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通気性LOVE! 人気のオフィス用メッシュチェア選びのポイント その3 (個性的なチェア編)

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通気性LOVE! 人気のオフィス用メッシュチェア選びのポイント その2 (背メッシュチェア編)」から続き。


※シリーズ記事「通気性LOVE! 人気のオフィス用メッシュチェア選びのポイント その1 (背座メッシュチェア編)



■メッシュ生地ではないけれど、蒸れにくい構造の個性的なオフィスチェアたち

オフィス家具メーカー各社はメッシュ生地以外でも、いろいろな工夫を凝らしたチェアを開発しています。そのどれも個性的で魅力的なチェアばかり。実はこちらの紹介が今回のメインディッシュといっても過言ではありません! 



[チェア No.12] ハーマンミラー セイル (Herman Miller Sayl)

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オフィスの執務用デザインチェアとして人気の高いセイルチェアは、イヴ・ベアールによりデザインされ2011年にハーマンミラー社より発売されました。特徴的なのは帆船の帆のようなデザイン。吊り橋の原理を応用して設計されたとのことで、弾力のある樹脂製メッシュを中央のタワーで支えることにより、外枠のない構造を実現しています。写真のモデルはランバーサポート無しのモデルです。


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前後どこから見ても背のエラストマーメッシュが美しいラインを描くこのチェアは、前傾チルト機能もついているのもポイント。これだけのデザイン性と機能がありながら、ハーマンミラー社から発売されているチェアの中では手ごろな価格帯の製品というのも人気の一因でしょう。



製品名 セイル (Sayl)
メーカー ハーマンミラー社 (Herman Miller)
種類 背エラストマーメッシュ
リンクと参考価格 ハーマンミラー セイルチェア アジャスタブルアームnewwindow」(アスクルサイトへ行く外部リンク[PR])
2017年9月11日現在 75,600円(税込)

[チェア No.12] ハーマンミラー セイル (Herman Miller Sayl)
座面メッシュ 背面メッシュ リクライニング 前傾機能 座面奥行調整
× ×



[チェア No. 13] イトーキ スピーナ (Itoki Spina)

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背面の縦リブ形状によるエラストマーバックが特徴的なイトーキのスピーナ。この縦リブで空気を通すため蒸れず、それでいて見た目とは異なり、柔らかくしっかり背中を支えてくれるのが印象的です。


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座り心地にも特徴があります。パッシブ・スライド・シートによって、座ると座面が沈みながら後方に移動し、アクティブ・ランバー・サポート機構によって、背面が前方にスライドしてきて腰を迎え入れる仕組みになっています。浅く座っても深く座っても腰が包まれる感じはほかにない座り心地で、是非試し座りしてほしいチェアの一つです。また、座面はイトーキ独自のベンディングシートなので、座り心地が良いのもポイント。


製品名 スピーナ (Spina)
メーカー 株式会社イトーキ (Itoki)
種類 エラストマーバック(クロス、レザーバックもあり)
リンクと参考価格 イトーキ スピーナ 肘付newwindow」(アスクルサイトへ行く外部リンク[PR])
2017年9月11日現在 86,460円(税込)

[チェア No. 13] イトーキ スピーナ (Itoki Spina)
座面メッシュ 背面メッシュ リクライニング 前傾機能 座面奥行調整
× エラストマー × ×



[チェア No. 14] 岡村製作所 ヴィスコンテ(Okamura Visconte)

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オカムラのヴィスコンテの背面は、ポリアミド樹脂のグリッド構造になっています(ほかに、メッシュ、クッションのタイプもあります)。しなやかな背シェルと強固なフレームの2重構造で、背面のグリッド構造が身体の動きを支えてくれます。その点を除けば、座面奥行調整(ついていないモデルあり)、ランバーサポート調節、背座シンクロロッキングなど機能など、調節機能がしっかり装備されたミドルクラスチェアです。


