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フルリモートで気づいた「対面コミュニケーションの重要性」 ~イーストフィールズ株式会社 [前編]

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イーストフィールズ株式会社の新オフィス(※)

イーストフィールズ株式会社の新オフィス(※)


フリーランスと企業のマッチングWebサービス『Pro Connect』を運営するイーストフィールズ株式会社。サービスに登録しているフリーコンサルタントは3,000名超。常時 100 件以上ある案件の中から自分に合う案件を探すことができます。また企業側は課題解決のために適正な人材を見つけることができます。2022年8月、同社はさらなる事業拡大のために新オフィスに移転。リモートワークがメインだった働き方を対面コミュニケーション重視に変えたそうです。








■居心地のよさを演出するフリースペース

イーストフィールズ株式会社の新オフィスは、恵比寿駅から徒歩3分というアクセス良好のロケーション。エレベーターホールからエントランスを入ると、高級ホテルのラウンジバーのような広々としたバーカウンターが現れました。





ここからはブランディング・広報担当の斎藤彩氏に案内していただくことに。



案内してくださった斎藤彩さん(ブランディング・広報担当)

案内してくださった斎藤彩さん(ブランディング・広報担当)



カウンターに沿って奥に進むと、ソファとテーブルを組み合わせたミーティングコーナーがありました。



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斎藤さん  カウンターコーナーとソファコーナーを合わせたエリアを「フリースペース」と呼んでいます。このフリースペースは、弊社のサービス『Pro Connect』に登録いただき、登録面談を終えたフリーコンサルタントの方々に開放しているエリアです。



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空調の塗装がブラックなのはあえて塗装したため

空調の塗装がブラックなのはあえて塗装したため



フリースペースの天井は、ダクトや空調が見えるスケルトン。おしゃれな雰囲気があるだけではなく、ボードを貼っていない分、天井が高いので開放感があります。


斎藤さん  スケルトンにしたのはオフィスのオーナーのアイデアで、入居する前に天井ボードを外してもらいました。天井の空調機が白かったので、周りに合わせて黒く塗ってもらっています。


 

― 大人っぽい内装にグリーンが柔らかいアクセントになっていますね。


斎藤さん  植栽にはこだわりました。社員が意見を出し合い、それを元にデザインしてもらっています。植物には空気の浄化・加湿などの作用があり、オフィスに設置することでヒーリングになり、ストレス除去、作業効率向上などの効果があるそうです。



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■コミュニケーションを図る場所としてのオフィス

居心地の良いフリースペースは、打ち合わせや会議だけでなく、イベント会場としても活用されているそうです。


斎藤さん  つい最近も、このスペースで「フリーランスコンサルタントへの独立方法とキャリアステップ論」というトークイベントを開催しました。オンラインでも同時開催したのですが、オフラインで参加された方のために交流会を開き、バーカウンターで飲み物も提供しました。





交流会の様子(※)

交流会の様子(※)



斎藤さん  参加者からは、「普段、他のフリーランスと関わる機会がないので、このような情報交換ができる場があるとありがたい」、「交流会で他のフリーランスと話して、同じような悩みを抱えていることが分かり、励まし合うことができた」と好評でした。




■ガラス張りで圧迫感のない会議室

フリースペースと並んで、6人、8人、10人用と大きさが異なる3つの会議室がありました。


斎藤さん  「AVAILABLE」 「KNOWLEDGE TRANSFER」 「EXECUTIVE SUMMARY」という会議室の名前はコンサル用語です。フリーコンサルタントの方たちには馴染みの深い用語で、「アベル」、「エグゼマ」と省略して呼ばれる方もいます。これらの会議室は登録者用で、ご利用は予約制です。



「第一会議室」のような無機的な名前に比べて遊び心が感じられます。

「第一会議室」のような無機的な名前に比べて遊び心が感じられます。



8人用の「KNOWLEDGE TRANSFER」は使用中でした。

8人用の「KNOWLEDGE TRANSFER」は使用中でした。



こちらは6人用の「AVAILABLE」。どのドアもエグゼクティブな雰囲気ですね。

こちらは6人用の「AVAILABLE」。どのドアもエグゼクティブな雰囲気ですね。



10人用の 「EXECUTIVE SUMMARY」に入ってみました。



中に入ってみると、フリースペース側がガラス張りなので、小さな会議室にありがちな閉塞感が感じられないことがわかります(※)

