長時間のデスクワークでは、従業員の体に過度な負担がかかり、モチベーションや生産性の低下を招くことがあります。本記事では、オフィス環境の改善に真剣に取り組みたいと考える企業経営者や担当者の方に向けて、デスクワークにおすすめの人気チェアや選び方のポイントを解説します。
長時間のデスクワークでも疲れにくいオフィスチェアを導入することで、従業員の体にかかる負担を軽減でき、生産性の向上にもつながります。ここでは、長年にわたりオフィス家具販売に携わる「アスクル」が扱っている、疲れにくいおすすめのオフィスチェア10個を厳選して紹介します。
「オカムラ ジャスタスチェア」は、アスクルとオフィス家具トップメーカー「オカムラ」が共同で開発したチェアです。背中の曲線をサポートするランバーサポートや、お尻にかかる体圧を分散する異硬度クッションを採用している点が特徴です。
座面の高さも調節できるため、個人の体型にあわせて使用できます。また、適度な弾力性と通気性を有するメッシュ素材を座面や背もたれ部分に採用しているため、暑い時期でも安心して長時間のデスクワークに取り組めます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥31,900(税込)
「オカムラ ジャスタスチェア」は、アスクルとオフィス家具トップメーカー「オカムラ」が共同で開発したチェアです。背中の曲線をサポートするランバーサポートや、お尻にかかる体圧を分散する異硬度クッションを採用している点が特徴です。
座面の高さも調節できるため、個人の体型にあわせて使用できます。また、適度な弾力性と通気性を有するメッシュ素材を座面や背もたれ部分に採用しているため、暑い時期でも安心して長時間のデスクワークに取り組めます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥31,900(税込)
どのようなオフィス空間にもマッチする、シンプルかつ洗練されたデザインを採用した製品です。オートバランスロッキング機能を搭載しており、使用者の体重にあわせてロッキングの強弱が自動的に調整されるため、無理のない姿勢で業務に取り組めます。
別売りの可動肘を取りつけることも可能です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥27,815(税込)
どのようなオフィス空間にもマッチする、シンプルかつ洗練されたデザインを採用した製品です。オートバランスロッキング機能を搭載しており、使用者の体重にあわせてロッキングの強弱が自動的に調整されるため、無理のない姿勢で業務に取り組めます。
別売りの可動肘を取りつけることも可能です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥27,815(税込)
「Netforce(ネットフォース) ウェルビー」は、人間工学に基づくエルゴノミクスデザインを採用したオフィスチェアです。最大125度、4段階で背もたれを好みの角度に固定できるシンクロロッキング機能を備え、健全な着座姿勢の維持を実現します。
座面を前後に5cmスライドさせられるのも特徴です。使用者の体格や利用シーンにあわせて調整することで、座面とお尻、背中と背もたれのフィット感を増すことができ、腰への負担を和らげます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥33,431(税込)
「Netforce(ネットフォース) ウェルビー」は、人間工学に基づくエルゴノミクスデザインを採用したオフィスチェアです。最大125度、4段階で背もたれを好みの角度に固定できるシンクロロッキング機能を備え、健全な着座姿勢の維持を実現します。
座面を前後に5cmスライドさせられるのも特徴です。使用者の体格や利用シーンにあわせて調整することで、座面とお尻、背中と背もたれのフィット感を増すことができ、腰への負担を和らげます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥33,431(税込)
こちらの製品は「コクヨ」のロングセラーシリーズとなるオフィスチェアです。4段階で調整できるロッキング調節機能を備えているほか、5段階でロッキングの反力を調整する機能を搭載しています。
座面の高さを90mm、奥行を50mmの範囲で調整できるため、さまざまなデスクの高さや体型、作業姿勢にマッチします。また、背もたれ面の形状を個人差にあわせて調節できるランバーサポートや、骨盤を支えるベース層にクッション層を重ねることで安定した姿勢を保つポスチャーサポートシートを採用している点も特徴です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥95,921(税込)
こちらの製品は「コクヨ」のロングセラーシリーズとなるオフィスチェアです。4段階で調整できるロッキング調節機能を備えているほか、5段階でロッキングの反力を調整する機能を搭載しています。