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背をアップにしたところ。


背面がメッシュ生地ではなく、ポリアミド樹脂によるグリッド構造で、さらりとした感触が特徴です。ポイントは、「蒸れにくい」&「硬め」です。椅子の背に寄りかかったときに、硬めの感触が好きな方に向いているチェアですね。逆に、包み込まれるようなメッシュ背面が欲しい方には、少しグレードを上げて、例えば「シルフィー」を選ばれたほうが満足度高いと思います。



製品名 ヴィスコンテ (Visconte)
メーカー 株式会社岡村製作所 (Okamura)
種類 背樹脂メッシュ (クッションモデルあり)
リンクと参考価格 岡村製作所 ヴィスコンテ スタンダード・ハイバック 肘無しnewwindow」(アスクルサイトへ行く外部リンク[PR])
2017年9月11日現在 41,040円(税込)

岡村製作所 ヴィスコンテ・スタンダードタイプ専用可動肘newwindow」(アスクルサイトへ行く外部リンク[PR])
2017年9月11日現在 13,268円(税込)
※写真のモデルは肘無しですが、肘を付ける場合、専用可動肘が必要です。

[チェア No. 14] 岡村製作所 ヴィスコンテ(Okamura Visconte)
座面メッシュ 背面メッシュ リクライニング 前傾機能 座面奥行調整
× 樹脂メッシュ × △(モデルによる)



[チェア No. 15] ハーマンミラー セラ (Herman Miller Celle)

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このチェアはハーマンミラー社のセラチェアです。あまりメジャーなラインではないので、知らない方も多いと思います。一見するとメッシュに見えますが、ポリプロピレン樹脂でできていて、約10mm径の丸いコインのようなものが、たくさん集まって、独特の構造で接続されて面を作り出しています。


実は筆者が会社で座っているのがこのチェアなのです。たまたま社内で余っていたこのチェアを使うことになったのですが、一般的なチェアとは全く異なる座り心地で今ではすっかり気に入ってしまいました。そのため、少し情報多めでお送りします。


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背をアップで見ると、小さな丸いコインのようなものが並んでいるのが分かるでしょう。これが約750個集まって、背座を構成しています。身体が、無数の突起で支えられているような構造になっています。そして、それらの突起は相互に接続しているセルラーサスペンション構造で、体重をかけるとやんわりと身体にフィットします。ただし、フィットと言っても、まったく柔らかさは感じられませんのでご注意ください。


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座面も同様の作りです。


座り心地は、一言でいうと「硬い」です。スパルタンな硬さを持ったチェアです。何といっても身体を支えているのは、プラスチックの小さな丸の集まりですから。例えるなら、多少平たい健康足踏みの上に座っているかのような感覚で、太もも裏には各突起からの刺激がうっすらと感じられます。


また、座り心地の感想として「硬い」に加えて「涼しい」というのも大きな特徴です。セルラーサスペンション構造は、隙間が多く風通しも良いことに加え、身体に接触しているのがプラスチックなので、熱伝導が布よりも良く、とにかく涼しいのです。この製品は使う人を選ぶチェアだと使っていて思います。例えば、冷え性の小柄の女性にとっては、座り心地は硬くて痛く、やたら寒いチェアということになると思います。反対に、暑がりの大柄の男性には、これほど涼しくて、身体の重みで簡単に沈み込まないハードさのあるチェアは他にないと言えるのです(筆者がそうなんですが)。


また、ハーマンミラー社のチェアですので、座面奥行調整や、前傾機構、ランバーサポートの位置と強度調節などのメカも揃っています。


ちなみにこちらの商品だけは残念ながらアスクルで現在取り扱いがないのです。詳しくはハーマンミラー社のサイトをご覧ください。


製品名 セラ (Celle)
メーカー ハーマンミラー社 (Herman Miller)
種類 背座 ポリプロピレン樹脂によるセルラーサスペンション構造
リンクと参考価格 ハーマンミラー セイルチェア アジャスタブルアームnewwindow」(アスクルで取り扱いがないため、ハーマンミラー社へ行く外部リンク)
メーカー希望小売価格: 105,840円~123,120円(税込)
※モデルにより価格が異なります。

