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革新はソーシャルクラブから?東急の超ユニークな社会実装型オープンイノベーション拠点「SOIL」に潜入してみました

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SOIL(Shibuya Open Innovation Lab、ソイル)

SOIL(Shibuya Open Innovation Lab、ソイル)



オープンイノベーションは、企業の内部と外部のアイディアを有機的に結合させ、新たな価値を創造する研究開発手法です。


この言葉は、グローバル化、ニーズの多様化、ライフサイクルの短期化など変化の速い市場環境や政府の後押しを背景によく知られるものとなりましたが、「自前主義」や取引先中心で広がりのない社外ネットワークなど、社内にノウハウの蓄積がない企業では、必要性を感じながらも、どう取り組むべきかわからないことも少なくないようです。


近年、オープンイノベーションを進める企業への支援策として、デベロッパーやコワーキングスペース企業が手がけたオープンイノベーション支援と銘打った施設が増えています。そういった施設では、オフィスビル内に他社との交流用のスペースを設け、会員企業とベンチャーとのマッチングやオープンイノベーションをテーマにしたセミナー開催などのサービスを提供しているのが一般的です。


今年7月、デベロッパーが仕掛けたオープンイノベーション支援拠点としてはたいへんユニークな施設が、再開発進む渋谷に登場しました。


名称は「SOIL(Shibuya Open Innovation Lab、ソイル)」(以下、SOIL)。


渋谷再開発を進める東急株式会社が、オープンイノベーションで「社会実装」を図ることを目的に設立した施設です。社会実装とは、新しい技術やノウハウを社会に実利をもたらす成果に発展させることで、より現実的、実際的なイノベーションを目的としています。


「社会実装」を掲げる支援拠点というだけでも他に例のない「SOIL」ですが、そのコンセプトや運営形態など、数多くのユニークな特徴を持ち、他とは一線を画す個性的な空間となっています。


「SOIL」を企画し運営を担当している東急株式会社の加藤由将氏(フューチャーデザイン・ラボイノベーション推進担当課長補佐)にお話を伺いました。


東急グループとスタートアップを繋ぐ「東急アクセラレートプログラム(TAP)」にスタート時から関わっている加藤氏による「SOIL」は、オープンイノベーションの現場を知り尽くした氏ならではの考えが盛り込まれていました。



■コワーキングスペースでもない、シェアオフィスでもない施設、「SOIL」


渋谷駅を出て徒歩数分、坂道の上り口に「SOIL」が入るビルがあります。


デベロッパーが手がけるオープンイノベーション拠点は、新築ビル内に設けられることが少なくありませんが、「SOIL」は雑居ビルの7階です。



ビルの外観。この7Fが「SOIL」のフロア

ビルの外観。この7Fが「SOIL」のフロア



エレベーターで7Fへ。エレベーターホールを降りると目の前がエントランスです。


カードキーで中に、エントランスの奥に応接セット風の椅子とテーブルが並ぶサロン風のメインスペースがありました。



エントランス。奥にイスやテーブルが並ぶメインスペースが見えます。 画像提供: 東急株式会社 (※)

エントランス。奥にイスやテーブルが並ぶメインスペースが見えます。 画像提供: 東急株式会社 (※)



「SOIL」のメインスペースは、一見、コワーキングスペースのコミュニケーション用の共有スペースのように見えます。


ただ、応接室風の低いテーブルやイスばかりが並んでおり、作業用のデスク類はまったく見当たりません。メインルームのほかには、会議室や、日本経済新聞社が使用している個室があるだけで、作業用の部屋があるわけでもありません。



「SOIL」のメインとスペース。画面中央左がエントランスからの扉  画像提供: 東急株式会社 (※)

「SOIL」のメインとスペース。画面中央左がエントランスからの扉 画像提供: 東急株式会社 (※)