座面の高さを90mm、奥行を50mmの範囲で調整できるため、さまざまなデスクの高さや体型、作業姿勢にマッチします。また、背もたれ面の形状を個人差にあわせて調節できるランバーサポートや、骨盤を支えるベース層にクッション層を重ねることで安定した姿勢を保つポスチャーサポートシートを採用している点も特徴です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥95,921(税込)
理想の座り心地を追及し、ワークパフォーマンスの向上を狙った製品が「イトーキ アクトチェア」です。アジャスト&アクティブをコンセプトに開発されており、最大20度まで傾斜可能なシンクロロッキング機能を備え、5つの角度で固定が可能です。
また、肩の動きにあわせて回転するピボット構造のバックレストを採用しているため、上半身をスムーズに動かせます。調節レバーはすべて座面右下に配置されており、座面の高さも座ったまま調節できます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥101,385(税込)
理想の座り心地を追及し、ワークパフォーマンスの向上を狙った製品が「イトーキ アクトチェア」です。アジャスト&アクティブをコンセプトに開発されており、最大20度まで傾斜可能なシンクロロッキング機能を備え、5つの角度で固定が可能です。
また、肩の動きにあわせて回転するピボット構造のバックレストを採用しているため、上半身をスムーズに動かせます。調節レバーはすべて座面右下に配置されており、座面の高さも座ったまま調節できます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥101,385(税込)
「エルゴヒューマン ENJOY2」は、首元から後頭部までをカバーするハイバックタイプのオフィスチェアです。人間工学に基づく設計を採用したモデルであり、世界の50カ国以上で高い評価を得ています。
ランバーサポート一体型のバックレストが背中全体を支え、可動域の広いアームレストがさまざまな体型やワークスタイルにマッチし、肩や腕の疲労を軽減してくれます。座面にはフィット感と通気性に優れたメッシュ素材が採用され、表面の圧力を均等に保ってくれるため長時間の使用にも最適です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥99,900(税込)
「エルゴヒューマン ENJOY2」は、首元から後頭部までをカバーするハイバックタイプのオフィスチェアです。人間工学に基づく設計を採用したモデルであり、世界の50カ国以上で高い評価を得ています。
ランバーサポート一体型のバックレストが背中全体を支え、可動域の広いアームレストがさまざまな体型やワークスタイルにマッチし、肩や腕の疲労を軽減してくれます。座面にはフィット感と通気性に優れたメッシュ素材が採用され、表面の圧力を均等に保ってくれるため長時間の使用にも最適です。
■本体価格(2024年9月時点)
¥99,900(税込)
独創的な外観デザインが印象的な「内田洋行 オフィスチェア Reflek」は、さまざまな体格の使用者が快適に利用できるよう、豊富なサポート機能と調節機能をもたせたオフィスチェアです。
背もたれにメッシュ素材を採用し、すり鉢状の背当たり面を設けることで使用者の腰部と骨盤を優しく包み込みます。また、座面には3層構造のクッションを使用し、後方の外縁部は硬めに、中心から前方にかけては柔らかめにすることで、姿勢の安定感を高め、太ももの圧迫感を低減して快適な座り心地を実現しています。
■本体価格(2024年9月時点)
¥100,479(税込)
独創的な外観デザインが印象的な「内田洋行 オフィスチェア Reflek」は、さまざまな体格の使用者が快適に利用できるよう、豊富なサポート機能と調節機能をもたせたオフィスチェアです。
背もたれにメッシュ素材を採用し、すり鉢状の背当たり面を設けることで使用者の腰部と骨盤を優しく包み込みます。また、座面には3層構造のクッションを使用し、後方の外縁部は硬めに、中心から前方にかけては柔らかめにすることで、姿勢の安定感を高め、太ももの圧迫感を低減して快適な座り心地を実現しています。
■本体価格(2024年9月時点)
¥100,479(税込)
あらゆるシーンでの快適な使用を実現した製品が「Steelcase(スチールケース) シンクチェア」です。使用者の体重にあわせて背もたれの反力を自動的に調節する体重感知メカニズムを搭載しています。人間の身体の動きに直感的に応えてくれるため、手動でリクライニングの強さを調整する必要がありません。
ランバーサポート機能や座面の奥行調整機能を搭載しているほか、アームレストは高さ、幅、角度、奥行きを自在に調節可能です。誰もが簡単に操作できるようユーザビリティも考慮されており、迷わずに調整の操作が行えます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥175,450(税込)
