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規模別!おしゃれなオフィスのレイアウト・デザイン事例6選

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おしゃれなオフィスのレイアウト・デザイン事例

エントランスから入った正面のスペース。『ワークプレイスを毎年見直す! オフィスを増床した47ホールディングスを訪問』


内装や使いやすさにこだわったおしゃれなオフィスには、企業や社員にとって多くのメリットがあります。とはいうものの、どのようにデザインすればよいのかわからない、という方もいるでしょう。本記事で、スタイリッシュなオフィスの規模別のレイアウト事例や、レイアウトを考える際のポイントを見て、おしゃれな空間作りに役立ててください。







■【中~大規模】 広いオフィスのおしゃれなレイアウト事例3選

中規模~大規模の広めなオフィスの場合、部屋のカラーリングやテイストによって雰囲気が大きく変わります。まずはオフィスのコンセプトを決め、レイアウトによって解決したい課題を明確にしましょう。参考になる事例を3つ紹介します。



●ナチュラル×黒のテイストがおしゃれなオフィス

日東システムテクノロジーズ


群馬県太田市にあるIT企業、株式会社日東システムテクノロジーズは、ナチュラルと黒をメインにしたおしゃれなデザインで日経ニューオフィス賞(ニューオフィス推進賞、クリエイティブ・オフィス賞)を受賞しました。オフィスビル全体をラウンジスペースやリラックススペースのあるABW(Activity Based Working)エリアとワークエリアに2分することにより、「コミュニケーションと集中」というコンセプトを両立させています。


関連記事:群馬県太田市の"ABW全部入りオフィス"~日東システムテクノロジーズ[前編]



●収納で空間をつくる間仕切り。すっきりシンプルなオフィス

コロプラ


パーテーションの代わりにキャビネットなどを活用して間仕切りにするなら、防音や集中力アップに加えて、収納力もアップして一石二鳥です。転倒防止のため、あまり背の高くない家具を使用するか、備え付けで安定性の高いものにすることをおすすめします。


写真では、立ちミーティングができるように家具を設置し、さらにデスクとの間にキャビネットを置いて空間を区切ることで、それぞれが集中しやすいように工夫しています。


関連記事:徹底した感染症対策でクリエイターを守る、コロプラの新オフィス[後編]



●まるでホテル!洗練された上質な空間が広がるオフィス

スタイル・エッジ・グループ


士業・医業に特化したコンサルティング事業を営む株式会社スタイル・エッジ・グループのオフィスは、季節を感じさせる観葉植物や上質な家具、バーカウンターの設置によってまるでホテルのような空間を演出しています。士業・医業のイメージにマッチした高級感のある雰囲気です。同社ではオフィス内に託児所を設置するなど、女性の働きやすさにも配慮しています。


関連記事:「洗練された上質な空間」にこだわったスタイル・エッジ・グループの新オフィス




■【小規模】 狭いオフィスもおしゃれに魅せるレイアウト事例3選

小規模なオフィスの場合、収納やオフィス内のゾーニング、空間の使い方などが重要なポイントになります。社員の数や部屋の動線、将来人員が増えるかどうかなどをよく考慮し、使いやすく快適なオフィスを目指しましょう。以下のようなオフィスが参考になります。



●狭さを感じさせない、開放感重視のレイアウト

株式会社エスタイル


さまざまなバーティカルメディアを企画運営している株式会社エスタイルは、社員数8名で(2018年3月時点)、オフィスも55坪と決して大きくありません。しかし、天井をスケルトンにしたり大きな窓を設置したりして開放感を感じられるようになっています。また、デスクの天板や床をナチュラルなウッド素材にして温かみを演出しているのも魅力です。


関連記事: 小さくてもオシャレで働きやすいオフィスにしたいときに意識したい7個のポイント~株式会社エスタイルのオフィスに学ぶ~ (オフィス訪問[3])



●目的に合わせて、ワンフロアをゾーニング

株式会社KiZUKAI


次世代CXMツールを開発・展開している株式会社KiZUKAIは、社員数12、3名の会社です(2022年9月時点)。オフィスの広さは約200㎡で、ワンフロアになっています。「実務×リラックス」をコンセプトにした同社オフィスは、用途別のゾーニングによって自由さと開放感を感じられるのが特徴です。今後の増員次第でデザインを変えられるようにも配慮されています。


関連記事: 成長に合わせて移転するベンチャー企業のオフィスづくりとは ~株式会社KiZUKAI



●執務室の一角にリフレッシュスペースを設置

株式会社エムステージ


オフィスが狭いからリフレッシュエリアを設ける余裕がない、とお悩みの方は株式会社エムステージのオフィスが参考になります。


医師人材総合サービス業を展開する同社の東京本社オフィスは、約40名が勤務しており、広さは140坪です。同社では執務室に隣接する形でリフレッシュエリアやカフェエリアを設けています。好みのスタイルでリラックスできるよう、ソファやカウンター、たたみなどさまざまなデザインになっています。


関連記事: リラックスと高揚感の両方を兼ね備えるエムステージのオフィスの秘密を探る【前編】~株式会社エムステージ 代表取締役 杉田 雄二 氏インタビュー~ (オフィス訪問[3])




