どれだけ仕事が大変でも、記念日やイベントなど、家族の特別な日は大事にしたいもの。だけど「時間もキッカケもない」と頭を抱える人が多いのではないだろうか。そんな悩みに応え、円満な家庭づくりを支援してくれる会社があるらしい。
株式会社ウェブドゥジャパン/ミルク代を受け取った社員
ハッピーでありながら、お財布事情はなかなか厳しいワーキングマザー。そんな彼女たちに、ミルク代として年額30万円×4回=120万円を支給してくれるのが「株式会社ウェブドゥジャパン」の『ママサポ』制度。おいしいミルクに「ニコッ」とご機嫌な赤ちゃんの存在は、働くママの大きな原動力になるだろう。 また、運動会や授業参観日など、子供の学校行事へ参加を促す『スクールイベント休暇』を取り入れているのが、百貨店大手の「株式会社高島屋」だ。年間700名弱が取得しているこの休暇で、学校行事の「皆勤賞」を目指してみてはどうだろう。
一番近くにいるからこそ、普段はなかなか気配り不足。そんなパートナー(配偶者)の誕生日に『パートナー休暇』の取得を促しているのが、「株式会社ワークスエンターテイメント」だ。大事な人の特別な日に、大手を振って休めるのは嬉しい限り。ちなみに前述の高島屋では、2008年7月より、単身赴任者が帰省しやすいよう『おかえりなさい休暇』を導入。全国に1万人以上の社員を擁する高島屋ならではのこの休暇も、社員一人ひとりのライフスタイルを尊重した制度と言えるだろう。
また、忘れてはならないのが両親のこと。「コントロールプラス株式会社」では、母の日・父の日に社員が2人1組となり、相手のご両親にプレゼントを贈るというユニークな『プレゼント研修』を実施している。ヒアリングの訓練も兼ねているという新しい形の親孝行で、強い絆を再確認してみては如何だろうか。
家族といえば、今やペットだってれっきとした家族の一員。そんな想いから『ペット慶弔規程』を制定してしまったのはペットフードを販売する「日本ヒルズ・コルゲート株式会社」。その中身は、社員が扶養する犬や猫の慶弔に祝金や弔慰金(各1万円/1頭)を支給し、そのペットが亡くなった際には1日の忌引休暇を認める、といったもの。これで、「ペットも大事な家族」だと胸を張って言えそうだ。
ほどほどに働いて、休暇はタップリ。控えめな収入を補うのは、家族と過ごすプライスレスな時間――これはフランス流の考え方。でも日本では、お休みの確保もひと苦労...。だからこそ、家族サービスにも会社側のちょっとした「後押し」が必要なのです。
そんなわけで今回は、「いい家庭はいい職場を生む」という法則を提唱! 家庭が円満な人は、職場でもキラキラしているもの。そんな人が増えれば、会社の雰囲気もグッと良くなるはずですな!
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