――まるで喫茶店かホテルのラウンジのような空間ですね。


「SOIL」は、「ワーキングオフィス」でも、「コワーキングスペース」でも、「シェアオフィス」でもありません。現在の日本には事例があまりない施設なので、ちょうどいい言葉がないのですが、海外で「ソーシャルクラブ」と呼ばれる形態が近いと考えています。


(「SOIL」を企画し運営を担当している東急株式会社の加藤由将氏、以下同)



――ソーシャルクラブ。いわゆる会員制の「社交クラブ」ですね。


言わば、ビジネスのための"社交場"です。特定の実績や共通点を持った方々が会員として所属しており、ふらりと訪れて情報の交換をしたり、交流を通して、自分自身を高めたりビジネスを拡張していけるような場所です。


海外ではよく知られた存在のようで、「SOIL」を立ち上げた後「ソーシャルクラブだね」と言われて、調べてみたら、まさしくその通りでした。



――「仕事場」ではなく、「社交」の場なのですね。会員企業が自由に交流するスペースということでしょうか。


「SOIL」会員は企業ではなく、あくまでも個人の方が対象です。また、会員募集は行っておらず、招待会員制のみで一般募集は行っておりません。「SOIL」のコンセプトにご賛同いただける方に対し、こちらからご招待させていただく形式を採っています。



――会員募集を行っていないのは、オープンしたばかりの試験運用中だからですか。


「SOIL」のコンセプトに基づくものです。今後とも、招待制、個人会員の基本ルールを変更する予定はありません。


イベントについては、主催者の方針にしたがって運用しています。ただし、会員以外の方でも参加できるイベントが開催されることもあります。



――クローズドなサークルなのですね。招待されているのはどのような方々ですか。


会員情報は非公開とさせていただいていますが、指針としては、社会実装のハブとしての「SOIL」を有効活用していただける方々です。たとえば企業内で新規事業を立ち上げたようの方、スタートアップなら自社だけでなく幅広いネットワークを持っている方、投資家なら投資実績が豊富にある方などです。



――オープンイノベーションの必要性を把握していて、イノベーションを起こす知見や手段、モチベーションを持っている方々、ということですね。


イノベーションにおいては、「面白い」「進めてみよう」というスピード感が大切です。せっかく「SOIL」できっかけが生まれても、社に持ち帰って検討するとか、上司に相談するとか、間が空いてしまうと、イノベーションは生まれにくくなります。物事を進めていくと様々な条件や障害が発生します。それらを乗り越えて実行していく力のある方々に集まっていただきたいと考えています。



加藤由将氏(東急株式会社 フューチャーデザイン・ラボ イノベーション推進担当 課長補佐)

加藤由将氏(東急株式会社 フューチャーデザイン・ラボ イノベーション推進担当 課長補佐)



■「クローズ」なサークルで進める、「オープン」な変革


他のデベロッパーが自由に参加できるオープンスペースを開設するなか、「SOIL」が目指したのは、その逆方向とも思える「ソーシャルクラブ」形式のサークルでした。


このスタイルが、どのようにオープンイノベーションに繋がるのでしょうか。




――会員の方々はどのように「SOIL」を利用されているのですか?


会員の方は、予約の必要はありません。スマートロックで自由に入退出いただいています。同伴者など基本的な取り決めはありますが、使い方を規定するようなルールは決めていません。


ふらりと立ち寄られて仕事をされている方もいれば、打ち合わせに使われる方もいらっしゃいます。会員の方は、基本的に何をしていただいてもいい空間です。



――そのなかからイノベーションが生まれてくると。


「SOIL」は、会員の方々が自由にコミュニケーションを取りあえる場所です。そこに、テクノロジーやビジネスモデルの知識や判断力を身につけた「SOIL」のスタッフが、「このような勉強会が行われるので参加してみませんか」とか、「こういうノウハウを求めている方がいらっしゃいます」というように会員同士を結びつけるコネクタの役割を果します。