■オフィスのレイアウトへこだわる3つのメリット

オフィスはただ社員が集まるだけの場所ではありません。働き方の多様化により、オフィスの役割もまた多様化しているからです。レイアウトを自社の目的に沿ったデザインにすれば、さまざまな効果を得られます。代表的なメリットとして挙げられるのは、以下の3つです。



●企業イメージがアップする

まず挙げられるメリットは、企業のブランディングです。オフィスを利用するのは社員だけではありません。おしゃれでかっこいいデザインのオフィスを見ると、取引先や顧客などのステークホルダーは好印象を抱きやすくなります。ぜひこんな環境で働きたいと思う優秀な人材の確保につながる可能性もあります。



●従業員のモチベーションが向上する

社員にとってオフィスは一日の大半を過ごす場所です。おしゃれで居心地がよく働きやすいオフィスは、社員の仕事や出勤へのモチベーションアップにつながります。開放感を意識したり、集中できるブースを設置したりして、社員が仕事に取り組みやすい環境を整えるなら、生産性も向上するでしょう。ここで長く働きたい、この会社に貢献したいという気持ちが生まれるなど、社員のエンゲージメントを高める効果も期待できます。



●コミュニケーションが活性化する

パフォーマンスを上げるためには社員同士のコミュニケーションも大切です。コミュニケーションが活性化すれば業務を円滑に進められますし、新しいアイデアも生まれやすいからです。気軽に相談し合える環境は、社内の一体感を高める効果も期待できます。そのためには、オープンスペースやリフレッシュスペースの設置が効果的です。また、固定席を設けないフリーアドレス制を導入するのもおすすめです。




■おしゃれなオフィスを作るレイアウトのポイント

オフィス空間をおしゃれで働きやすい環境にデザインしたいのであれば、以下の3つのポイントを意識しましょう。



●目的に合わせたゆとりある空間づくりを意識する

オフィスのデザインにおいて重要なポイントはゾーニングです。社員の動線を意識して、社員が働きやすいスペース配分を考えましょう。


オフィス内にオープンスペースとプライベートスペースをバランス良く配置すれば働きやすさがアップします。リラックススペースはナチュラルさ、ミーティングスペースは高級感など、スペースによってデザインを変えるのもおすすめです。


快適なオフィスレイアウトのパターン例とゾーニングのコツ



●インテリアにグリーンを取り入れる

観葉植物をオフィスに取り入れることで、オフィスを爽やかでおしゃれな空間にできます。グリーンをスペースの間仕切りに使用するのもおすすめです。オフィスの規模や窓から差し込む日光に合わせ、植物の種類やサイズを選びましょう。オフィスのグリーン化はデザイン面だけでなく、機能面でもメリットがあります。目の疲れの緩和やリラックス、集中力のアップなどです。


本物の植物だと水やりや管理が面倒だという場合には、フェイクグリーンを使用することも可能です。フェイクグリーンであっても一定の効果が期待できます。



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●デザイン性・機能性が高く、規模にも合ったオフィス家具を使う

オフィスにおいてデスクやチェア、収納といった家具は雰囲気を決定する重要なポイントです。自社のブランドイメージに沿ったデザインのものを選びましょう。


また、機能性も大切です。オフィスの規模に合ったサイズ感や昇降できるかどうかなど、使いやすさも重視する必要があります。オフィスはあくまでも働くための場所であることを忘れてはなりません。




■狭い事務所にも!おしゃれで機能的なオフィス家具の例

オフィスの面積が狭い場合、使えるオフィス家具はどうしても限定されてしまいます。おしゃれでコンパクトかつ機能性の高いオフィス家具をお求めの方には、以下の2シリーズがおすすめです。



●アスクル「PREDONA(プレドナ)」シリーズ

アスクル「PREDONA(プレドナ)」シリーズ



次世代オフィス空間を提案するファーニチャーブランドのPREDONA(プレドナ)シリーズには、チェアやシェルフ、キャビネット、デスクなどがあります。オフィスに必要な機能性や耐久性、安全性を備えつつも、居心地の良い空間を作ることを意識してデザインされています。木目調やアースカラーの柔らかい印象のものが取り揃えられており、落ち着いた雰囲気を演出したい場合におすすめです。



→商品詳細はこちらから



●アスクル×オカムラ「Justus(ジャスタス)」シリーズ

アスクル×オカムラ「Justus(ジャスタス)」シリーズ



オフィス家具のトップメーカーであるオカムラとアスクルが共同開発したシリーズです。デスクやチェア、パネルやソファ、収納などのラインナップがあります。「Justus(ジャスタス)」には、「私たちus」にとって「ちょうどいい(just)」という意味がこめられています。デスクは組み合わせによってさまざまなワークスタイルに対応し、収納は省スペースながらも収納力があるなど、スペースを有効に使うのに適したシリーズです。



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おわりに

オフィスのデザインを決める際には、自社の目的に沿ったコンセプトを決定することが大切です。おしゃれで機能的なオフィスには、企業と社員双方にとってさまざまなメリットがあります。



アスクルではオフィスづくりの相談も承っています。どのようにすればよくわからないという方は、実績豊富なアスクルに相談してみてはいかがでしょうか。



アスクル株式会社「アスクルオフィスづくりサービス」
https://www.askul.co.jp/f/services/furniture/construction/moving.html/




編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 
制作日:2024年8月9日

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