あらゆるシーンでの快適な使用を実現した製品が「Steelcase(スチールケース) シンクチェア」です。使用者の体重にあわせて背もたれの反力を自動的に調節する体重感知メカニズムを搭載しています。人間の身体の動きに直感的に応えてくれるため、手動でリクライニングの強さを調整する必要がありません。
ランバーサポート機能や座面の奥行調整機能を搭載しているほか、アームレストは高さ、幅、角度、奥行きを自在に調節可能です。誰もが簡単に操作できるようユーザビリティも考慮されており、迷わずに調整の操作が行えます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥175,450(税込)
シンプルで飽きのこない洗練されたデザインと、快適な座り心地を追及した製品が「プラス Reorga(リオルガ)」です。椅子によく使われるスプリングではなく、自動車のエンジンから生じる衝撃を吸収・緩和するのに用いられるマウントラバーシステムをクッションに採用しているのが特徴です。
4点のラバーシステムがハンモック状に座位を支え、背もたれや構造部と連動して動くため、使用者の体圧をうまく分散し、長時間の姿勢の変化にもしなやかにフィットします。
■本体価格(2024年9月時点)
¥192,596(税込)
シンプルで飽きのこない洗練されたデザインと、快適な座り心地を追及した製品が「プラス Reorga(リオルガ)」です。椅子によく使われるスプリングではなく、自動車のエンジンから生じる衝撃を吸収・緩和するのに用いられるマウントラバーシステムをクッションに採用しているのが特徴です。
4点のラバーシステムがハンモック状に座位を支え、背もたれや構造部と連動して動くため、使用者の体圧をうまく分散し、長時間の姿勢の変化にもしなやかにフィットします。
■本体価格(2024年9月時点)
¥192,596(税込)
名作と呼ばれたアーロンチェアを、現代にあわせてリマスターした製品です。仙骨から腰椎まで広範にわたりカバーする、ポスチャーフィット機能を搭載している点がひとつの特徴です。
また、座面から背もたれにいたるまで、かかる負荷の強さに応じて張地の強度が変えられており、安定感がありながらも、肩甲骨周りの筋肉の動きを阻害することなく、長時間の作業をサポートします。
旧製品にはなかったアームの前後調節機能が追加されたほか、アームの水平方向の角度調整も3段階からより細かい8段階まで可能になっています。
■本体価格(2024年9月時点)
¥299,900(税込)
名作と呼ばれたアーロンチェアを、現代にあわせてリマスターした製品です。仙骨から腰椎まで広範にわたりカバーする、ポスチャーフィット機能を搭載している点がひとつの特徴です。
また、座面から背もたれにいたるまで、かかる負荷の強さに応じて張地の強度が変えられており、安定感がありながらも、肩甲骨周りの筋肉の動きを阻害することなく、長時間の作業をサポートします。
旧製品にはなかったアームの前後調節機能が追加されたほか、アームの水平方向の角度調整も3段階からより細かい8段階まで可能になっています。
■本体価格(2024年9月時点)
¥299,900(税込)
長時間のデスクワークを快適にサポートしてくれる椅子を見極めるには、正しい姿勢の維持を手助けしてくれる機能の有無や、使用されている素材などをチェックしましょう。
デスクやテーブルに対してサイズがあっていない椅子を選んでしまうと、姿勢が崩れて腰の痛みや肩こり、頭痛などの原因になりかねません。デスクワーク時に疲れにくくするには、深く腰掛けた時にひざが90度に曲がり、足裏全体を床につけられる状態となるのが理想です。
さまざまな人が使うオフィスでは、使用者の体型・身長に応じて座面の高さを柔軟に調整できるオフィスチェアを選びましょう。高さだけでなく、座面を前後にスライドできる製品なら、より細かく調整を行えます。
オフィスチェアに採用されているランバーサポートは、使用者の腰をサポートする機能です。背骨が自然なS字形状となるようサポートしてくれる機能であり、後付けできるものから使用者の体型にあわせて位置を調整できるものなどがあります。
アームレストは、肘置きや肘掛けと呼ばれるパーツです。手首や前腕、肘などを置くためのパーツであり、肩や腕などにかかる負担の軽減に役立ちます。長時間のデスクワークでは、肩や腕、背中、腰などいたるところに負担がかかりやすいため、これらの機能を搭載した製品の導入をおすすめします。
関連記事:
▼ランバーサポートとは?正しい装着位置やオフィスにおすすめの商品を紹介
▼オフィスチェアに肘掛けはいらない? 双方のメリットと選び方
ロッキング機能とは、使用者が後方へもたれかかったとき、その動きに追従して背もたれが傾斜する機能です。背もたれのみが後方へ倒れる背ロッキングや、背もたれと座面が連動して傾斜する背座一体ロッキング、背もたれと座面が独立して可動するシンクロロッキングなどの種類があります。
