前回、訪問記事「集中しつつコミュニケーションできる多機能オフィスの秘密(株式会社ミダス訪問[1])」、「収納棚なのに抜け感?!その解決方法はグリッド棚にあり(株式会社ミダス訪問[2])」で、株式会社ミダスのオフィスを訪問した際に、素敵な椅子をたくさん置かれていたので、その中から15脚をご紹介します。
(「 椅子コレ」は、取材訪問したオフィスのチェアをコレクションするシリーズです)
社員全員がすべての椅子を座り比べできるように、1週間ごとに使うオフィスチェアをローテーションするルールになっているとのこと。たくさんの種類のオフィスチェアを置いているのは、実際に社員が使用して、クライアントのニーズに合った椅子を提案できるようにするためだそうで、さすがです。
※チェアの参考価格は、掲載時点で調査したメーカー希望小売価格を基本としています。時期・仕様の違い、流通ルートの違い等により販売店での店頭価格と異なることがありますので、あくまで参考としてご覧ください。
やはり最初はこちら。座面までメッシュで蒸れない、人間工学設計による身体への追従性の良さ、メッシュ張りの耐久性も特筆すべき点です。
製造: ハーマンミラー社 (Herman Miller)
デザイナー: ビル・スタンフ ドン・チャドウィック (Bill Stumpf Don Chadwick)
発表年: 1994年
参考価格: 208,440-245,160円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
帆船の帆のような背面が美しいチェア。設計段階から手ごろな値段を目指して開発されたため、ハーマンミラーのオフィスチェアの中では比較的手ごろな価格帯であることも魅力。
製造: ハーマンミラー社 (Herman Miller)
デザイナー: イヴ・ベアール (Yves Behar)
発表年: 2011年
参考価格: 71,280-87,480円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
背面から見ると体を支える独特な構造がわかりますが、写真は正面からパチリ。
製造: ハーマンミラー社 (Herman Miller)
デザイナー: ビル・スタンフ ジェフ・ウェバー (Bill Stumpf Jeff Weber)
発表年: 2008年
参考価格: 183,600-251,640円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
背面のバタフライバックが特徴のチェアで、購入するとなるとアーロンかミラで迷うところですね。軽快な デザインが特徴で、現在は本チェアの後継であるミラ2チェアが、2014年にリリースされています。
製造: ハーマンミラー社 (Herman Miller)
デザイナー: スタジオ7.5 (Studio7.5)
発表年: 2003年
参考価格: 132,840-144,720円(税込) (ミラチェアの価格。ミラ2チェアもほぼ同価格帯。モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
メッシュ張りのゲストチェア。こちらもデザインはスタジオ7.5の手による。側面からみたフレームの構造が美しいチェアです。
製造: ハーマンミラー社 (Herman Miller)
デザイナー: スタジオ7.5 (Studio7.5)
発表年: 2009年
参考価格: 79,920-150,120円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
こちらはシンク2チェア。2004年発表のシンクチェアの後継版で2012年発表。
デザイナーは同じくグレン・オリバー・ロウ。
製造: スチールケース社 (Steelcase)
デザイナー: グレン・オリバー・ロウ (Glen Oliver Loew)
発表年: 2012年
参考価格: 176,472-233,928円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
デザイナーはシンクチェアと同じグレン・オリバー・ロウ。
製造: スチールケース社 (Steelcase)
デザイナー: グレン・オリバー・ロウ (Glen Oliver Loew)
発表年: 2012年
参考価格: 210,924-284,364円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
前傾姿勢に強みがあるチェアです。
製造: スチールケース社 (Steelcase)
発表年: 1999年
参考価格: 196,668-274,968円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
こちらは会議室用チェアですが、回転脚なのに、シートを跳ね上げると水平にネスティングして収納できる という特長の椅子。4本の脚のうち2本が高い場所に、残る2本が低い位置にあるので重ねてもぶつからないようになっています。スタッキングできて座り心地の良い椅子ということで多くの賞を受賞しています。5D StudioとIDEOのデザインで、当時のVecta社から発売(現在はスチールケース社)。名前のカートも、スーパーマーケットの重ねられるカートから来ています。
製造: スチールケース社 (Steelcase)
デザイナー: 5D Studios / IDEO
発表年: 1998年
参考価格: 不明
「みんなの仕事場」調べ
こちらも会議室用チェアですが、スタッキングできて、フレームが樹脂製のため軽量であることに加えて、椅子の脚にある独自のサスペンションが体重を絶妙なバランスをとって支える仕組みになっています。ちなみに、回転脚のタイプもあります。
製造: スチールケース社 (Steelcase)
参考価格: 不明
「みんなの仕事場」調べ
ジウジアーロデザインのエルゴノミックメッシュチェアといえばオカムラのバロン。2002年発表の同社のコンテッサと並んでよく見かけます。
製造: 株式会社 岡村製作所 (オカムラ)
デザイン: ジウジアーロデザイン (GIUGIARO DESIGN)
発表年: 2004年
参考価格: 107,460-222,048円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
「M4」の名前の由来は、「Minimum Maximum Motivation Majority 最小限の操作で、最大限の快適性。楽しく働くを、すべての人へ。」というコンセプトの4つのMから。
製造: コクヨファニチャー株式会社
発表年: 2010年
参考価格: 58,212-81,864円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
前後に動くだけでなく、身体の左右の動きにもフィットするトリメンションメカニズム搭載の世界初のチェア。受賞多数。
製造: ウィルクハーン社 (Wilkhahn)
デザイン: wiege (ウィルクハーンのデザイン会社)
発表年: 2009年
参考価格: 166,320-486,000円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
オンチェアの6年後にリリースされた、トリメンションメカニズム搭載でもう少しリーズナブルなチェア。
製造: ウィルクハーン社 (Wilkhahn)
デザイン: wiege (ウィルクハーンのデザイン会社)
発表年: 2015年
参考価格: 138,240-173,880円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
ヴィトラ社のID チェアコンセプトシリーズの1脚。フローモーション機構搭載で身体にフィットさせる機能だけでなく、背もたれの種類や、ファブリックや色など幅広く選べるので自分自身のIDチェアが作れるというコンセプトです。
製造: ヴィトラ社 (Vitra)
デザイナー: アントニオ・チッテリオ (Antonio Citterio)
発表年: 2010年
参考価格: 96,120-205,200円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
東京・築地にオフィスを構える空間デザイン事務所。創業以来5,000件を超えるプロジェクトを手掛けている。
良い空間デザインとは何でしょうか
「働く人がよりよく働きやすい、それを感じていただける空間は何だろうかと考えて、 働いている人の生産性上がったり、働くモチベーション上がったり、会社のブランディングを感じたり、そうしたことを含めた働きやすさ。それを一番良く提供できるのが、良い空間と考えています。」 (株式会社ミダス 代表取締役社長 小松 健悦)
編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2016年10月18日
世界中のデスクワーカーが称賛するハーマンミラーの代表的ワークチェア。ビル・スタンフ、ドン・チャドウィック デザイン。
フレームのない背もたれによって人の自由な動きをサポート。人間工学に基づき、椅子に求められる全ての機能を持ちながら、お求めやすい価格帯を実現したワークチェアです。
スチールケース社のNEWシンクチェア。シンクは人間の身体の動きに直感的に応えることで快適さを実現しました。今回、デザインも設計方法も刷新され、よりスマートで、よりシンプル、そしてよりサステナブルなプロダクトとして生まれ変わりました。
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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