/f/services/furniture/




編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 
制作日:2024年8月19日

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