中に入ってみると、フリースペース側がガラス張りなので、小さな会議室にありがちな閉塞感が感じられないことがわかります(※)



まず目につくのは、壁に設置された特大のホワイトボードです。



かなり大型のホワイトボード(※)

かなり大型のホワイトボード(※)



斎藤さん  ホワイトボードはどの部屋にも設置しています。これは代表取締役CEO東野智晴のこだわりで、会議で参加者が話し合ったことをホワイトボードに記すことで、内容がより整理され、見える化によってゴールに近づきやすくなる、と考えています。




■空間のゆとりを感じさせる執務エリア

エントランスを抜け、ドアの向こうの570m²の広々とした執務エリアに入りました。 執務デスクが部屋の奥にまとまっているので空間にゆとりがあります。



広々としたスペースに執務デスクをかためて配置

広々としたスペースに執務デスクをかためて配置



近くに寄ってみると......

近くに寄ってみると......



斎藤さん  オフィスを移転したのは、主に事業規模拡大のためです。現在社員は33名ですが(2022年10月取材時時点)、今後100人規模まで拡大することを踏まえて、ここに決めました。



家具にもこだわっています。オフィスチェアは、デザイン性が高く、ハイバック、リクライニングでリラックス効果のあるネットフォース社製を選んだそう。

家具にもこだわっています。オフィスチェアは、デザイン性が高く、ハイバック、リクライニングでリラックス効果のあるネットフォース社製を選んだそう。



 

執務エリアの奥には社員専用の会議室があります。



こちらも「MECE」「ASAP」といったコンサルタントになじみ深いビジネス用語が名前に使われています

こちらも「MECE」「ASAP」といったコンサルタントになじみ深いビジネス用語が名前に使われています





壁には当然、ホワイトボードが設置されています

壁には当然、ホワイトボードが設置されています




■卓球台やゲーム機まであるリフレッシュエリア

会議室のそばにはコンパクトな休憩エリアがあります。冷蔵庫や電子レンジ、コーヒーマシン、ウォーターサーバーなどが置いてあり、社員が自由に使えるようになっているようです。棚にはドリンク類、ビジネス書・デザイン本・IT関連本などの書棚も。



リフレッシュエリア

リフレッシュエリア



ソーダストリームやビールサーバーまで完備

ソーダストリームやビールサーバーまで完備



斎藤さん  スキルアップのために購入した本を読み終わったら、ここに置いて、また別の社員が興味を持って読み始めたりしています。冷蔵庫のドリンクも持ち寄ったもので、シェアしあったりしています。



執務デスクエリアから少し離れてソファベッドがありました

執務デスクエリアから少し離れてソファベッドがありました



斎藤さん  作業中に一息入れてリフレッシュしたりするのに使っています。技術系のスタッフは夜遅くまで仕事することもあるので仮眠用にも利用します。


卓球台が目を引くのですが......。


斎藤さん  会社の予算ではなく、社員の有志がお金を出し合って購入したものなんです。もちろん利用は業務時間外ですが。





執務終了後は卓球でリフレッシュ!

執務終了後は卓球でリフレッシュ!



リフレッシュアイテムとしては、他にもゲーム機がありました。





斎藤さん  目標売上を達成したお祝いパーティで景品として提供されたゲームです。仕事の後にここでしばらくゲームをしてから帰宅する社員もいますね。


― 自由な感じですね。


斎藤さん  弊社は成果主義ですので、就業時間外というルールさえ守れば、リフレッシュのために卓球やゲームなどするのは自由なんです。





オフィスツアーは以上です。


後編では、オフィスのこだわりやコンセプトについて、代表の東野智晴さんにお話を伺います。



後編へつづく






取材協力


イーストフィールズ株式会社

2018年10月10日設立。代表は東野智晴氏。フリーランスと企業を結ぶWebサービス『Pro Connect』を運営し、独自のマッチングシステムによってフリーランス側、企業側の両者にとってベストな結びつきを実現している。 業界最低水準の8~15%のマージンを公開することで、より透明感のあるサービスを提供できるよう努めている。


イーストフィールズ コーポレートサイト[外部リンク]


編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 (※印の画像を除く)
取材日:2022年10月5日

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