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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策

コロナ後も機能的に使える!2m身体的距離コロナ対応執務スペース作り

コロナ後も使える!2m身体的距離コロナ対応執務スペース作り







前回記事『コロナ時代(ウィズコロナ)のオフィスワーク ~島型レイアウトで対応するとこうなります~』で、2mの身体的距離を既存の島型レイアウトで確保した場合を紹介しましたが、今回は新たに執務スペースを作る場合のオフィス作りを紹介します。



コロナ時代(ウィズコロナ)において、新たに執務スペースを作るということで、次の5つの目標を立ててレイアウトを作成しています。




≪コロナ時代(ウィズコロナ)に作るべき執務スペース5つの目標≫

[1] コロナ中は2mの身体的距離を取って安全に執務できること


[2] これからのオフィスとして無駄のない仕様であること


[3] コロナ後は組み替えて格好良く機能的に使えること


[4] 自分たちで簡単に変更できること


[5] 費用はリーズナブルであること



それでは、5つの目標に沿って2mの身体的距離を取る執務スペースを作っていきましょう。




[1] コロナ中は2mの身体的距離を取って安全に執務できること


ウィルスの存在を前提としたコロナ時代(ウィズコロナ)では、オフィス環境は、新型コロナウイルス感染症専門家会議から提言されている『感染防止の3つの基本 (1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗い』と、『会議はオンライン』に沿う形になります。



【参考1】「新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました」厚生労働省 [外部リンク]


【参考2】「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド日本産業衛生学会 [外部リンク] (2020年6月4日版)




そこで2mの身体的距離を取ったレイアウトがこちらです。



CGではマスクを着用していませんがマスク着用推奨です

CGではマスクを着用していませんがマスク着用推奨です



横幅800mm 奥行800mmの机を、机の左右方向の間隔1.2m、前後方向の間隔1.8mで配置して、通路を兼ねつつ、2mの身体的距離を取れるようにレイアウトしています。真正面に前の人が来ないよう少し横にずらす工夫も入れています。




レイアウト図

緑色の円が半径2m円

緑色の円が半径2m円



人を中心として半径2m円内に1人になるように配置されていることを分かりやすくするため、緑色の円で図示しました。


もう少しランダムな配置にすると格好が良くなるのですが、そうするとどうしても一部の席で向き合ってしまったり、誰かの正面に横顔が来てしまったりするところが出てくるため、このような配置となりました。


パーティションは念のため、くしゃみガードとして置いていますが、本記事執筆時点 (2020年6月15日)で、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からはオフィスにおいて設置推奨はありませんので、特になくても問題ありません。




[2] これからのオフィスとして無駄のない仕様であること


前回の島型レイアウトでは、既存のレイアウトを使うため、やむを得ないのですが、使わない席が半分以上を占めていました。



(参考) 前記事より島型レイアウトで2mの身体的距離を取った例

(参考) 前記事より島型レイアウトで2mの身体的距離を取った例



コロナ以前から業務のクラウド化が徐々に進んできており、特にテレワーク導入により大幅にペーパーレス化が進んだ企業も多いかと思います。


一般的なオフィスデスクの横幅1200~1400mm、奥行700~800mmという大きさは、書類を処理する仕事に適したサイズですので、ペーパーレス化を進めているテレワーク導入企業では、横幅は600~800mm程度で十分にPCワークを行うことが可能です。



(左) 横幅1200mm 奥行700mm 片袖机 (右) 横幅800mm 奥行800mmキャスターテーブル

(左) 横幅1200mm 奥行700mm 片袖机 (右) 横幅800mm 奥行800mmキャスターテーブル



机の横幅が600~800mm程度で良ければ、オフィスレイアウトの自由度が大きく上がります。オフィスの中で収納や通路を除けば、一番多くの面積を占めるのが机周りなのですから。もちろん、オフィスは「デスクワーク」するためにあるので、当たり前といえば当たり前なのですが。コロナ対策をきっかけとして、オフィススペースの大幅な省スペース化が可能になります。


コロナ以前より推進されていた働き方改革で、大手企業を中心にではありますが、テレワークの導入が進み始めていました。新型コロナ感染症対策により、テレワークの普及が加速された感があります。それによって、オフィスに従来の広さの机が必ずしも必要がないと分かるなど、アフターコロナの世界では、従来のオフィス作りの「縛り」のようなものがなくなっていくのかもしれません。



また、ペーパーレス化により、オフィス内の書庫や、机の下や脇に置いていたキャビネットも不要になります。オフィス収納の多くが必要ではなくなりますから、新しい時代のオフィスワークでは、デスクはコンパクトなものが当たり前になりそうです。


