「イマドキのオフィスには必須かも？！オフィス内「ファミレス席」大研究【前編】」からの続き。
まだまだある、いろいろなオフィスのファミレス席を見て行きます。
後編スタート！
■[事例]ファミレス席はこんなにいろいろ！
≪株式会社ドリコム≫
「社内にバリスタのいるカフェがあるオフィス！(株式会社ドリコム オフィス訪問[1])
大型のホワイトボードとプロジェクターを完備。窓際の明るい場所に設置されています。
≪株式会社セレス≫
「「モッピー」「モバトク」「お財布.com」を運営する株式会社セレスのオフィスは南青山にあるNYブルックリンスタイル！ (オフィス訪問[1])
社内カフェ内にあるファミレス席。ファミレスというより、映画に出てくるアメリカのダイナー風なのがカッコイイです。それぞれスクリーンを下ろせて、より個室ぽくできます。
こちらは執務スペース内にあるファミレス席。スタンダードなタイプです。
窓際いいですね。
≪LINE株式会社≫
「固定の執務席に隣接させた2つのラウンジ！LINEの執務空間づくりの狙いは？【前編】(オフィス訪問[3])
コミュニケーションラウンジ内にある、洞窟型のファミレス席。
天井まですべて板張りでロッジ風でまるでキャンプに来たかのよう。
大型モニター完備。背もたれ高さは高めで、隣合うファミレス席間はお互いに見えないよう、通路からはオープンになるよう作られている。
こちらもコミュニケーションラウンジ。ファミレス席タイプの空間が複数配置されている。
≪Edelman Japan株式会社≫
「世界最大のPR会社エデルマンの日本オフィス(六本木一丁目)に行ってきました！(Edelman Japan株式会社 オフィス訪問[1])
社員入口付近にあるファミレス席。ちょっとした打ち合わせなどに。
≪株式会社イーリバースドットコム≫
「環境問題をITで支援！電子マニフェスト普及を後押しする株式会社イーリバースドットコム (オフィス訪問[1])
コラボレーションエリア内にあるファミレス席。
こちらは、デザイン会社である株式会社ドラフトのプロデュースする家具ブランド「201˚(にひゃくいちど)」から「LTL ミーティングデスク
≪株式会社ビズリーチ≫
「即戦力採用のTV CMで有名なビズリーチのオフィスにおしゃれなカフェが出来たと聞いて訪問してきました (株式会社ビズリーチ オフィス訪問[1])
社内カフェ「BIZCAFE(ビズカフェ)」内にある洞窟型のファミレス席。 大型モニター完備。
こちらは執務スペース内にあるファミレス席。大型モニター完備。
≪株式会社HDE≫
「時間と場所をこだわらない働き方へ、クラウドセキュリティサービス「HDE One」の本社オフィス訪問【後編】 (株式会社HDE オフィス訪問[2])
窓際、柱と柱の間のデッドスペースをうまく活用して作られたファミレス席。
≪ディップ株式会社≫
「マッチ箱、ブレストBox、Pitch square？！ ディップ株式会社 新オフィスの「日本一コミュニケーションが取りやすい」仕掛けとは(オフィス訪問[2])
「ブレストBox」と名付けられたファミレス席。
窓からの景色が絶景です。大型モニター完備。チーム作業で使われることも多いとか。
株式会社ドラフトのプロデュースする家具ブランド「201˚(にひゃくいちど)」から「LTL ミーティングデスク」の特注バージョン。
「20周年を機に移転 六本木グランドタワー31階の凄オフィス！「バイトル」「はたらこねっと」のディップ株式会社の新オフィス訪問(オフィス訪問[1])
来客用会議室エリアの通路窓際に置かれたファミレス席。
カッコイイですねぇ。
■オフィス家具メーカーからリリースされている製品
これから紹介するのは、オフィス家具メーカーから発売されているもの。
ファミレス席が作れるユニット家具を購入することで簡単にオフィスにファミレス席を作ることも可能なのです。
≪株式会社岡村製作所≫
「岡村製作所のオフィス家具のショールームに行ってきました(赤坂見附駅から徒歩4分)【ショールームに行こう！】
