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空間デザイナーが使うオフィスチェア(株式会社デザインユニット訪問[2])【椅子コレ】

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前回、訪問記事「紙資料を多く広げる人にオススメ。空間デザイナーの壁面集の本棚が参考になる!(株式会社デザインユニット オフィス訪問)」で、オフィス訪問したときにオフィスで使われていた素敵な椅子たちを紹介します。

(「 椅子コレ」は、取材訪問したオフィスのチェアをコレクションするシリーズです)


■イームズ アルミナムグループ マネジメントチェア (Eams Aluminium Group Management Chair )

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こちらが執務のメインに使われているチェア。

イームズ アルミナムグループ マネジメントチェアは、1958年に初リリースされた椅子で、現在も製造され、世界中で愛されているロングセラーモデル。
その椅子を選ばれている理由を尋ねた。

「最新の椅子と比べると昇降が手動だったり、少し使いにくい部分はありますが、ハイバックであることと、ほかにない造形からくる魅力があって使っています。
時代の変化の中で変わっていかない普遍的なもの、なおかつ、使い心地が良い機能的なものを選んだほうが、長く使えるのではないでしょうか。」
(株式会社デザインユニット 代表 小泉さん)


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執務風景を後ろから。




イームズ  アルミナムグループ マネジメントチェア (Eams Aluminium Group Management Chair )


製造: ヴィトラ社(Vitra) と ハーマンミラー社(Herman Miller)
デザイナー: チャールズ・イームズ レイ・イームズ (Charles and Ray Eams)
発表年: 1958年

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■イームズ ワイヤーチェア DKR  (Eams Wire Chair )

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こちらはサブとして使われているチェア。レザーのビキニパッド(専用オプション)が付いている。

レザーパッドは見た目よりしっかりとしたクッション性があり、座ると快適だ。


イームズ  ワイヤーチェア DKR (Eams Wire Chair )


製造: ヴィトラ社(Vitra) と ハーマンミラー社(Herman Miller)
デザイナー: チャールズ・イームズ レイ・イームズ (Charles and Ray Eams)
発表年: 1951年

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■ヴィトラ ゼロスリーチェア vitra. .03chair

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こちらはミーティングに使われている。
外観は直線的でミニマルなデザインだが、ポリウレタン樹脂と内部に組み込まれた板バネのおかげで、座ると身体にフィットする。
4本足のモデルは10脚までスタッキングできる。




ヴィトラ ゼロスリーチェア (vitra. .03chair)


製造: ヴィトラ社 (Vitra)
デザイナー: マールテン・ヴァン・セーヴェレン (Maarten Van Severen)
発表年: 1998年

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■ヴィトラ ゼロフォーチェア (vitra. .04chair)

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こちらはゼロスリーの回転脚タイプ。




ヴィトラ ゼロフォーチェア (vitra. .04chair)


製造: ヴィトラ社 (Vitra)
デザイナー: マールテン・ヴァン・セーヴェレン (Maarten Van Severen)
発表年: 2000年

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■デスク全景

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デスク全体も撮らせてもらった。造作のデスクはシンプルで機能的だ。



■棚の上にちょこんと置かれているこのチェアのミニチュアは...... 

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向かって左のホワイトのミニチュアの椅子は、イームズのラウンジチェア ラ・シェーズ 1/6スケールモデル
多くのチェアをコレクションしているヴィトラ社デザインミュージアム(ドイツ)で販売しているもの。




イームズ  ラ・シェーズ (Eams La Chaise)


製造: ヴィトラ社 (Vitra) (※本体、ミニチュアともに)
デザイナー: チャールズ・イームズ レイ・イームズ (Charles and Ray Eams)
発表年: 1948年

「みんなの仕事場」調べ





取材先

DESIGN UNITS Inc. | 株式会社デザインユニット
  オフィス空間、商空間の空間デザインを手掛ける。

空間デザインとは何でしょうか

「ある空間に入ることで、刺激を受けて活発になったり、リラックスできて休まったり、ある種のスパイスみたいな効果が空間にはあると思っています。単純にデザインが
きれいかどうかではなくて、用途ごとにデザインされた空間が、人に対してスイッチを入れる装置であればと思います。例えば気づきを与える空間とか。」(代表 小泉さん)








編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2016年10月12日




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