外観
地域に配慮したデザイン
ロードサイドに立地することから、敷地東側の県道に面してタイル壁面を設け、診療所の顔出しを行うと共に、街並み形成に寄与するよう心がけました。また建物北側に落雪スペースを設けるなど、東北地方固有の気象条件に対応した建物配置計画としています。そして駐車場の路面を透水性舗装とすることにより、敷地外部への雨水放出を抑制しています。
■安心感によってもたらされる優しさ
大屋根と壁によって構成されるエントランスは、最も高いところで 4.8mとクリニックとしては他に例のない開放的な空間です。来訪者を優しく迎え入れるゲートとして機能し、雨や雪が降る日でも安心してクリニックを訪れることができる配慮がなされています。また外壁に使用されている素材や色彩は、周辺環境と調和を取り、目にも優しいデザインとなっています。駐車スペースは2.8m幅を確保し、雪の日でも余裕をもって駐車できます。
KEYWORDS:木 タイル 駐車場 眼科 内科
COLOR:ブラウン、ウッド
エントランス
安心感によってもたらされる優しさ
大屋根と壁によって構成されるエントランスは、最も高いところで 4.8mとクリニックとしては他に例のない開放的な空間です。来訪者を優しく迎え入れるゲートとして機能し、雨や雪が降る日でも安心してクリニックを訪れることができる配慮がなされています。また外壁に使用されている素材や色彩は、周辺環境と調和を取り、目にも優しいデザインとなっています。
KEYWORDS:クリニック 開放的 受付 待合 吹き抜け
COLOR:ブラウン、ウッド
診察スペース
緊張を和らげる暖色系のカラースキム
診察を受ける患者様そしてスタッフが感じる緊張感を和らげるため、診察室内部も木とオフホワイとを基調とした、ナチュラルカラーでまとめました。床には抗菌性を持つ木調塩ビシートやフローリングを施し、暖かな印象を与えています。また造作家具も木調の表面材を用いて、空間のアクセントとしています。
■空間特性に配慮した室内デザイン
医療施設に特有のプランや空間に配慮した計画をこころがけました。例えば診察室には天窓を設け、通常窓のない空間に自然光が降り注ぐよう配慮しています。また平面的に大きな空間となる眼科検査室の天井高を4Mとし解放的でのびやかな空間としています。これにより患者様はもとより長時間立って作業する検査技師の疲労感軽減にも配慮しています
KEYWORDS:眼科 内科 フローリング 診察室 手術室
COLOR:ベージュ、ナチュラル
事務・執務スペース
効率的な動線
二科併設の医院のため、働く人の動線にもっとも重点をおいた平面計画となっています。
また、クリニックで働く方も心地よく過ごしていただくよう、ロッカールーム、キッチン、和室を完備しています。
研修などにも利用できる会議室も備わっています。
KEYWORDS:休憩室 会議室 受付 待合 動線
COLOR:ベージュ、ナチュラル
その他
インテリアデザイン
■おもてなしの発想から生まれた共用エリア
共用エリアは治療を受けるまでの時間をくつろいで過ごせるゆとりの空間に仕立てあげました。待合室や廊下など、比較的空間が大きい諸室の天井を高くとり、随所に外光を取り入れる開口部を設け、患者様やスタッフの緊張感を和らげるインテリアとしています。色彩については、木と白を基調としたナチュラルテイストとし、日本人が一番心地よく感じる配色としています。
■細部にまで行き渡る優しさ
待合空間は様々なホスピタリティーであふれています。受付横に設えられたベビーベッドやキッズコーナー、多目的便所など通常の診療所ではあまり例のない患者利便施設を設け、ユニバーサルサービスを提供しています。またサインやソファーは全てオリジナルデザインとし、空間の中にあって自然な佇まいとなるように配慮しています。
KEYWORDS:内観 インテリア 注文家具 サイン 待合室
COLOR:ブラウン、ウッド