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[以下は2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツです]

Kayashima Photo Studio Ohana

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受付・エントランス

写真スタジオ 外観

1階のレセプションは、対面式カウンターでなく「センスの良い知人宅のリビング」と設定した。正面の扉はロゴカラーの黄色をつかい、丸窓をあける。小さな子供がのぞきたくなるよう考えたものである。

KEYWORDS:スタジオ 階段 受付

COLOR:白

トイレ

トイレ

KEYWORDS:

COLOR:赤、ピンク

その他

2階 スタジオ

2階のスタジオは天井高3.5mを確保し、自然光でも撮影できるよう、様々な形の窓をあけた。撮影に必要な光、背景としてのデザイン、子供の遊び心をくすぐる。この3つのバランスを考えながら配置された。
南面の大開口とベンチは、孫や子供を見守る家族、肘を掛けて外を眺める被写体、お茶を飲むスタッフ、と色々な場面を想像し、慎重に位置や高さを決めたものである。

KEYWORDS:スタジオ 光 写真

COLOR:白


特長

ハレの日は出掛けよう

2008年の2月、写真スタジオの新築計画がスタートした。クライアントの想いを聞くうちに、考えるようになった。『写真は誰の為にある?』

環境
門真市は大阪と京都の中間に位置し、東には生駒山を望む。その北端に京阪萱島駅はある。駅から住宅地の路地を抜け、3分程のところにOhanaはある。

Plan
1階のレセプションは、対面式カウンターでなく「センスの良い知人宅のリビング」と設定した。正面の扉はロゴカラーの黄色をつかい、丸窓をあける。小さな子供がのぞきたくなるよう考えたものである。
2階のスタジオは天井高3.5mを確保し、自然光でも撮影できるよう、様々な形の窓をあけた。撮影に必要な光、背景としてのデザイン、子供の遊び心をくすぐる。この3つのバランスを考えながら配置された。
南面の大開口とベンチは、孫や子供を見守る家族、肘を掛けて外を眺める被写体、お茶を飲むスタッフ、と色々な場面を想像し、慎重に位置や高さを決めたものである。

ハレの日には
建物は出来る限りセットバックし、前庭を確保した。その西側に楕円を描く列柱を建て、背面にある住宅との境界とする。天気の良い日には、外部スタジオとなるよう計画したもので、互いの視線を緩やかに遮り、来訪者を抱くような形態をイメージした。
写真スタジオは、ハレの日に訪れるもの。折角の晴れ姿は、出来るだけ皆に見て欲しい。よってレセプションとスタジオをつなぐ動線は、特に街へ開いた。お宮参り、七五三、成人式、それを見守る家族。それを見かけるだけで、頬が緩むものだ。
ハレの日には出かけよう。全ては、そんな場になって欲しいという願いからである。

誰の為
このデジタルカメラ全盛の時代に、写真スタジオでしか感じられないものがあると思う。扱うのは写真だけでなく、時間、体験、空間、全てなのだと。写真家であるクライアントの名刺にはこうある。

「happyでnaturalな写真を写します」

写真スタジオの可能性を共に模索し、たどり着いたのがOhana。
「Ohana(オハナ)」とは、ハワイの言葉で「家族」や「仲間」を意味する。当初抱いた問いの答え、そのものだったと思うのである。

Kayashima Photo Studio Ohana(カヤシマフォトスタジオ オハナ)

従業員数〜9
電話番号072-881-5860
FAX番号
住所 大阪府門真市上島町 43−28 43−28
代表者名石井達也
事業内容写真スタジオ
URLhttp://www.studioohana.com/
広さ


この仕事場をデザインした会社

一級建築士事務所アトリエエム

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