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ウェルビーイングなオフィスを作るには?取り組み方&企業事例

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ウェルビーイングなオフィスを作るには?取り組み方&企業事例


近年、多くの企業が「ウェルビーイング」の概念に注目し、さまざまな施策を進めています。本記事では、ウェルビーイングの概念や企業が取り組むメリットを解説し、オフィス環境づくりの観点から具体的なアイデアや成功事例を紹介します。また、ウェルビーイング向上に役立つおすすめの家具も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。







■ウェルビーイングとは?実現に向け企業が取り組むメリット

ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に「良好な状態」を指す概念です。近年、企業では働き方改革や健康経営への取り組みが進んでおり、ウェルビーイングに注目が集まっています。ウェルビーイングを向上させることで、企業はワークエンゲージメントや



生産性の向上、職場環境の改善による離職率の低下、優秀な人材の確保など、さまざまなメリットを得られます。


■ウェルビーイングなオフィスづくりに向けた取り組み・施策のアイデア例

ウェルビーイングの向上は、オフィスづくりの面からもアプローチ可能です。たとえば、以下のような施策が役立ちます。



1. フリーアドレスやABWの導入

フリーアドレスとは、固定の席を設けず、従業員が自由に席を選べるオフィス形態です。ABW(Activity Based Working)は、業務内容に応じた最適な作業環境を提供するオフィス形態の考え方です。これらの取り組みは、生産性向上や業務効率に役立ちます。


フリーアドレスやABWについては、以下の記事も参考にしてください。



関連記事:
 ▼フリーアドレスのオフィスとは? メリット・デメリットや成功のポイント
 ▼ABWとは? オフィスへの導入方法と、成功企業の具体事例



2. コミュニケーションスペース・休憩スペースの設置

ウェルビーイング向上には、リフレッシュや良好な人間関係を促進する環境が重要です。そのため、休憩スペースやコミュニケーションスペースの設置が効果的です。


コミュニケーションスペースについては、以下の記事も参考にしてください。



関連記事:
 ▼大きく変わるオフィス コミュニケーションをマップで図解 ~これからのオフィスづくりのヒント(1)~
 ▼コミュニケーションスペースで社内活性化! オフィス空間への導入アイデアを紹介



3. 使いやすいオフィス家具への入れ替え

使用するオフィス家具やレイアウトの見直しも、ウェルビーイングな環境づくりには欠かせません。特に長時間使用するデスクやチェアは、従業員の健康や業務効率に直結するため、快適で機能性の高いものを導入しましょう。


オフィス家具については、以下の記事も参考にしてください。



関連記事:
 ▼おしゃれなオフィス家具でインテリアを統一!注目シリーズ5選
 ▼オフィスデスクに最適なサイズは?幅・奥行・高さの理想と考え方
 ▼机と椅子の高さが合わない! オフィスで今できる対策方法




■ウェルビーイングなオフィス環境づくりに取り組む企業の好事例

ここでは、実際にオフィスの環境改善に取り組み、ウェルビーイングな空間づくりに成功している企業の事例を紹介します。



●目的に応じて場所が選べる、"ABW全部入り"の快適オフィス



群馬県太田市にある日東システムテクノロジーズのオフィスは、「コミュニケーションと集中」をコンセプトに設計されました。同社ではチームごとに自席を設けつつ、業務内容や気分に応じて席を選べる「ABW」エリアも設置しています。


このABWエリアは5つの階層に分かれており、階層ごとに異なるコンセプトの空間が用意されています。たとえば、1階層は開放感のあるラウンジであり、社内イベントの会場としても利用されています。そのほか、カフェテリアのようなスペースやリラックススペースも設置されており、従業員が自由に自席とABWエリアを行き来することが可能です。



関連記事:
 ▼群馬県太田市の"ABW全部入りオフィス"~日東システムテクノロジーズ[前編]



●"無限バナナ"で健康経営!? ユニークな福利厚生に取り組むオフィス



東京ミッドタウンにあるコロプラのオフィスでは、「クリエイターファースト&健康を守るオフィス」というコンセプトのもと、社員の健康をサポートするさまざまな福利厚生を導入しています。特に注目されるのが、リフレッシュやコミュニケーションのためのエリア「コロパーク」です。ここでは、大人数での打ち合わせやゲームのプレイ会など、従業員が自由に活用できるスペースが提供されています。また、ユニークな施策として「無限バナナ」があります。これは、いつでも従業員が自由にバナナを食べられるという福利厚生です。バナナの栄養価を活かし、手軽にエネルギー補給できる環境を提供しています。



関連記事:
 ▼徹底した感染症対策でクリエイターを守る、コロプラの新オフィス[後編]




■ウェルビーイングなオフィスづくりに!人気のおすすめ家具シリーズ

職場のウェルビーイングを向上させるためには、おしゃれで使いやすいオフィス家具の導入も効果的です。特に狭いオフィスでも使いやすい、コンパクトかつ機能性・デザイン性の高いオフィス家具は、快適な職場環境づくりに役立ちます。



●オカムラ Justus(ジャスタス)

アスクル「ジャスタス」シリーズ


Justus(ジャスタス)は、オカムラとアスクルが共同開発した中小企業向けのオフィス家具シリーズです。「私たち(us)にとってちょうどいい(just)」をコンセプトに、デスクやチェアのほか、ゾーニングに適した吸音パネルやソファなど、多様なアイテムを展開しています。フリーアドレスにも対応できる設計で、柔軟な働き方を支援します。



■本体価格(2025年3月時点)
¥9,840~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



→商品詳細はこちらから




●スマイル PREDONA(プレドナ)

アスクル「PREDONA(プレドナ)」シリーズ


PREDONA(プレドナ)は、機能性とデザイン性を兼ね備えた次世代型オフィス家具シリーズです。働く人の創造性や居心地の良さを引き出すデザインが特徴で、オフィスの快適性を高めます。シリーズには、機能的なデスクや収納力のあるシェルフのほか、カフェスペースや打ち合わせに適したラウンドテーブルやチェアなどもラインナップされています。アースカラーや木目調のデザインを活用し、温かみのある空間を演出可能です。



■本体価格(2025年3月時点)
¥10,100~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。



→商品詳細はこちらから




■おわりに

ウェルビーイングを意識したオフィスづくりは、働く人々の健康や生産性の向上に大きく貢献します。フリーアドレスやABWの導入、リラックススペースの設置、機能的なオフィス家具の活用など、さまざまな施策を通じて快適な職場環境を実現できます。働きやすい環境を整え、企業の成長につなげましょう。




編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 
制作日:2025年3月18日

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