前回「「Dr. 転職なび」を始め医師人材総合サービス事業を展開する株式会社エムステージの本社オフィス(東京 大崎)に行ってきました【前編】(オフィス訪問[1])」シリーズの取材で訪問した際に、拝見した素敵なチェアを紹介します。
(「 椅子コレ」は、取材訪問したオフィスのチェアをコレクションするシリーズです)
※チェアの参考価格は、掲載時点で調査したメーカー希望小売価格を基本としています。時期・仕様の違い、流通ルートの違い等により販売店での店頭価格と異なることがありますので、あくまで参考としてご覧ください。
執務用の椅子は、長時間座っても疲れづらいものということで、ヴィトラ AC4 (Vitra. AC4)を使われています。
正面から。
斜め前から。
斜め後ろから。
後ろから。
ヴィトラ社の執務チェアAC4。デザインは、イタリア生まれの建築家、アントニオ・チッテリオによるもの。氏のイニシャルを冠したチェアのシリーズで、2017年にはAC4の後継モデルとなるAC5がリリースされています。
前傾チルト機構付フローモーション、座面奥行調整など人間工学設計がされつつも、そうした機構を目立たせないさりげないデザインと、要所に見られるシャープなアルミダイキャストフレームがエレガントな印象のチェアです。
製造: ヴィトラ社 (Vitra)
デザイナー: アントニオ・チッテリオ (Antonio Citterio)
発表年: 2008年
参考価格: 135,000-298,080円(税込) (モデルによる違いあり)
「みんなの仕事場」調べ
執務チェアは以上なのですが、こちらにはほかにも素敵なデザインチェアがありますので、この機会にご紹介してしまいます!
写真手前側の白いメッシュのチェアは、マジス社(Magis)「ピーニャ(PINA)」。 デザイナーは、ハイメ・アジョン (JAIME HAYON)。ピーニャはスペイン語でパイナップルのこと。パイナップルをイメージしたかわいいチェアです。
ロングテーブルに置かれた白いパイプフレームが印象的なチェアは、ヴィトラ社(Vitra.)の「オールスター (Allstar)」。デザイナーは、コンスタンチン・グルチッチ (Konstantin Grcic)。特徴的なループフレーム。シート奥行調整など人間工学的にも優れたチェアです。
窓際のカウンターテーブルには、ウィルクハーン社(Wilkhahn)「スティッツ (Stitz)」。
1991年に発売されたこのスツールは「立つ」と「座る」の動作を融合させた「ハーフシーティング」という考え方で作られています。完全に座るのではなく、身体を少しもたれかからせて、ゆらゆらと動けるように作られています。
こんな感じで軽く腰掛けて使います。ゆらゆら身体を動かせるのがポイントです。
カウンター前のスツールは、マジス社(Magis)の「トム & ジェリー "ザ・ワイルド バンチ" (TOM and JERRY - The Wild Bunch)」。名前がユニークですね。デザイナーはコンスタンチン・グルチッチ (Konstantin Grcic)。
こちらのソファは、マジス社(Magis)「トラフィック ソファ (Traffic Sofa)」。デザイナーは、コンスタンティン・グルチッチ (KONSTANTIN GRCIC)。 自由自在に伸びるフレーム形状が、車が行き来する道路の交通網を思わせるということで「トラフィック」と名付けられています。
いやぁー、いい椅子って本当に素晴らしいですね。 それではまた次回の椅子コレをお楽しみに。
「持続可能な医療の実現」をミッションに掲げ、2003年に設立されたベンチャー企業。医師に特化した転職とアルバイトの紹介事業の「Dr. 転職なび」「Dr. アルなび」をコア事業とし、企業ヘルスケア領域へビジネスを拡大するなど、医師人材領域で成長中。
編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2018年3月15日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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