理想は、そうしたスタッフのサポートが必要なくなることです。会員同士が勝手にコミュニケーションして、勝手にイノベーションを生み出せる場所になること。そこまで行くには時間がかかると思いますが、ひとつの目標ではあります。



――会員のニーズをもとにマッチングしていくのですね。


入会時には時間をとってヒアリングを行いますが、ニーズだけを確認しているわけではありません。手がけているビジネスやネットワーク、読書傾向や大事にしていることなど、パーソナルなことまで伺っています。


オープンイノベーションの根本はコミュニケーションですから、ビジネス上のニーズが合ったとしても、人格や趣味指向が合わずに広がらないことも多々あるのです。


スタッフは、ヒアリングで収集した情報と、日々の接触から得た情報をもとに、コミュニケーションマネージャーという立場からサポートを行っていきます。



――人同士の結びつきを重視しているのですね。人を取り巻く環境面は、どうでしょう。


コミュニケーションの基本は「人」ですが、「空間」も同様に重要です。


「SOIL」のSは「Shibuya」ですから、渋谷という都市空間の特徴を取り入れています。渋谷はもともと、オープンイノベーションを促進する特性をもっていますから。



――渋谷はたしかに革新性のある街というイメージがあります。


渋谷の持つ「多様性」「寛容性」「流動性」「猥雑性」を「SOIL」の設計に生かしました。


まず「多様性」。様々な価値観が同じように存在していい場所です。これはフロアのインテリアにも応用していて、たとえば椅子やテーブルは全部異なる種類になっています。


「寛容性」は、自分と相手の違いを認め、それぞれに価値を認める高い許容度です。


「流動性」は、人の行き来が激しく、いつ来ても同じ顔ぶれではなく、来るたび来るたび違う人がいる場所ということです。情報の流れも速くなります。


最後に「猥雑性」。渋谷はもともとアンダーグラウンド的な伝統のある街です。公明正大ですべてが公開されている場所ではなく、ちょっとした秘密空間もまた存在する土地柄です。たとえば「SOIL」では、会員リストは非公開にしています。会員の方々でも、自分以外に誰がいるのかわかりません。いつどこで誰に出会えるかわからない、ミステリアスな場所だと言えるでしょう。


様々な考えやネットワークを持つ人たちがふと出会って、「それ面白いですね、ちょっと進めてみませんか」といった、ちょっとした会話から新しい可能性が広がっていく場所。


渋谷の街のように、どんな話がされて始まってもいい、そんな猥雑だけれど刺激的で、型にはまらない自由な空間を実現しようと考えました。



――7月にオープンしたばかりですが、手応えはいかがですか?


すでに複数の動きがあります。あるスタートアップが持つ技術が、東急ではない大企業のプロジェクトと相性がよいということで連携の場が設けられたり、ある会社で人材が不足している事業を、その業務を得意としている別会社が支援することになったり、まさしく社会実装の成果につながる流れが生まれつつあります。



■「SOIL」が都市空間にもたらす新しい価値

再開発が進む渋谷駅周辺

再開発が進む渋谷駅周辺



――会員の利用料はどういう仕組みになっていますか。


会員の方からは会費などの利用料をいただいていません。会員の方にお願いしていることは、どんどん利用して、イノベーションを起こしていただくことだけです。



――利用料で運用されている施設ではないと。では、東急電鉄にとって、「SOIL」はどのような位置づけになるのでしょうか。


「SOIL」は、オープンイノベーション拠点であると同時に、渋谷エリアの魅力を向上させるための都市機能でもあります。


現在、渋谷駅では当社が関わる再開発が進行中です。当社は、デベロッパーと言っても鉄道というインフラを持っていますから、「物件」よりも「街づくり」を優先して考える文化があります。つねにエリアの魅力や価値を高めることを考えています。


