外観

吉祥寺のテナントビル

吉祥寺に建つ鉄骨造3階建ての商業ビル。
小規模の鉄骨造では梁の継ぎ手が多くなり構造体がすっきりとしない。
そこで鉄骨梁の継ぎ手を極力なくした躯体を構築するため、
ダイヤフラムジョイント工法という梁の継ぎ手を無くした梁と柱を直接接合する工法を採用。
継ぎ手の処理は高度な溶接技術により誤差なく作られる。
現テナントは天井を仕上げない内装なので継ぎ手のないすっきりとした梁を見る事が可能。

もう一つの特徴は屋外の光る螺旋階段。
段板をノンスリップガラスとし、内部に屋外使用可能なLED照明をセット。
通常の螺旋階段よりごつい印象になってはいるが夜間、
ライティングされた螺旋階段はストリートのランドマーク的存在を醸し出す。

写真ではまだテナントが入ってない状態だが現在は全フロア綺麗に内装されている。

建　築　概　要
地上3階建　重量鉄骨造
敷地面積　50.87ｍ2
建築面積　40.52ｍ2
延床面積　91.89ｍ2

構造：株式会社構造工学研究所
撮影：佐藤俊治（コード・ラボ フォトグラフィック オフィス）

KEYWORDS:ガラス 吉祥寺 店舗 ブラック

COLOR:黒、グレー

この仕事場をデザインした会社

Collision Design一級建築士事務所