従来、オフィスの窓といえばカーテンやブラインドが主流でしたが、近年、ロールスクリーンを導入する企業が増えています。この記事ではロールスクリーンの設置を検討している企業担当者に向けて、ロールスクリーンを設置するメリットや選び方のポイントを解説します。さらに、アスクル厳選のおすすめロールスクリーンを紹介します。
■なぜ人気?オフィスにロールスクリーンを設置するメリット
ロールスクリーンは、カーテンのようなドレープ(ひだ)がなく、フラットな生地が特長です。そのため、シンプルですっきりとした印象を演出できます。また、ほこりがたまりにくく、お手入れがしやすいのもメリットです。さらに遮光や遮熱、防炎などの機能が充実した商品も多く、快適なオフィス環境づくりに役立ちます。サイズ展開も幅広く、商品によってはオフィス内の間仕切りや目隠しとして、プライバシー確保や一時的な会議スペースの創出に使えます。
■オフィスに合ったロールスクリーンを選ぶ3つのポイント
オフィスや事務所のロールスクリーンを選ぶ際には、次の3つのポイントに注目することで購入時の失敗を避けられます。
1. どの程度の遮光性が必要か
ロールスクリーンの遮光等級(光を遮る度合い)は、主に完全遮光、遮光1級、2級、3級、非遮光の5段階に分類できます。そのため、オフィスの環境や用途に応じて、適切な遮光レベルを選ぶことが重要です。
たとえば、完全遮光や遮光1級は、人の表情が識別できないほど日光を遮るので、プロジェクターを使用する会議室や高度なプライバシーが必要な空間におすすめです。室内を適度に暗くしつつ、人の顔を識別できる程度の遮光を求める場合には、遮光2級や3級のものを選びましょう。この程度の等級は、完全遮光や遮光1級よりもカラーバリエーションが多く、インテリアにこだわりたいオフィスにも適しています。遮光3級は、顔の表情が識別できる程度の遮光性があり、一般的なオフィス作業にも適しています。ただし、より明るいオフィス環境を求める場合は、非遮光タイプや調光タイプのロールスクリーンを選ぶのがよいでしょう。
2. オフィスや企業イメージに合うカラーか
オフィスにおいて使用面積の大きいロールスクリーンの色は、オフィスの印象を左右する重要なポイントです。たとえば、ブルー系は集中力を高め、ストレスを軽減する効果があるため、オフィスでよく用いられるカラーです。明るく清潔感のある印象を与えたいならホワイト系がおすすめです。ホワイト系はオフィスを広く見せる効果もあります。また、オレンジ系やイエロー系は明るく活発的な雰囲気を、グリーン系は癒やしの空間を、ブラウン系ならモダンで洗練されたオフィスを演出できます。
さらに企業ブランドを視覚的に表現するために、企業を象徴する色(コーポレートカラー)を採用するのもおすすめです。コーポレートカラーをオフィスに取り入れることで、空間に統一感が出るだけでなく、従業員のエンゲージメント向上効果も期待できます。
3. 目的に応じた機能性があるか
ロールスクリーンは、商品によってさまざまな機能があります。代表的な機能としては、消防法の設置義務をクリアするために燃えにくい加工が施された「防炎機能」、日差しの熱の侵入を遮り、冷暖房効率を高める「遮熱機能」、洗濯機で丸洗いできる「ウォッシャブル機能」などです。また、取り付け方法もマグネットを使って簡単に設置できるものや、つっぱり棒のように設置できるものもあります。設置場所や使用目的を明確にし、それに適したものを選びましょう。
関連記事:▼【防炎カーテン】消防法の義務とは?設置基準とおすすめ商品7選
■おしゃれ&機能的!オフィスで使えるおすすめロールスクリーン3選
アスクルでは、さまざまなメーカーのロールスクリーンを数多く取り扱っています。ここでは、アスクル厳選のオフィスにおすすめのロールスクリーンを紹介します。
●タチカワブラインド ロールスクリーン TIORIO(ティオリオ)
立川機工株式会社のロールスクリーン「TIORIO」は、機能性に定評のあるシリーズです。カラーはやさしい色合いのアイボリー、ピンク、ブラウンの3色展開で、さまざまなオフィスに馴染みやすいデザインです。取り付け方法は、窓枠を覆って取り付ける「正面付け」、窓枠に取り付ける「天井付け」以外に、カーテンレールにも取り付け可能です。コードを引くと自動で巻き上がるプルコード式で、サイドにあるダイヤルで巻き取りスピードを調節できます。
■本体価格(2025年3月時点)
¥7,570~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
立川機工株式会社のロールスクリーン「TIORIO」は、機能性に定評のあるシリーズです。カラーはやさしい色合いのアイボリー、ピンク、ブラウンの3色展開で、さまざまなオフィスに馴染みやすいデザインです。取り付け方法は、窓枠を覆って取り付ける「正面付け」、窓枠に取り付ける「天井付け」以外に、カーテンレールにも取り付け可能です。コードを引くと自動で巻き上がるプルコード式で、サイドにあるダイヤルで巻き取りスピードを調節できます。
■本体価格(2025年3月時点)
¥7,570~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
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●ニチベイ ロールスクリーン 遮光スーパーエコノミー
ニチベイの「遮光スーパーエコノミー」シリーズは、優れたコストパフォーマンスが魅力のロールスクリーンです。ポリエステル100%(非防炎)の生地を使用したこちらのロールスクリーンは、カラーバリエーションやサイズ展開が豊富で、幅広いオフィス環境に対応できます。
■本体価格(2025年3月時点)
¥5,327~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
ニチベイの「遮光スーパーエコノミー」シリーズは、優れたコストパフォーマンスが魅力のロールスクリーンです。ポリエステル100%(非防炎)の生地を使用したこちらのロールスクリーンは、カラーバリエーションやサイズ展開が豊富で、幅広いオフィス環境に対応できます。
■本体価格(2025年3月時点)
¥5,327~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●ナプコインテリア シングルロールスクリーン マグネットタイプ
取り付けが簡単なマグネットタイプのロールスクリーンです。設置の際にビスやドライバーといった工具不要で、穴を開ける必要もありません。強力磁石を採用し、平らな鉄製の面であればどこでも設置ができます。そのため、目隠しを目的にスチールキャビネットに取り付けることも可能です。ロール径が小さく、すっきりとしたデザインで、幅広い空間に適応します。
■本体価格(2025年3月時点)
¥8,723~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
取り付けが簡単なマグネットタイプのロールスクリーンです。設置の際にビスやドライバーといった工具不要で、穴を開ける必要もありません。強力磁石を採用し、平らな鉄製の面であればどこでも設置ができます。そのため、目隠しを目的にスチールキャビネットに取り付けることも可能です。ロール径が小さく、すっきりとしたデザインで、幅広い空間に適応します。
■本体価格(2025年3月時点)
¥8,723~(税込)
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
■おわりに
フラットな構造のロールスクリーンは、カーテンに比べて見た目がすっきりして、ほこりがたまりにくいといったメリットがあります。アスクルでは、ロールスクリーンをはじめ、カーテン、ブラインドなどの関連商品を数多く取り扱っています。自社に合うロールスクリーンなどをお探しの方は、ぜひ以下のページをご覧ください。
【アスクル「カーテン/ロールスクリーン/ブラインド」カテゴリページ】
編集・文・画像:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日:2025年3月18日