今、東京都内のビルは供給過多と言われています。過多なら当然価格が下がりますが、みんなが「使いたい」「行きたい」と思う場所なら、下げなくてもいい。


「SOIL」は、ビジネスコミュニティを生み出すことでエリアの価値向上に貢献するという役割を持って設立されました。



――「SOIL」がエリアにもたらす価値とはどのようなものですか。


複数のデベロッパーが新しいビルを建てたとしても、フロアの中だけを見て、どのデベロッパーが手がけたビルかを見分けられる人はあまりいないでしょう。ハードの影響は、エリアの魅力を考えるとき、さほど大きくはないのです。


10年後、さらにその先を考えたとき、都市空間の価値を計るものが何かと言えば、そこに良質のコミュニティがあるかどうかです。


「他の町にはこんなところはないよね」「渋谷からできることがある」「渋谷ってすごい街だね」という評価が広がれば、さらに多様な人たちが集まってきます。渋谷の付加価値はさらに上がり、経済活動も活発になっていくでしょう。



――渋谷で成功すれば、ほかの地域でも展開する計画ですか?


こうしたコミュニティ作りは、どこでもできるものではありません。新しいビジネスに関わる人が少ない場所、人の流入が少ない場所で「SOIL」のような施設が成り立つかといえば、難しいのではないでしょうか。良質なコミュニティを作るには、エリアのポテンシャルが重要です。


「SOIL」は、様々な人が集まり、新しさを求める文化が根付く渋谷だからこそ成立すると考えています。まず、この渋谷の地でSOILを完成させることが最優先です。



――渋谷という地で、長期的な視野でコミュニティを育てていくのですね。


「SOIL」はShibuya Open Innovation Labの略ですが、「Soil=土壌」という意味もこめています。当社は、渋谷にイノベーションを生み出す「生態系」を創りたいと考えています。「SOIL」はそのための「土壌」です。これから先、10年後、20年後。50年後を見据えて価値ある「土壌」に育てていきます。



■フロアデザインに込められた、生きたノウハウ


「SOIL」が目指す良質なコミュニティを作り実現するために、フロアにどのような工夫が盛り込まれているのでしょうか。


これまで多くの企業の引き合わせやイベントを行ってきた加藤氏が経験から得たノウハウを伺ってうかがってみました。



――デザインのポイントについて教えてください。


重視したのは、人を結びつけやすい環境かどうか、ということです。


たとえば初対面のとき、会議室のような大きなテーブルを挟むように座り、さらにノートパソコンを開いてしまうと、心理的なハードルがぐっと上がってしまいます。


コミュニケーションコストを下げるため、見晴らしの良いフロアにしました。背の低い机と椅子しか置いていません。人との距離も近くなり、テーブルにパソコンを置いてもが相手の視線を遮りません。



――コミュニケーションしやすい環境なのですね。


最初にガチっとした場で堅い雰囲気で始めると、話が動き出すまでに時間がかかってしまいます。低い目線でカジュアルにスタートできると、早く打ち解けられる、つまり早く実務に着手できるわけです。このスピード感は、想像以上その後の展開に影響してくる要素です。



――家具選びでは、どんな点にこだわりましたか?


多様性を重視しているので、ブランド等へのこだわりはありません。家具量販店のものも多いですよ。


ただ、空間全体としてのUX(ユーザーエクスペリエンス)は重視しています。


「SOIL」という「土壌」をベースにした生態系というコンセプトで、森をモチーフにしたデザインになっています。床の色も土色に着色しました。柱や壁は森に立つ木の幹です。これから観葉植物が入る予定なので、森に葉が繁ったというイメージが出るでしょう。



【注】「SOIL」では、コミュニケーションや問題解決のためのイベントや勉強会なども、定期的に開催しています。そのため、イベント運営時の使い勝手も考慮されています。



――イベント時のセッティングはどのようになりますか。


フロアの両端に一段高いスペースを設け、イベント時にはダブルステージとして利用できるようにしました。それぞれステージの幅が違います。


一般的なイベントなら、幅が狭い側をステージにして、中央のスペースに椅子を並べるだけで行うことができます。後方に一段高いステージが取れるので、後ろからもステージがよく見えるようになっています。登壇人員が多かったり、ステージに場所をとるようなイベントの場合は、逆転させて幅の広い側をステージに使うことができます。


