リクライニングオフィスチェアを導入すると、リラックスした体勢で仕事ができるだけでなく、休憩や仮眠を取る際にも便利です。さまざまな製品があるので、どれを選ぶべきか迷うこともあるかもしれません。この記事では、リクライニングオフィスチェアの選び方のポイントと、おすすめのチェアを紹介します。
■リクライニングオフィスチェアを選ぶ時のポイント
リクライニングオフィスチェアを選ぶ際は、見た目だけでなく、以下のポイントに注意しましょう。
●リクライニングできる角度はどのくらいか
リクライニングオフィスチェアは、製品によってリクライニングできる角度が違います。リクライニングの角度が大きいほどリラックスした体勢で作業ができるので、どのくらいの角度までリクライニングできるかを確認することが大事です。
ただし、どのような作業をするかによって、疲れを感じにくいリクライニングの角度が違います。たとえば、デスクトップPCを使う時や、休憩中にゆったり寄りかかりたい時は、110度前後の角度まで倒せるものがおすすめです。
ノートPCを使う時は、90度程度であれば体に負担がかかりません。仮眠を取りたい場合は、180度ほど倒せるリクライニングオフィスチェアが便利です。
「無段階リクライニング」の機能がついているものを選べば自由に角度が調整できるので、その時々で好きな角度に設定できます。
●ロッキングを調整できるか
リクライニングオフィスチェアには、ロッキングを調整できるモデルが多く見られます。
ロッキングとは、座っている人の動きに合わせて、背もたれや座面が反発しながら動く機能のことです。ロッキング機能つきのチェアはゆりかごのように揺れるため、よりリラックス感がアップします。
自分好みの座り心地を追求したいなら、ロッキングの反発力を調整できるリクライニングオフィスチェアがおすすめです。
●座面や背もたれの素材は何か
リクライニングオフィスチェアは、座面や背もたれの素材で座り心地が変わります。「蒸れにくいチェアが良い」「高級感があるチェアがほしい」など、ニーズによって適した製品が異なるので、素材ごとの特徴を知っておきましょう。
【メッシュ素材】
通気性が良く、体にフィットしやすい。長時間座っていても蒸れにくいチェアを求める方におすすめ
【ファブリック素材】
やわらかな布製で、デザイン・カラーが豊富。インテリアに合ったチェアを求める方におすすめ
【合成皮革】
高級感があり汚れに強い、人工のレザー素材。手入れの手軽さやおしゃれさを求める方におすすめ
【本革】
合成皮革よりもさらに高級感があるのが特徴。重厚感のあるオフィスを演出したい方、オフィス家具にこだわりたい方におすすめ
背もたれや座面にクッション性が高いウレタンが使われているチェアを選ぶと、長時間座っても疲れにくくなります。
●ヘッドレストやランバーサポートはあるか
長時間作業することが多いなら、ヘッドレストやランバーサポートがあるかどうかも確認しておきたいポイントです。ヘッドレストとは、頭を支えてサポートするパーツで、ランバーサポートは、腰を支えてS字カーブをサポートするパーツのことを言います。
ヘッドレストやランバーサポートは正しい姿勢を保ちやすくなるため、長時間作業していても疲れや肩こり、腰痛などを感じにくくなる効果が期待できます。ただし、体にぴったりフィットしないと、思うような効果が得られません。できれば、これらの位置調整ができるチェアを選ぶのがおすすめです。
●背もたれの高さはどのくらいか
リクライニングオフィスチェアを快適に使うには、背もたれの高さにも注目する必要があります。
背もたれが低いと頭や肩、首がはみ出てしまい、リラックスするはずが逆に辛い体勢になってしまいます。頭を支えようと肩や首に力が入って負担がかかり、余計に疲れを感じたり、肩や首が凝ったりしてしまいます。
ゆったりと体を預けられるように、上半身がカバーできる高さの背もたれがついたチェアを選びましょう。
●フットレスト機能はあるか
フットレストつきのリクライニングオフィスチェアなら、さらに快適に使用できます。フットレストとは足置きのことで、オットマンやスツールなどと呼ばれることもあります。
フットレストがあると足を伸ばせるため、下半身の負担を軽減できます。仮眠を取る際にも、足を伸ばして真っ直ぐに寝られるので便利です。また、フットレストに足を乗せて高い位置に上げれば、むくみ予防の効果も期待できます。
ソファのフットレストは本体と分かれていて、単体でも使える仕様であることが多いですが、リクライニングオフィスチェアは内蔵タイプが一般的です。フットレストを使用しない時は、本体の座面の下などに収納できるので邪魔になりません。
■おすすめのリクライニングチェア10選
ここからは、「リクライニングオフィスチェアを選ぶポイントは理解できたが、商品数が多くて選び切れない」という方のために、おすすめのチェアを紹介します。
●＜サンワサプライ オットマン内蔵ファブリックリクライニングチェア＞
約130度まで無段階調節できるリクライニングチェアです。高さが変えられるランバーサポートで腰を支え、正しい姿勢を保ちます。収納式フットレストがついており、足を伸ばしてリラックスすることも可能。厚みたっぷりのウレタンクッションが体を包み込むので、長時間の作業でも疲れません。座面や背もたれにはファブリック素材が使用されており、通気性や肌触りが良いのも魅力です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥39,800（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