おそらく10年後には、オフィスの象徴であった大きなデスク、大きな書庫はなくなっていくのではないでしょうか。80年代のトレンディドラマを思い返すと、オフィスの廊下で書類を抱えて運ぶOLというシーンがありますが、いろいろな意味で令和生まれの子たちには理解できない光景になる日も近いでしょう。



画像: 8suke / PIXTA (※)

画像: 8suke / PIXTA (※)




[3] コロナ後は組み替えて格好良く機能的に使えること

横幅800mm 奥行800mm キャスターテーブル。1人執務用として十分な広さ。

横幅800mm 奥行800mm キャスターテーブル。1人執務用として十分な広さ。



新型コロナウイルスの存在を前提としたコロナ時代(ウィズコロナ)は、しばらく続くと言われています。そのため、当面の間、オフィスではコロナ対策を行わなければなりません。場合によっては今回のようにコロナ対応のオフィスを作る必要があるでしょう。


というものの、数年後には間違いなく収束していると思われますので、コロナ対策で作ったオフィスでは使い勝手が悪いので、取り壊すなどの無駄は避けたいところです。



そこで、コロナ後に無駄にならないよう、始めから簡単なレイアウト変更でフレキシブルに使える家具を使っておくことが大切なポイントです。見通しが立ちにくいコロナ時代において、「フレキシブル」は、オフィス作りのキーワードになるでしょう。



加えて大事な点は、コロナ後に2mの身体的距離を取るのを止めるだけではない、ということなのです。


せっかくオフィス家具を購入してオフィスを作るのですから、コロナ時代(ウィズコロナ)では2mの身体的距離を取って安全に、コロナ後は、格好良く機能的に使えるようなものでなければ、もったいないではないですか。本記事でお伝えするのは、コロナ後は、組み替えて、格好良く機能的に使えるレイアウトなのです。



では、コロナ後は組み替えて格好良く機能的に変身できるという例を紹介していきます。


例えば、先ほどのキャスターテーブルであれば、1人用執務机としての利用のほかに次のように転用することができます。




1on1用ミーティングテーブル

奥行800mmあるので適度な距離感で使える1on1用ミーティングテーブルとして使えます。

奥行800mmあるので適度な距離感で使える1on1用ミーティングテーブルとして使えます。




1on1用ミーティングテーブル (90度)

使い方も正方形テーブルなので、このように正対しないような位置関係で使うこともできますので、1on1ミーティング向きです。

使い方も正方形テーブルなので、このように正対しないような位置関係で使うこともできますので、1on1ミーティング向きです。




4人用オープンミーティングテーブル

(椅子はループスタッキングチェアに変更しています)

(椅子はループスタッキングチェアに変更しています)


テーブルを2つ合わせると、横幅1600mm 奥行800mmのテーブルになりますので、4人用のオープンミーティングテーブルに変化します。または、4人チームのコラボワークスペースとしても使うことができます。




社内カフェテーブル

こちらは社内カフェテーブルとしての使用例です。チェアはカフェ向きのプライウッドチェアに変更しています。

こちらは社内カフェテーブルとしての使用例です。チェアはカフェ向きのプライウッドチェアに変更しています。




それらをいくつか組み合わせたアフターコロナのレイアウト例がこちらです。



窓際に4人用オープンミーティングテーブルを配置し、手前側は社内カフェとしてや、1on1ミーティングに使えるテーブルを置いています。パーティションも連結パーツを追加して、社内カフェエリアの簡単な間仕切りとして使いました。

窓際に4人用オープンミーティングテーブルを配置し、手前側は社内カフェとしてや、1on1ミーティングに使えるテーブルを置いています。パーティションも連結パーツを追加して、社内カフェエリアの簡単な間仕切りとして使いました。




また、記事末尾にある資料ダウンロードのようにすべてオープンミーティングスペースにした例はこちらです。



キャスター付縦型ホワイトボードも設置しています。

キャスター付縦型ホワイトボードも設置しています。


このように使うことで、コロナ期間中は2mの身体的距離を取って安全に、コロナ後は、格好良く機能的に使えるようになるのです。




[4] 自分たちで簡単に変更できること


自分たちで簡単に変更できること」というのも重要なポイントです。オフィスの模様替えに専門業者が必要では費用が多くかかってしまいます。また、今後、コロナ同様の新型感染症が新たに発生する可能性もありますから、いつでも感染症対策をしたレイアウトに変更できることも重要です。


