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[以下は2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツです]

木童東京ショールーム

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接客スペース

"箱"の中に挿入された"木の架構"

 「木童」は単に木の材料を売るのではなく、木に精通した設計者の紹介、あるいは適材適所の材料の使い方など、木の空間に関するコンサルティングやコーディネートに至るまで、木に関すること全般を手掛けている会社です。

 東京ショールームの移転にともない、新ショールームの内装設計の話があった際、木原社長から出された要望は、「単に材料を売るのではなく、空間自体を売りたい。それを実現するようなショールームにして欲しい」というものでした。

 ほとんどのショールームにありがちなのは、インテリアショップなど、空間的なディスプレイであっても、背景としての空間があってその中に各商品が"並べられる"というスタイルです。パスルームとかキッチンとかブース的な空間展示の仕方がされている場合でも、お互いの関係は並列的なものである場合がほとんどです。

 材料は、たとえそれが単体商品として魅力的なものであったとしても、それぞれが生きた役割を担っていなければ、真に魅力的であるとは言えません。従って、ここでは家とか、オフィスとかを模して空間を引っ張ってくるのではなく、あくまでショールーム自体の空間を作ることにして、各材料がそれぞれの役割を担って、ごく自然に質の高い空間づくりに寄与している姿を見せることにしました。

 与えられたスペースは、巨大なビルの低層部の一角という日の光から遮られた閉ざされた"箱"ですが、箱の閉塞感を消すため、"箱"の中に"木の架構"というもうひとつの空間を挿入し、挿入された"木の架構"ともともとの"箱"との間にも同時に空間が生まれる二重の空間の作り方としています。このような空間の作り方はインテリアならではの面白さだと思います。

KEYWORDS:

COLOR:ブラウン、ウッド

木童東京ショールーム(コドウトウキョウ)

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