約130度まで無段階調節できるリクライニングチェアです。高さが変えられるランバーサポートで腰を支え、正しい姿勢を保ちます。収納式フットレストがついており、足を伸ばしてリラックスすることも可能。厚みたっぷりのウレタンクッションが体を包み込むので、長時間の作業でも疲れません。座面や背もたれにはファブリック素材が使用されており、通気性や肌触りが良いのも魅力です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥39,800（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜ネットフォース Deep Sleeper＞
仕事と休息のどちらもサポートするリクライニングチェアです。作業・休憩・仮眠など、用途に応じて90～170度の範囲でリクライニングの角度を無段階調整でき、最大角度まで倒しても安定感があります。頭までサポートできる背もたれやヘッドレストがついています。ベッドでぐっすり眠るようにくつろげるのでオン・オフを切り替えやすく、作業効率を高めやすいのも魅力です。張地にはPUレザーが使われているため、汚れても簡単にお手入れできます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥25,655（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
仕事と休息のどちらもサポートするリクライニングチェアです。作業・休憩・仮眠など、用途に応じて90～170度の範囲でリクライニングの角度を無段階調整でき、最大角度まで倒しても安定感があります。頭までサポートできる背もたれやヘッドレストがついています。ベッドでぐっすり眠るようにくつろげるのでオン・オフを切り替えやすく、作業効率を高めやすいのも魅力です。張地にはPUレザーが使われているため、汚れても簡単にお手入れできます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥25,655（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜ネットフォース エルゴエアー＞
充実した機能搭載で、作業効率を高めてくれるリクライニングチェア。レバーを上げ下げするだけで、最大115度まで倒せるリクライニング機能つきです。背もたれと座面が一緒に動くため、上半身だけが傾くような違和感を覚えず使えます。体格に合わせて2段階で長さ調節ができる、内蔵タイプのフットレストがついているのも便利。座面の高さや奥行も調節できるので、座面を前に動かしてリラックスしたり、後ろに下げて背もたれを腰にフィットさせたりと、状況に応じて座り方を変えられます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥59,972（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
充実した機能搭載で、作業効率を高めてくれるリクライニングチェア。レバーを上げ下げするだけで、最大115度まで倒せるリクライニング機能つきです。背もたれと座面が一緒に動くため、上半身だけが傾くような違和感を覚えず使えます。体格に合わせて2段階で長さ調節ができる、内蔵タイプのフットレストがついているのも便利。座面の高さや奥行も調節できるので、座面を前に動かしてリラックスしたり、後ろに下げて背もたれを腰にフィットさせたりと、状況に応じて座り方を変えられます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥59,972（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜ヤマソロ ペザンテ＞
どっしりとした安定感と高級感のある、オフィスにぴったりなデザインが特徴。360度回転可能でキャスターもついているため、立ち座りや移動もラクラクです。座面から670mmの高さがある背もたれとフットレスト、120度まで倒せるリクライニング機能搭載で、仕事用としてもリラックス用としても活躍します。座面のクッションが分厚く体にフィットするので、長時間座りっぱなしでも疲れにくいのがうれしいポイントです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥26,400（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
