首都圏のオフィス家具ショールームを訪問して紹介する企画 第六弾。
株式会社ライオン事務器のショールーム「ワークパレット(WORK PALETTE)」に伺ってきました。
百聞は一見にしかず。オフィス家具(特にデスクやチェア)は、一度購入したら長い付き合いになるので、ショールームで現物に触って使い勝手やデザインを確認しておくと満足行くものが購入できますよー!というコンセプトの企画です。
所在地: 東京都中野区東中野2-6-11
最寄駅: JR中央線・総武線・都営大江戸線 東中野駅 西口から徒歩7分/東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線 中野坂上駅 2番出口から徒歩7分
営業時間: 平日 午前9時~午後5時 土日祝日、夏季休業、年末年始は閉館
サイト: 株式会社ライオン事務器 ショールーム・歴史資料室のご案内(リンク)
※見学には予約が必要です。ウェブから見学予約できます。
展示製品: オフィス家具(チェアー、デスク、収納家具、他)
こちらのショールームは、事前予約制です。ライオン事務器のサイトから予約できます。
株式会社ライオン事務器 ショールーム・歴史資料室のご案内(「ご見学予約フォーム」をクリック)
ではライオン事務器 ショールーム「ワークパレット(WORK PALETTE)」に行きましょう!
場所は東京都中野区東中野にあります。
取材班は、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線 中野坂上駅2番出口から。
他に、東中野駅が最寄りです。両駅の中間くらいにあります。
こちらが、株式会社ライオン事務器本社ビル。
こちらの1-2Fがショールームです。上のフロアではライオン事務器の方がお仕事をされています。
どーん。最上部にLIONのロゴが見えます。
右側にエントランスがあります。
ライオン事務器本社のエントランスを入ると、受付前に小さなライオンの噴水がお出迎え。
こちらで受付してもらいます。
ご案内の方とともに、受付右側の階段を上がっていきます。
途中に「ワークパレット(WORK PALETTE)」の看板が!
「ワークパレット(WORK PALETTE)」という名前は、ワークプレイスは色々なワークスタイルを組み合わせて豊かな発想を生み出す場所であってほしいという想いから、ショールームをパレットにみたて、最適なワークスタイルの色を提供したいという思いから、名付けられたとのこと。
階段の壁は白い石材を積み重ねた内装で、インテリア会社にやってきたような雰囲気です。
階段を上がりましたが、建物としてはこちらが1Fの展示フロアになります。
ライオン事務器の新商品やピックアップした商品の展示コーナーがこちら。
床のライトグリーンのカーペットの帯は筆記体Lの交差しているところ。
こちらのショールームは、ライオン事務器のイニシャルLが床にデザインされて、ゾーニングされているんです。
オフィスチェアーがフィーチャーされて展示されていました。
もう少し近寄ってみると、
ライオン事務器のチェアーとハーマンミラー社のチェアーがありました。
手前左「ブリーザ(BREEZA)」(座メッシュタイプ)
手前中央「アイビートル(i-Beetle)」
手前右「レビフ(LeBeFu)」
奥のほうはハーマンミラー社各種チェアー、エンボディ、アーロン、セトゥ、などなど。
筆記体Lの文字の縦棒に沿って進んでいきます。Lの字でゾーニングされ、それぞれのエリアが色で分けられ、ショールームコンセプトの「ワークパレット」から、まるで「カラーパレット」のようなデザインでまとめられていますね。
どんどん紹介していきましょう。
こちらはミーティング用のテーブル「バルマ(VARMA)」シリーズ。
左手にあるのは、まが玉のような形状のナッツテーブル3台を組み合わせて丸っぽいテーブルを作っていますね。右側は台形テーブルを3台で三角形のテーブルに。
スタンダードな正方形のスクエアタイプや、円形のサークルテーブルだけでなく、ハニカム形状の六角形テーブル、まが玉のような形状のナッツテーブル、シャープな台形の台形テーブルなど異形天板のタイプがリリースされています。
テーブル単体で使ったり、組み合わせたり、ブレストやリラックスした会議に良さそうなテーブルシリーズですね。また、一般的なデスクの高さの720mmのロータイプに加えて、立ち会議に使える1,000mmのハイタイプもあり、バリエーション豊富です。
こちらはパネル付きソファーの「ヴィコロ (Vicolo)」。
置くだけでミーティングスペースが作れたり、集中スペースを作ることができますね。ポップなカラーが豊富なのもライオン事務器ならでは。
こちらは、「ヴィコロ」シリーズですが、チェアーとテーブルが展示。
ちょっとしたコミュニケーションに便利なように、テーブルは小さめの丸テーブルが用意されているのがユニークです。写真右側の丸テーブルは直径450mm。ちょっと小物や飲み物を置いて、邪魔にならない大きさです。このサイズはありそうでなかった家具ですね。ちなみに、高さが1,000mmのハイテーブルもあります。
こちらはワークデスクとしても、ミーティングテーブルとしても使えるテーブルです。シャープなデザインの門型脚、センターに配線ボックスとカバーがあり、配線路を確保済。写真の基本形(1200mm角)に加えて、ロングテーブル型もありますので、フリーアドレス型としても使えます。
電動昇降テーブルがオフィス家具メーカー各社から出揃いまして、選ぶのに迷いますねぇ。写真は動かしたところをスローシャッターで撮影。
写真左に見える雲形のかわいいスツールは、「スイングスツール」。座面が全方向に傾斜できる(最大約7.5度)ので、軽く腰かけて立ち作業にも便利そう。
この辺りがデスクとチェアーのメイン展示エリアです。
写真前のデスク 「ディベラ(Divela)」
写真左のチェアー 「バーサル(Versal)」
デスク「YDH」シリーズ
チェアー「バーサル(Versal)」
奥にはスチール収納家具
左奥に見えるパープル色のチェアーは「クレスタ (CRESTA)」
写真左 ハーマンミラー社「アーロンチェア」
写真中央 プレジデント用チェアー「エスパルダ (ESPALDA)」
ここでチェアーをピックアップ!