ロッキング機能があると、長時間のデスクワーク中でも体勢を変えてリラックスでき、体にかかる負担軽減にも有効です。また、背もたれが高いハイバックタイプを選ぶと、首から後頭部のあたりまでカバーしてくれるため姿勢が楽になります。
関連記事:▼オフィスチェアのロッキング機能とは? 主な種類と選び方
オフィスチェアの選定時には、座面や背もたれなどに使用されている素材の種類も重要なポイントのひとつです。素材によっては、暑い時期にお尻や背中が蒸れたり、特定の部位が痛くなったりして、長時間座り続けていることが苦痛に感じることがあります。
長時間のデスクワークを想定するのなら、座面のクッションにモールドウレタンを使用した製品がおすすめです。モールドウレタンはクッション性に優れるため、体への負担を軽減してくれます。
張地はファブリックやメッシュ素材がおすすめです。ファブリックは触り心地や座り心地に優れ、メッシュは通気性に優れています。
双方ともに、デスクワークでの使用を想定して設計された椅子であることには違いありません。大きな違いとして、エルゴノミクスチェアは人間工学をベースに設計されている点が挙げられ、快適な使用感や疲労の軽減を実現するための機能を充実させているのが特徴です。
たとえば、ロッキング機能や座面の高さ・奥行の調整機能、ランバーサポートなどの機能です。一方、事務用椅子はコンパクトかつ低価格帯の製品が多く、コストを抑えられる点が魅力です。ただ、体の負担を軽減するような機能は充実していないため、長時間のデスクワークを想定するのであれば、エルゴノミクスチェアの導入を検討しましょう。
関連記事:▼人間工学に基づいた椅子のメリットや選び方とは?おすすめの椅子もご紹介
長時間のデスクワークで腰痛になる原因のひとつは、姿勢の悪さにあります。そのため、座面調整やランバーサポートなど、正しい姿勢の維持をサポートしてくれる機能を有した製品の導入が腰痛対策として有効です。
腰痛対策クッションを併用すると、さらなる効果が期待できます。正しい着座姿勢を維持してくれる製品であり、椅子の座面に重ねて使うタイプと、背もたれに当てて使うタイプがあります。また、骨盤矯正椅子など、正しい姿勢のサポートに特化した製品を導入するのもひとつの手です。
関連記事:▼【腰痛対策クッション】デスクワークで使えるおすすめ10選!
こちらは、特殊な形状の座面や背もたれを採用することで、背筋を真っすぐな状態に保てる製品です。また、座面の奥行を浅く設計しているのも特徴であり、太ももや膝裏などの圧迫感を和らげてくれます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥11,433(税込)
こちらは、特殊な形状の座面や背もたれを採用することで、背筋を真っすぐな状態に保てる製品です。また、座面の奥行を浅く設計しているのも特徴であり、太ももや膝裏などの圧迫感を和らげてくれます。
■本体価格(2024年9月時点)
¥11,433(税込)
機能性の高い椅子の選択肢として、オフィスチェア以外にゲーミングチェアの導入を検討している人もいるかもしれません。
ゲーミングチェアは、長時間ゲームをプレイするゲーマー向けに開発された椅子です。レーシングカーなどに使用されるバケットシートの構造をベースに設計されており、シートに体重をかけた後傾姿勢でゆったりと座れるため、長時間ディスプレイを凝視する必要のある職種に向いています。高機能なオフィスチェアに比べて安価で購入できるのも特徴です。
その一方、ゲーミングチェアは座面のクッションが劣化しやすい傾向があるため、買い換えのサイクルが短くなる懸念があります。オフィスにおける長時間のデスクワークでの使用を想定するのなら、価格は高くても機能性に優れたオフィスチェアを導入するのがおすすめです。
関連記事:▼オフィスチェアとゲーミングチェアはどっちがいい? 主な違いを比較解説
長時間のデスクワークを想定してオフィスチェアを選ぶ際には、ロッキング機能の有無や、張地・座面の素材などに着目しましょう。疲れにくい椅子を導入すれば、従業員の負担を軽減でき、モチベーションアップや生産性の向上効果が望めます。
オフィスの移転や新設、家具の買い換えなどを検討しているのなら、「アスクルオフィスづくりサービス」の利用も検討してみましょう。プロによるレイアウトやおすすめ家具の提案、まとめ買いの相談などにも対応しているので、オフィス家具の選定に迷っている企業担当者は活用してみてはいかがでしょうか。
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2024年9月5日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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