外観
レンガタイルとパティオとランチスペースのある保育園
小学校跡地の再開発計画の一角として計画され設計コンペにより選ばれました。
敷地周囲の公園に接して芝生敷きの園庭が設けられています。
園庭と建物との中間領域にはスカイウォーク(空中歩廊)によって区切られたパティオ(中庭)があります。パティオの中心にはクリスマスツリーになるシンボルツリーを設ける予定になっており、その木陰となる根元には砂場が設けられています。
各階のホールや小さい子供の保育室(0〜2歳児室)はこのパティオに対して大きく開いており、パティオを介する事によって緩やかに園庭や公園とつながっています。
また、建物が周囲の公園や桜道と一体になるように、敷地の北側西側の敷地境界にはフェンスや塀を設けず建物で区切るようにしています。
建物は、レンガタイルで覆われた"マッシブ"な部分と打放しの梁とアルミサッシによる"抜け"の部分、その上に乗る大屋根によって構成されています。
建物を小単位に分節化することにより、大きなボリュームの施設をヒューマンスケールに落し、圧迫感を無くしています。
3階には広くて明るいランチスペースがあります。
KEYWORDS:保育園 デザイン レンガタイル パティオ ランチスペース
COLOR:ブラウン、ウッド