左上 アスクル マルチワークテーブル /
左下 アスプルンド システムシェルフ /
右上 トーカイスクリーン ブラックフレームパーティション /
右下 アスプルンド パネルソファ
オフィス什器は、働きやすさを左右する重要な項目です。オフィスの印象や空間のデザインにも影響を与えることから、おしゃれで機能的な什器を導入したいと考える人も多いでしょう。この記事では、オフィスにそろえるべき什器・家具を一覧で紹介し、それぞれの選び方をまとめました。
「什器」という言葉を聞くと、アパレルショップや飲食店などで使われている備品を思い浮かべる人もいるでしょう。服や小物をディスプレイする棚や、客席のテーブルなどをイメージしがちですが、オフィスで共有する設備・備品全般も什器と呼ばれています。
たとえば、デスクや椅子などの執務用の家具、ソファやローテーブルなどの応接家具、ウォーターサーバーや電子レンジなどの家電、ロッカーや本棚などの収納もオフィス什器です。従業員や会社を訪れたお客様などがオフィスで使用する設備・備品すべてを指し、大型の家具からインテリアまでさまざまなものが含まれます。
オフィス什器と似ている言葉に「オフィス家具」があります。オフィス家具は、デスクや椅子、ソファなど、言葉の通りオフィスで使われる家具全般を指す言葉です。上記で紹介したように、執務用・応接用の家具もオフィス什器に含まれるため、基本的にはどちらも同じ意味で使われています。
オフィス家具は、メーカーによって機能性やデザインなどの特徴が異なります。豊富なラインナップがそろっており、多くの企業への実績がある大手オフィス家具メーカーとしては、「OKAMURA(オカムラ)」「KOKUYO(コクヨ)」「ITOKI(イトーキ)」などが挙げられます。おすすめのオフィス家具メーカーをより詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
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ここでは、導入するべき主要なオフィス什器を一覧で紹介します。什器の概要や導入時の注意点に触れながら、上手な選び方をまとめました。オフィスレイアウトの変更や、オフィスの新設・移転などを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
オフィスデスク・事務机は、デスクワークに欠かせないオフィス家具の1つです。従来のオフィスでは従業員一人ひとりが個別の机を持ち、部署ごとにまとめて配置する「島型レイアウト」が主流となっていました。商品によって大きさは異なるものの、高さ700mm、奥行き600~700mm、幅1,200mm前後の事務机を導入するケースが一般的です。
一方、近年はリモートワークが普及し、出社率に合わせて空間を有効活用できる柔軟なオフィスレイアウトが普及しています。たとえば、複数人用の大型デスクやカウンターテーブルなどを配し、従業員が好きな席を選んで働く「フリーアドレス」も、近年普及が進んだオフィスレイアウトの1つです。フリーアドレスデスクについてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
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▼オフィスデスク/事務机
従業員が個別のデスクで仕事をする場合、それぞれの荷物をしまう収納が必要です。書類やファイルなどが入るように、ある程度の大きさが必要なため、デスク下に置くタイプの机下収納やサイドワゴンがよいでしょう。A4サイズのボックスファイルを横向きにしまう場合は、横幅400mmほどのものを選んでみてください。
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▼ワゴン/ラック/デスク周辺用品
会議室に置く長机や、ミーティングエリアに配置する複数人用のテーブルは、1人あたり幅600mmほどを目安としましょう。奥行きはパソコンなどを持参するか、対面形式で会議を行うかによって異なり、対面で会議をする場合は、奥行きに余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。
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▼会議テーブル/ミーティングテーブル
オフィスチェアは、デスクワークの快適性を左右する重要なオフィス什器です。執務室に導入する事務用の椅子は、長時間座ることを考慮し、体に負担がかかりづらいものを選ぶ必要があります。デザイン性だけでなく機能性にも着目し、正しい座り姿勢をサポートする機能や、腰への負担を減らす機能などが付いている製品を選ぶとよいでしょう。
一方、会議用の椅子は、「どのような人が利用するか」「相手にどんな印象を与えたいか」などによって選び方が異なります。たとえば、会社の役員が使うのであれば高級感のある椅子、社内の人とカジュアルなミーティングをするのであればリラックスできるファブリックのソファなどがおすすめです。デザインや心地よさなどに着目し、コストパフォーマンスのよい製品を選ぶとよいでしょう。
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▼オフィスチェア/会議椅子/ソファ
パーテーション・間仕切りは、ワンフロアをゆるやかに区切りたいときや、フロアの一角に別のスペースをつくりたいときなどに設置します。休憩室や仮眠室、集中ブースなどで個室をつくるために導入しているケースも少なくありません。簡易的な目隠しであれば観葉植物や本棚などで代用する方法もありますが、しっかりと視線をさえぎりたい場合は、パーテーションや間仕切りの導入がおすすめです。
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▼パーテーション/間仕切り/ベルトポールパーテーション
