受付・エントランス

空間を結び　時を結ぶ

世界有数の海運会社であるMediterranean Shipping Company S.A.の日本での窓口になるエムエスシージャパン株式会社。

海外からのお客様も訪れる来客の多いオフィスは、モノトーンを基調とした落ち着いた雰囲気としています。
コンテナ船の模型を生かしたデザインにするために、お客様を迎え入れるエントランス正面にデザインコンセプトでもある「ショーケース」を計画。
受付の構成は入口正面のショーケースを挟み左側にB/Lカウンター、右側に来客者用の受付を設けています。
グレージュカラーの壁面には、世界各国に拠点のある海運会社であることを世界地図のグラフィックで表しました。

KEYWORDS:ショーケース ガラス モノトーン

COLOR:黒、グレー

応接・会議室

会議室

会議室もモノトーンでまとめたシンプルでモダンな空間としました。
大会議室はスライディングウォールで分割可能にすることで汎用性を高め、使用頻度を増やす工夫を取り入れています。

KEYWORDS:

COLOR:黒、グレー

ワークスペース

ワークスペース（執務エリア）

各島7000mmの長い天板で効率的なオフィスレイアウトを計画。
ワゴンフリーを採用し将来的な増員にも対応できるようにしています。

KEYWORDS:連結デスク ワゴンフリー 長天板

COLOR:白

休憩・喫煙室

リフレッシュエリア

社員の憩いの場であるリフレッシュエリアは、MSCイエローと呼ばれるコーポレートカラーの壁面にロゴを入れるなど執務エリアとは異なるイメージに。

KEYWORDS:

COLOR:黄、オレンジ

特長

Mediterranean Shipping Company S.A.の歴史

MSCは1970年に現在のオーナーであるジャン・ルイージ・アポンテ氏が地中海域内サービスを開設・創業した船会社で、世界の有力企業にコンテナ海上輸送サービスを提供しています。世界中を網羅する代理店網を持ち、世界350カ所を超える現地法人・代理店に28，000人を超えるスタッフを配し、一つの情報システムで結ばれています。

MSCは非上場のため、経営内容を公開していませんが、1970年の創業から健全な財務内容を誇り、利益を海運業へ再投資する「利益は常に顧客へ還元」の堅実な経営姿勢を貫いています。

MSCはイタリアの船員教育養成所を支援し、自社船はその商船学校出身者を中心に配乗しています。運航船のほとんどはドイツ船級協会（GL）の登録です。MSCの全ての運航船はISMコード（国際海事機関が定めた国際安全管理コード）をクリアした航海安全性の最も高いランクの船隊です。

エムエスシージャパン株式会社の歴史

1999年2月19日にMediterranean Shipping Company S.A.の全額出資子会社として設立。以後日本市場で着実な成長を達成してきました。現在、東京、名古屋、大阪に事務所がございます。

この仕事場をデザインした会社

ダイヤオフィスシステム株式会社