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共創を実現するためのNTTコミュニケーションズの実験的ワークスペースOPEN HUB Park[後編]

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OPEN HUB ParkのLive Office。

OPEN HUB ParkのLive Office。


第35回日経ニューオフィス賞の「ニューオフィス推進賞<クリエイティブ・オフィス賞>」を受賞したNTTコミュニケーションズの事業共創プログラムOPEN HUB for Small World、その活動拠点OPEN HUB Park紹介記事の続きです。同社の谷村宏子さん(OPEN HUB for Small World Catalyst/Operation ビジネスソリューション本部 事業推進部 マーケティング部門主査)に案内していただいています。



前編はこちら








■4つのエリアに分かれたオフィススペース

谷村宏子さん(OPEN HUB for Small World Catalyst/Operation ビジネスソリューション本部 事業推進部 マーケティング部門 主査)

谷村宏子さん(OPEN HUB for Small World Catalyst/Operation ビジネスソリューション本部 事業推進部 マーケティング部門 主査)



OPEN HUB Parkに引き続き、扉を隔てたNTTコミュニケーションズのLive Officeを案内していただきました。


谷村さん こちらは癒やしや心地よさ、くつろぎを体感できるNcom Park、アウトドア感覚のNairobi Park、ブリティッシュアンティークのインテリアのEnglish Park、高集中で業務に打ち込むFocus Areaがあります。





通路の歩行者と目線が合いやすい45°の角度でデスクが配置されている。

通路の歩行者と目線が合いやすい45°の角度でデスクが配置されている。



リラックススペース

リラックススペース





ビーコン機器で現在の出社状況を確認できる。社内の位置が一目瞭然なのでコミュニケーションが促進される。

ビーコン機器で現在の出社状況を確認できる。社内の位置が一目瞭然なのでコミュニケーションが促進される。





マグネットスペース

マグネットスペース



アウトドア感覚のスペース

アウトドア感覚のスペース





個室ブースはインテリアに合わせ、木目のものを採用している。

個室ブースはインテリアに合わせ、木目のものを採用している。




■注力したいのはメタバース、グリーントランスフォーメーション、ロボティクス



― OPNE HUB Parkは連日予約がいっぱいだそうですね。


谷村さん 2022年2月のオープン以降、10月までで来訪いただいたのは300社、1500名以上です。来訪者数を目標にしているわけではありませんが、想定以上のペースで伸びています。コミュニティの会員も10, 000名ほどいらっしゃいます。コミュニティ会員に登録してWebinarやParkで実施している勉強会などに参加していただいて、具体的なビジネスをディスカッションしていくという形です。


― 今後の課題は何でしょうか?


谷村さん メタバースやロボティクス、グリーントランスフォーメーションなどの成長領域や次なるテクノロジーを先駆的に扱いながら、そこでディスカッションに留まらない具体的な共創ビジネスにいかにつなげるか、は今後も引き続き課題ですね。


― コンテンツの入れ替えはどのように決めるのですか?


谷村さん 市場動向を見つつ、NTTグループのケイパビリティを訴求できる新規のアセット、かつ、多くのお客様が関心を持つものに注力していきます。


― OPEN HUB Parkによって、ビジネスにどんな影響がありましたか?


谷村さん これまで弊社には、お客様をお呼びして自社のみならずNTTグループのケイパビリティをお見せし、ディスカッションできるような常設スペースがなかったので、営業ツールとして非常に喜ばれています。目先の提案ではなく、中長期的な目線でお客様と議論できることもポイントです。いろいろなコンテンツを一度にお見せでき、カタリストを交えて複数のテーマでディスカッションできるため、社会課題やお客様の課題を解決するアプローチができるようになりました。全社的にこの「OPEN HUB」を使って共創しようという機運が高まっていると思います。


― 今後の展開についてお聞かせください。


谷村さん 先進的なものをお見せするだけでなく、そこからどう具体的なビジネスにつなげていくか、いかに常にフレッシュな環境でありつづけるかということで、社会のトレンドに応じたもの、まだ形になっていないものを見つけることを心がけています。


NTTグループの技術で共創のテーマにふさわしいものをどのようにお客様に提示し議論のきっかけを作っていくか、常に工夫していきたいと思っています。


― どうもありがとうございました。





最先端技術に触れながらも、自然風景やアロマの香りといった癒やしの仕掛けもあり、遠方のオフィスとも密にコミュニケーションができる。「人の交流」と「技術」をバランスよく体感しながら、新しいアイデアが「カタリスト」の力を借りて最短距離で具体化できるオフィスでした。ここから多くの社会課題解決につながるビジネスが次々と生まれてくる予感に満ちた空間でした。大いに期待したいと思います。






取材協力


NTTコミュニケーションズ株式会社

NTTグループの主要企業の一つとして長距離・国際通信事業を担う。世界40カ国/地域以上、110都市以上の拠点に約22,000名のスタッフを配し、クラウド、ネットワーク、セキュリティ、コンサルティングの提供を通し、顧客企業のグローバルビジネスをサポートしている。 最先端技術を備えたワークプレイスOPEN HUB Park(オープンハブパーク)を2022年2月22日より大手町プレイスウエストタワー(東京都千代田区)内に開設。


OPEN HUB for Smart World[外部リンク]


編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局 (※印の画像を除く)
取材日:2022年11月8日

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