[チェア No. 15] ハーマンミラー セラ (Herman Miller Celle)
座面メッシュ 背面メッシュ リクライニング 前傾機能 座面奥行調整
セルラー セルラー



■オフィスチェアは身体に合ってることが大事

以上で、15脚のさまざまな種類のオフィスチェアを見てきました。


アスクル豊洲ショールームとアスクル社内から集めてピックアップしただけでも、これだけ種類があって、それぞれ個性があるチェアばかりです。


座面や背面の大きさ、その形、身体の支え方、硬さなど、本当に千差万別といっていいほど、いろいろなタイプのチェアがあります。そして、人の身体も様々ですので、自分にぴったりの椅子は、実際に座って探し出すのが一番だと思います。


その自分にぴったりの椅子を探すにあたって、どういうポイントを軸に探していくかという点について、出来る限り、メカニズムや素材から来る座り心地をお伝えできればと思って作成しました。本記事が少しでもチェア選びのお役に立てればと願っています。





今回紹介のチェアラインナップと目次

≪その1(背座メッシュチェア編)≫

[□]メッシュチェアの第一の魅力は通気性
[□]通気性MAX!背座メッシュチェア
[チェア No.1]ハーマンミラー アーロン クラシック (HermanMiller Aeron Classic)
[チェア No.2]エルゴヒューマン プロ (Ergohuman Pro)
[チェア No.3]岡村製作所 コンテッサ (Okamura Contessa)
[チェア No.4]エルゴヒューマン エンジョイ ToBe (Ergohuman Enjoy ToBe)


≪その2(背メッシュチェア編)≫

[□]もっとも種類豊富! 背メッシュチェア
[チェア No.5]スチールケース シンク (SteelCase Think)
[チェア No.6]イトーキ エフ (Itoki f )
[チェア No.7]岡村製作所 シルフィー (Okamura Sylphy)
[チェア No.8]内田洋行 エルフィ (Uchida Elfie)
[チェア No.9]岡村製作所 CG-M (Okamura CG-M)
[チェア No.10]イトーキ サリダ (Itoki Salida)
[チェア No.11]岡村製作所 VCメッシュ (Okamura VCメッシュ)


≪その3(個性的なチェア編)≫

[□]メッシュ生地ではないけれど、蒸れにくい構造の個性的なオフィスチェアたち
[チェア No.12]ハーマンミラー セイル (Herman Miller Sayl)
[チェア No.13]イトーキ スピーナ (Itoki Spina)
[チェア No.14]岡村製作所 ヴィスコンテ(Okamura Visconte)
[チェア No.15]ハーマンミラー セラ (Herman Miller Celle)
[□]オフィスチェアは身体に合ってることが大事






写真撮影場所

アスクル 豊洲 家具ショールームnewwindow

最寄駅: 東京メトロ有楽町線「豊洲駅」 1C出口より徒歩3分 オープン時間: 午前10時~午後5時(土・日・祝日・年末年始・お盆等を除く) ※見学は要予約です (電話またはウェブフォームより受付)





編集・文・イラスト・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
作成日:2017年9月11日




≪ご注意≫本記事内容は「みんなの仕事場」運営事務局による実験の結果を参考としてご提供するものであり、実験結果を保証するものではありません。また、アスクル株式会社の立場や意見を代表するものではありません。


※記事中のチェア価格は、掲載時点で調査したアスクルサイトの販売価格(税込)を掲載しています。その後、販売価格が変更になる可能性がありますので、あくまで参考としてご覧ください。実際の購入の際は、販売サイトにて価格をご確認ください。




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