ホワイトボードは、議論の活性化や情報共有をスムーズにする効果があり、会議に欠かせない備品の1つです。壁掛けタイプやキャスター付きタイプ、壁に貼り付けるシートタイプ、壁そのものがホワイトボードになっている壁面タイプなど、さまざまな種類があります。スペースの有無や希望のサイズ、用途などによって適切な種類を選ぶとよいでしょう。大人数の会議用にはキャスター付きタイプ、ちょっとした打ち合わせには、収納しやすく持ち運びもできる壁掛けタイプやノートタイプがおすすめです。
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▼ホワイトボード
受付カウンターや応接セットは、オフィスを訪れた人が最初に目にする場所です。会社の第一印象を決める役割があるため、ブランドイメージに合うデザインを取り入れるとよいでしょう。
受付カウンターや応接セットを選ぶコツは、会社が提供しているサービス・商品などと質感を統一することです。たとえば、高級感のある商材を扱う場合は重厚な雰囲気の家具を取り入れ、遊び心のある個性的な商材を扱う場合はユニークな色使いを取り入れる、といった具合です。企業らしさを視覚的に伝えられるようなデザインを心がけてみてください。
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▼受付カウンター/受付台/応接ソファ
フリーアドレスを導入する場合、従業員それぞれが個人の机に荷物をしまうことができません。データの電子化が進んでいない場合や、紙資料を保管する必要がある場合などは、ファイルを収納しておく書庫の導入を検討しましょう。
書庫・キャビネットを選ぶポイントは、書類サイズを基準として大きさを検討することです。オフィス家具メーカーでは、書類を折りたたまずにしまえるキャビネットが数多く展開されています。手軽に取り出したいときはオープンタイプを、セキュリティ性に配慮したいときは扉付きを選ぶなど、扉の有無にも着目しましょう。
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▼スチール書庫/キャビネット
小型の収納ラックはホームセンターなどでも購入できますが、業務用で使用するには耐久性が劣る可能性があります。長い目で見ると、かえってコストパフォーマンスが低くなるリスクもあるため、なるべくオフィス家具メーカーで業務用を購入するのがおすすめです。素材は、耐久性と機能性に優れたスチール製を選ぶとよいでしょう。
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▼スチールラック/中軽量ラック/ワイヤーラック
ロッカーは従業員の貴重品やコート、私物などをしまう場所です。1人用ロッカーの一般的な幅は300mmほどで、衣類を下げる場合は奥行515mm、高さ1,790mmほどが目安となります。背の高いロッカーを置けない場合は、高さ900mmほどのロータイプを検討するとよいでしょう。ロッカーの設置後に通路幅が狭くならないように、扉を閉めた状態で最低でも1,350mmほどの幅を確保しておくと安心です。
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▼ロッカー/下駄箱/シューズラック
現金をしまったり、機密情報を管理したりする場合は、金庫を導入しましょう。鍵の種類や材質、サイズなどさまざまな種類があり、「どのようなものを管理するか」「どの程度のセキュリティ性が必要か」などによって選び方が異なります。セキュリティ性を重視する場合は、火災でも中身が燃えない防火性能を持つタイプや、指紋などの生体認証が付いたタイプなど、機能性の高いものを選ぶとよいでしょう。
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▼耐火金庫/防水保管庫
ゴミ箱や傘立て、ハンガーラックなどの小物も忘れずに導入しましょう。また、掛け時計や加湿器、空気清浄機など必須ではないものの、あると便利なアイテムもあります。
掃除を外注しない場合は、掃除機をはじめとする掃除道具や清掃用品なども必要です。掃除道具をしまうラックやロッカーなども別途用意し、湿気に強い樹脂製や省スペースなスリムタイプなど、用途に合うものを選んでみてください。
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▼ゴミ箱/ダストボックス
▼傘立て/傘袋
▼オフィスインテリア/小物家具
什器の種類によっては、レンタルの活用や中古品の購入などにより費用を抑えられる場合があります。電話機やコピー機、自販機、Wi-Fiルーターなどはレンタルのサブスクリプションサービスもあるため、予算に応じて検討するのもおすすめです。
また、社内用のデスクやパーテーション、収納など、社外の人の目に触れにくい家具や清潔さを求められない備品などは、中古品でも問題ありません。状況に応じて、オフィス家具メーカーのアウトレットコーナーも活用するとよいでしょう。
ただし、レンタルや中古品はサイズや種類などが限られているため、「オフィスの雰囲気に合わない」「スペースに入らない」などの不具合が生じる可能性があります。あくまで新品の購入を優先し、予算を抑えたい箇所だけ部分的に中古・レンタルを活用するのがおすすめです。
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▼アウトレットコーナー
オフィスに導入するべき什器は、デスクや椅子、収納、パーテーション、金庫など多岐にわたります。オフィスの什器をまとめて選ぶなら、様々なオフィス家具メーカーの商品がそろうアスクルがお勧めです。まとめ買いの相談もできるのでぜひ活用してください。
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2023年12月28日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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