サンドベージュカラーモデルを正面から
背面斜めから。
ホワイトのシェルフレームがキレイですねぇ。ブラックモデルもあります。
シートのカラーは標準6色、オプションカラー2色、ビニールレザータイプで3色とカラーバリエーション豊富です。
こちらは、フレキシブルアーム、アップルグリーンカラーモデル。
正面から
ななめ後ろから
正面から。
生地のカラーバリエーションは5色。ロイヤルパープルモデル。オフィスチェアーでパープルカラーは珍しいですが、ビビッドでなかなか良い色ですねぇ。
斜め後ろから。
こちらもホワイトシェル。エッジが立ったデザインです。
講演台・教壇がデザインされたところに、ミーティングチェアーがずらっと並びます。
こちらに机・テーブルの天板サンプル、チェアーの張地サンプルが揃っていて確認できます。
こちらで1階の展示は見て回りました。
それでは2階へ進みます。
グリーンの案内板がアクセントになっています。
奥に見えるのは、歴史資料室(後でご紹介します)。
会議室が並びます。このフロアは会議室の展示が中心です。
こちらの会議室は同社内で実際に使われています。
ミーティングテーブル「バルマ(VARMA)」の六角形のハイテーブルと、「スイングスツール」が置いてあります。六角形の小さいハイテーブルはあまりなくて、かわいいモデルですね。
後ろに見えるグリーンは、大和リースの自動灌水装置が組み込まれた室内緑化システム「i.G(アイジー)」。
会議室のカラフルなドア。こちらもショールームコンセプトの「ワークパレット」から、まるでカラーパレットのようなカラフルで明るいカラーリングです。それぞれの会議室には、テーマカラーにちなんだ名前がついています。
中に入ると、
会議テーブル「メガス(MEGAS)」。
右手のウインドウ前に見える縦型のカクカクしたユニークな形状のブラインドは、東京ブラインドの特殊プラスチック製縦型ブラインド「レクリース」。形状は200種以上あるとか。
隣の会議室は、
ミーティングテーブル「アルベラ(ALBERA)」
こちらの左側の壁にあるカラフルなパネルは、東京ブラインドの吸音パネル 壁貼タイプ「フェルトーン」。
マグネットでくっつくパネルで吸音効果があります。スチールパーティションで囲まれた会議室は声が必要以上に響くので、こういうのを後付けできるのはいいですねー。右側に見える縦型のブラインドは、吸音バーチカルブラインド「フェルトーン」と同じシリーズでした。
正面から吸音パネル「フェルトーン」を撮影。
部屋のアクセントにもなりますね。
こちらは奥にある会議室。
中に入ると、
会議用テーブル「MX type」
プレジデント用チェアー「No.525L」
フロアの中央付近に展示されているのが、新製品 プレジデント用家具・会議用テーブル「レガリスタ(REGALISTA)」。アルミダイキャスト脚がスッキリとスタイリッシュです。
こちらで2階の展示も一周です!
2階入口近くにあるライオン事務器の歴史資料室「ROUTE 1792」。
ライオン事務器は創業1792年なんです!
その歩みを展示した資料室になっています。
明治、大正、昭和の文具が展示されていて、どれも興味深いです。
こちらで展示は終了です。
ご案内ありがとうございました!
ライオン事務器ならではのユニークな機構を持ったオフィス家具も多く、「ワークパレット」というショールームコンセプトのとおり、色々なワークスタイルに合わせられるよう様々なオフィス家具が取り揃えられていました。また、カラーリングも「パレット」らしく、ポップでカラフルなところも印象的なショールームでした。
編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
取材日:2017年3月6日
2016年11月17日のリニューアル前の旧コンテンツは
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