照明、音響はイベントでの使用を想定して選んでいます。ライトは0%から100%まで調光が可能。完全密閉空間にできる構造になっていて、防音面も万全です。イベント中に、隣でケータリングの準備をしていても、音や匂いをシャットアウトできます。集中がそがれるようなことはありません。



一般的なイベント用のセッティング。手前が幅の広いスペース。スペースを使うイベントの際はこちらを利用する  画像提供: 東急株式会社 (※)

一般的なイベント用のセッティング。手前が幅の広いスペース。スペースを使うイベントの際はこちらを利用する 画像提供: 東急株式会社 (※)


フロアの両端にある、一段高くなったスペース。幅が狭いステージ(写真上)、広いステージ(写真下)として使用できる


フロアの両端にある、一段高くなったスペース。幅が狭いステージ(写真上)、広いステージ(写真下)として使用できる

フロアの両端にある、一段高くなったスペース。幅が狭いステージ(写真上)、広いステージ(写真下)として使用できる



――エレベーターを降りれば入り口なので、動線もシンプルですね。


セキュリティの厳しいビルでは、参加者全員の名前を申告したり、ケータリングを入れようとすると、搬入搬出申請が必要だったり、運営が煩雑になる傾向があります。


その点「SOIL」は、エントランスのドアをオープンしておけば、エレベーターを降りてすぐ会場です。誘導のスタッフを置く必要もありません。


会員の方々も、いつでも気軽にさっと入って来ることができます。ビル選びの際にこだわったポイントです。



――イベントはどのような方針で企画されているのですか。


「社会実装」につながる内容を重視しています。「SOIL」では、「社会実装」を「0→1」ではなく「1→N」のインプリメンテーション(実装)と定義しています。


「0→1」は、未だ実用化されていない技術を形にしようとする段階です。そのため、様々な人が集まるワークショップ的な活動が中心になります。


一方、「1→N」は、すでに1という技術があり、それを育てて「N」にしようという段階で、これが「社会実装」です。


「1→N」では、「こんな技術があります、あなたはどうしますか」という1対1のディスカッションが基本になります。「SOIL」では「みんなで考えていきましょう」というイベントは行いません。そういう会場はほかにもありますから。


サービスプロダクトとして成立しているものを、どう使えばもっと役立つか、どうすればもっと普及するのか、規制があるならどう解決するか、という社会実装への道筋を作っていくようなイベントを展開していきたいと考えています。



加藤由将氏(東急株式会社 フューチャーデザイン・ラボ イノベーション推進担当 課長補佐)







入社直後から新規事業を担当してきたという加藤氏。社内に解答が存在しない新規事業に携わるなか、様々な壁にぶつかったそうです。そんなとき、大きな力になったのは、社外のネットワークから得られたインスピレーションだったとのこと。


そんな経験から、加藤氏は、以前から社内と社外の接点となるスペースの構築を構想していました。


企業が交流するための拠点を作るという考えをさらに推し進めて、人、環境、接続を支援するスタッフ――オープンイノベーションに必要なすべての要素を、設計し最適化していこうという「SOIL」のスタイル。


そのまま導入するのは難しくても、オープンイノベーションを目指す企業にとって、「SOIL」に盛り込まれたノウハウや考え方には参考にできるところがあると感じました。


また、イノベーションを育成するコミュニティが存在することが、エリアの価値向上につながるという発想にも注目です。再開発が進み変貌をとげていく渋谷において、「SOIL」の存在が今後どのように関わっていくのか、興味はつきません。






取材協力

SOIL(Shibuya Open Innovation Lab)

東急アクセラレートプログラム(TAP)




編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局(※印の画像を除く)
取材日:2019年9月25日




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