外観

ノートタブをモチーフにした看板

東急東横線都立大学駅前商店街にある13席の小さなイタリ
アンレストラン。産地直送の旬の食材をシェフがインスピレ
ーションでメニューを決めるスタイルのレストランなので、
素材の魅力をストレートに伝えるために内外装に余計な装飾
をしませんでした。
　看板サインはノートタブをモチーフイメージにし、タブを
めくることで、おいしい物語りが始まります。

KEYWORDS:スチール ガラス

COLOR:透明、スケルトン

その他

「素」を感じる内装仕上げ

　室内は「素」を感じる内装仕上げとし、古いコンクリート躯体の上にわざと下地が透ける位の塗装を施しています。
　エントランスから奥へと斜めに配された長さ6mのカウンターが店内の奥行きを強調し、実際以上の広さ感を作り出しています。
　また、反対側の壁面はカウンターと同じ高さでうっすらと2色の塗装を塗り分け遠い水平線を表現しています。
　店内の家具はカウンター同様、ウォールナットの無垢材で揃え統一感のある重厚さを出しています。
　入口を入ってすぐ左手にスチールプレート製のインフォメーションボードを設置しています。看板サイン同様に素地（黒皮）仕上げとし焼きムラ模様がオブジェの様な雰囲気を出しています。何かを貼りださなくても、そのもの自体が雰囲気を作れるボードとして仕上げました。

KEYWORDS:無垢 ウォールナット スケルトン

COLOR:黒、グレー

この仕事場をデザインした会社

一級建築士事務所エアスケープ建築設計事務所