先ほどから紹介している机がキャスター付なのはそういった理由からなのです。キャスター付の家具であれば、女性1人でも机を動かせます。一般的なオフィスデスクは、1台の机に男性が2人かかりでなければ動かせませんから大きな違いです。キャスター付家具であれば男女問わず数人いれば模様替えが可能なのです。




[5] 費用はリーズナブルであること


費用がリーズナブルであることも重要なポイントです。新型コロナ感染症により景気の見通しが不透明になってきました。そうした中では費用は出来る限り抑えたいもの。といっても、ビジネス用途ですからある程度の強度が必要です。安価な家庭用家具では物によってビジネス用には向かない物もあります。そのため、美ジス用途に耐える、評判が良く質の良いものを選んでいます。




アール・エフ・ヤマカワ キャスターテーブル 角型 ナチュラル 幅800×奥行800×高さ700mm RFCTT-WL8080NA

アール・エフ・ヤマカワ キャスターテーブル 角型 ナチュラル 幅800×奥行800×高さ700mm RFCTT-WL8080NA


大型キャスター付で移動が簡単。4輪にストッパー付で固定できます。天板は丈夫なメラミン化粧板仕上げです。ナチュラルカラーで社内カフェ用にも使えるデザインです。価格は1台 10,450円 (税込、組立・配送費別) (注) です。




ナカバヤシ 抗菌レザー張りOAチェア オフィスチェア レザー張り 肘無し ブラック RZC-273BK

ナカバヤシ 抗菌レザー張りOAチェア オフィスチェア レザー張り 肘無し ブラック RZC-273BK


PVCレザー張りのチェアで、拭き掃除可能です。ただ、「抗菌レザー」は新型コロナウィルス不活性化のテストはされておりません。また、コロナ対策の消毒で塩素系消毒剤や、アルコール系消毒剤で拭かれるケースもあるかと思いますが、変色やくすんだり硬化したりなどする恐れがあります。PVCレザーでは、耐次亜塩素酸・耐アルコール素材のものもあるのですが、こちらは一般的なPVCレザーのためご留意ください。そのため本来は薄めた中性洗剤で拭くことが推奨なのです。価格は1脚7,689円 (税込、組立・配送費別) (注) です。




well-be プライウッドチェア レザーパッド座 KU-11 グリーン

well-be プライウッドチェア レザーパッド座 KU-11 グリーン


ウッドのナチュラルな質感で社内カフェ向きのチェアです。スタッキング収納も可能。価格は1脚7,590円 (税込、組立・配送費別) (注) です。




中央可鍛工業 MORループスタッキングチェア グリーン MO-27 GR

中央可鍛工業 MORループスタッキングチェア グリーン MO-27 GR


カラフルなミーティングチェアで、6脚までスタッキング収納も可能。価格は1脚5,148円(税込、組立・配送費別) (注) です。




トーカイスクリーン ブラックフレームパーティション アクリルパネル 高さ1820mm×幅900mm

トーカイスクリーン ブラックフレームパーティション アクリルパネル 高さ1820mm×幅900mm


厚みのあるブラックカラーのアルミフレームとアクリルパネルを組み合わせたパーティションです。価格は1パネル27,500円(税込、組立・配送費別) (注) です。設置には次の専用補助脚が必要です。




トーカイスクリーン ブラックフレームパーティション 両側補助脚

トーカイスクリーン ブラックフレームパーティション 両側補助脚


上のブラックフレームパーティション専用の補助脚です。価格は1セット1,760円 (税込、組立・配送費別) (注) です。




注) 記事中の商品価格は2020年6月15日時点の価格に基づきます。価格は変更になる場合がありますので、ご購入の際にご確認ください。




■終わりに


今回は、2mの身体的距離を取った執務スペースを新たに作る場合のオフィス作りを紹介してきました。


コロナ時代(ウィズコロナ)のために、そのときしか使えない2mの身体的距離を取る特殊なオフィスを作るのはもったいないと感じてしまいますが、上で見てきたようにコロナ後に組み替えて機能的に使えるように作ることも十分可能です。


また、コロナをきっかけにテレワークも進み、ワークスタイルも変わることで、従来必要と思われてきた、書庫やオフィスデスクももっと少なくて良いと分かると、費用は抑えつつも、オフィスはもっと自由にレイアウトすることが出来ます。


そのきっかけに本記事がお役に立てば嬉しいです。



引き続きコロナ時代(ウィズコロナ)、コロナ後(アフターコロナ)のオフィスを探って皆様に役立つレイアウトアイデアをお届けしてまいります。









編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 (※印の画像を除く)
制作日:2020年6月15日

         

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