Muffle(マッフル)シリーズです。曲率のついたパネルがソフトな風合いで魅力です。パネル高さは複数あり、独り集中ブースが作れるユニットもあります。
≪コクヨ株式会社≫
「コクヨのオフィス家具ショールームに行ってきました(品川駅からすぐ)【ショールームに行こう！
「インフレーム(inframe)」の「ソファースクリーンブース(SofaScreenBooth)」。
パネルの高さ複数あり。独り集中ブースを作れるユニットもあります。
≪株式会社ライオン事務器≫
「ライオン事務器のオフィス家具ショールームに行ってきました(中野坂上駅から徒歩7分)【ショールームに行こう！】
パネル付きソファーの「ヴィコロ (Vicolo)」。
こちらもファミレス席だけでなく、独り用パネルソファもあります。
■まだまだほかにも
写真がないのもあるのですが、まだまだほかにもあります。
≪株式会社イトーキ≫
≪株式会社内田洋行≫
≪アスクル≫
「アスプルンド パネルソファ
カラーはグリーンとダークグレーの2色。
背バックパネル付、右側パネル付、左側パネル付の3タイプ。テーブルは付いていませんので別途要ですが、リーズナブルなプライスが魅力です。まずは、置くだけでファミレス席を作ってみるにはぴったりと思います。
【参考】アール・エフ・ヤマカワ 応接会議テーブル 2本脚 ナチュラル 幅1400×奥行800×高さ×700mm 1台(アスクルサイトへ[PR])
※価格は2018年1月30日現在。価格は、掲載時点で調査したアスクルサイトの販売価格(税込)を掲載しています。その後、販売価格が変更になる可能性がありますので、あくまで参考としてご覧ください。実際の購入の際は、販売サイトにて価格をご確認ください。
■終わりに
きっかけは、オフィス取材での気づきからでした。新しいオフィスを取材で訪問するたびに「こちらのオフィスにもファミレス席がある」と行く先々で取材者が感じたのです。
以降、意識して見て行くと、最近のオフィスには、必ず、ではないですが、高い確率で「ファミレス席」があるのです。しかも、ファミレス席はどのオフィスでも人気で、コミュニケーションが活発になったという話をよく伺うのです。
「みんなの仕事場」の取材では、移転や増床といったタイミングで訪問することが多いため、オーダーメイドのファミレス席が多くなりますが、置くだけでファミレス席が作れる、ユニット型家具のファミレス席もオフィス家具メーカーから発売もされており、多くのオフィスで簡単にファミレス席は作れるようになっています。社内ミーティングスペース不足には優れた解決策ですのでこの機会に多くの事例とともに紹介しました。
オフィス内「ファミレス席」は、日本のファミリーレストランにあるソファ・テーブル席に由来しますが、もともとはアメリカの庶民派のレストランである「ダイナー」のボックスシート席に由来するものだと思います。コンパクトな食堂車形式の店内の窓際に設えられたボックスシート席が、日本のファミリーレストランに移植され、少し形を変えつつ、日本のオフィスへやってきたと考えると、なんだか楽しくなってきます。ファミレス席に座る時、特に、奥に席を詰めるために横にずれるときの不思議なワクワク感の何パーセントかは舶来物のワクワク感なのかもしれません。
- こちらの記事もご覧ください
- イマドキのオフィスには必須かも？！オフィス内「ファミレス席」大研究【前編】
編集・文・撮影：アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
作成日：2018年1月30日
≪ご注意≫本記事内容は「みんなの仕事場」運営事務局による考察の結果を参考としてご提供するものであり、結果等を保証するものではありません。また、アスクル株式会社の立場や意見を代表するものではありません。
※記事中のパネルソファ、テーブルの価格は、掲載時点で調査したアスクルサイトの販売価格(税込)を掲載しています。その後、販売価格が変更になる可能性がありますので、あくまで参考としてご覧ください。実際の購入の際は、販売サイトにて価格をご確認ください。