今回は、株式会社エスタイルのオフィス(東京 原宿)にやってきました。
株式会社エスタイルは、複数のバーティカルメディアを企画運営しているインターネットメディア企業です。バーティカルメディアとは、特定の分野に特化して話題を掘り下げるタイプのメディアで、例えば、同社の美容エイジングケアマガジン「ANGIE(アンジー)」は、大人の女性の美の悩みの共感をコンセプトとするなど、広く浅くではなく、特定の読者層にとって役立つ質の高い情報で構成されているところがポイントです。
エスタイルでは社員の半数が女性で、女性向けのコンテンツ企画に強みがあり、現在成長を続けています。2017年12月、トレンドの感度の高い原宿エリアへオフィスを移転しました。社員数は8名(2018年3月時点)、約180平方メートル(55坪)のオフィスです。
同社のオフィスは、東京メトロ 千代田線、副都心線の「明治神宮前」駅から徒歩6分、JR「原宿」駅から徒歩9分の距離にあるオフィスビル8階に入居しています。神宮前3丁目という裏原エリアの一画にあり、ファッションやトレンドの中心地です。このあたりはオシャレな飲食店も多くあるのも魅力ですね!
「リラックス」と「ダイバーシティ」などをテーマに作られたオフィスとのこと。 楽しみです。それではオフィスへ伺いましょう!
1階にBEAMSの入居するファッションビルの8階へエレベーターで上がると受付があります。
壁に掲げられたラフな雰囲気の板にシンプルな同社ロゴ。アパレル会社に来た雰囲気です。 こちらの受付電話で担当の方に来ていただきます。
左側は社内ラウンジ(カフェスペース)、右側は会議室へ通じる廊下です。
左側のラウンジスペースをのぞいてみると、
素敵なバーカウンターがありました。
こちらは後で紹介するとしまして、まずは会議室へ進みましょう。
先ほどの右側の廊下を進んでいくと、
会議室に繋がっています。
最大12人が入れる大会議室。
ホワイトボード、反対側に大型モニター完備です。
社内がガラス越しに見えて、会議室の窓からの外光がオフィス内に最大限取り込めるようになっているのです。
それでは執務スペースへ進んでいきましょう。
執務スペース奥から撮影。
写真中央が先ほどの会議室になります。
天井はスケルトンで、開放感ある十分な天井高を確保。
天井高が高いため室内の声が響きにくく、執務デスク周辺での話がしやすくなったとのこと。 ところどころに飾られたハンギンググリーンがアクセントになっていますね。
スケルトンの天井をホワイトカラーにすることで室内は明るく保たれています。
デスクの島を撮影。
デスク天板は木製でカラーはナチュラル、床もナチュラルのフローリングにすることで、執務エリア全体が清潔感ある明るい執務空間に仕上がっています。
こちらのデスクは、造作でオリジナル品。無駄のないスッキリとしたデザインのデスクです。
デスクの脚を撮影。
ハの字が印象的なホワイトカラーのスチールフレームです。足下の抜け感が良いので、とてもスタイリッシュです。市販品にはない素敵なデザインですね!
執務チェアは、イトーキ サリダチェア YL5 (ITOKI Salida YL5)。
執務エリアを違う角度から撮影。
奥の壁には書類収納用のハイキャビネットが設置され、スッキリとした見た目ながら収納量を確保されています。
写真左上は天井のアクセントになっているハンギングプランター。
それでは最初にご紹介した社内バーのある社内ラウンジスペースへまいりましょう。こちらのオフィスは執務スペースと同じくらいの広さの社内ラウンジスペース(社内カフェ)があるのです!
社内ラウンジスペース全景。
左手にバーカウンター、中央付近に大テーブル、右手にソファ席が配置されています。
バーカウンター。
夜はバーに。昼間はこちらで社員の方がくつろいだり話したりする憩いの場所です。
コンクリートブロックでできたカウンターに、亜鉛メッキのスチールスツールという、あえて倉庫ライクなラフな雰囲気に仕上げることで、執務スペースから一転して気取らず気分転換できる空間にする仕掛けです。
右手に見える三本線のネオンサインは同社のロゴデザインから。写真には写っていませんが、このバーの照明やネオンサインをつけるスイッチは、オンオフに手ごたえのあるアンティークなトグルスイッチになっているのです。細かなところまでこだわりが!
パレット風の板材を敷いて作られたソファスペース。
こちらもバーカウンターと同様にあえてラフな雰囲気に仕上げることで、気取らないリラックスできる空間になっています。また、ハンギンググリーンも多めに配置され、リラクゼーション効果を高めています。
ビーズソファで自由な姿勢を取りながらリラックス!
こちらはパレットで組み上げた雰囲気の生成りの生地のオリジナルソファ。 形式ばらない雰囲気づくりに一役買っています。
座面が広いので、ごろんと横になることもOK! 窓から原宿の街並みを見下ろせる絶景ポイントにもなっています。
随所に吊るされたハンギンググリーンが素敵です。
こちらのオフィス内各所にある素敵なグリーンは、装花デザイナーの関尚美さんに依頼されたとのこと。
大きいテーブルがありました。
こちらで打ち合わせをしたり、1人で仕事をしたり、カフェにある大テーブルのように、多目的に使えます。
先ほどの執務デスクとペアになるオリジナルデザインで、脚部がハの字型のブラックカラーフレームになっています。奥にはハンモックもあります。
チェアはホワイトにカラーリングされた、アンティークな曲木のチェアやウインザーチェアです。自分の好きなチェアを選べるのっていいですよね。
社内ラウンジスペース奥側から撮影。
写真中央に見えるのは執務席のあるエリア。
この社内ラウンジスペースで、休憩したり、打ち合わせしたり、気分を変えて仕事をしたり、セミナーや勉強会も開催できる多目的な空間になっています。
そのために執務スペースとはあえて異なるラフな雰囲気のデザインに仕上げ、いろいろなタイプのソファやチェアを用意するなど各人のお気に入りの場所が確保できるように作られています。また、プロジェクターもセットされていて、勉強会やセミナーなどのイベントにも対応しています。
以上オフィスを一周してきました。いかがでしたでしょうか。
開放感、温かみ、明るさ、清潔感の4つを兼ね備える執務空間というのが取材者の印象でした。また、小規模なオフィスですが、オフィス内に執務スペースと同じくらいの広さがあるラウンジスペースを設けていることも大きな特徴です。
仕事の集中力を引き出すにはリフレッシュが欠かせません。主となる事業がコンテンツ制作だけに、仕事の生産性が高まるよう、わざわざ外のカフェに行かなくても、執務エリアの隣に、気分を変えて仕事ができる場所を作られている点もこれからの新しい働き方が見えてきます。
オフィスビル自体は築年数を経ていますが、一歩オフィス内に足を踏み入れると、そこにはオシャレで魅力的な空間が広がっており、新しい働き方が感じられるオフィスでした。
「会社の成長に合わせてオフィスのステージを上げる~株式会社エスタイル 代表取締役 宮原 智将氏インタビュー~(オフィス訪問[2])」
複数のバーティカルメディアを企画運営しているインターネットメディア企業。女性向けのコンテンツ企画に強み。
編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2018年3月8日
腰への負担を軽減するランバーサポート付き。背は通気性の良いメッシュ素材。背・座が連動して可動するシンクロロッキング機構で、自然なリクライニングができます。フローリングなどに適したウレタンキャスター。
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
こちらからご確認ください。