どっしりとした安定感と高級感のある、オフィスにぴったりなデザインが特徴。360度回転可能でキャスターもついているため、立ち座りや移動もラクラクです。座面から670mmの高さがある背もたれとフットレスト、120度まで倒せるリクライニング機能搭載で、仕事用としてもリラックス用としても活躍します。座面のクッションが分厚く体にフィットするので、長時間座りっぱなしでも疲れにくいのがうれしいポイントです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥26,400（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜アイリスオーヤマ リクライニングワークチェア＞
背もたれ・座面にメッシュ素材を採用しており、通気性・速乾性が高いのが特徴です。弾力があるので長時間座っていても疲れにくく、蒸れずに快適に過ごせます。ヘッドレスト・アームレスト・ランバーサポートつきで、首や腕、腰の負担を軽減できるのもポイン時ャスターにはウレタン素材が用いられているため床に傷が入りにくく、移動時の音も気になりません。
■本体価格（2023年9月時点）
￥40,267（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
背もたれ・座面にメッシュ素材を採用しており、通気性・速乾性が高いのが特徴です。弾力があるので長時間座っていても疲れにくく、蒸れずに快適に過ごせます。ヘッドレスト・アームレスト・ランバーサポートつきで、首や腕、腰の負担を軽減できるのもポイン時ャスターにはウレタン素材が用いられているため床に傷が入りにくく、移動時の音も気になりません。
■本体価格（2023年9月時点）
￥40,267（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜YAMAZEN フルリクライニングゲーミングチェア＞
長時間座っていることが多いゲーマー向けのリクライニングチェア。可動式のランバーサポートで腰を支え、中央とサイドで高さが違う座面がお尻を包み込むため、疲れにくいのが魅力です。アームレストも上下・前後に移動可能で、好みの位置に調整できます。無段階のフルリクライニングと内蔵タイプのフットレスト、頭を支えるヘッドレストで、仮眠時も快適です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥31,846（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
長時間座っていることが多いゲーマー向けのリクライニングチェア。可動式のランバーサポートで腰を支え、中央とサイドで高さが違う座面がお尻を包み込むため、疲れにくいのが魅力です。アームレストも上下・前後に移動可能で、好みの位置に調整できます。無段階のフルリクライニングと内蔵タイプのフットレスト、頭を支えるヘッドレストで、仮眠時も快適です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥31,846（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜ファミリー・ライフ Gravina リクライニングリラックスチェア＞
座面の高さやヘッドレストの高さ、フットレストの位置などを体格に合わせて調節できます。背もたれにはメッシュ素材が採用されており、蒸れにくく快適に過ごせます。無段階リクライニング機能つきで座り心地が良く、リクライニングの角度に連動してアームレストが動くので、リラックスした姿勢を保ちやすいのもポイント。内蔵タイプのスライド式フットレストを使えば、足を伸ばしてゆったりできます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥14,131（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
座面の高さやヘッドレストの高さ、フットレストの位置などを体格に合わせて調節できます。背もたれにはメッシュ素材が採用されており、蒸れにくく快適に過ごせます。無段階リクライニング機能つきで座り心地が良く、リクライニングの角度に連動してアームレストが動くので、リラックスした姿勢を保ちやすいのもポイント。内蔵タイプのスライド式フットレストを使えば、足を伸ばしてゆったりできます。
■本体価格（2023年9月時点）
￥14,131（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜萩原 リクライニングチェア＞
厚みのあるクッションで、体を包み込むような座り心地を実現したリクライニングチェア。背もたれの立体S字カーブが体にフィットして、首や腰をサポートするため、長く座っていても疲れにくいのが特徴です。最大150度まで倒せるガス圧式リクライニングと、座ったままで引き出せるフットレストを使えば、足を伸ばしてリラックスできます。キャスターつきで360度回転するので、立ち座りが多い作業の方にもおすすめです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥18,755（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
厚みのあるクッションで、体を包み込むような座り心地を実現したリクライニングチェア。背もたれの立体S字カーブが体にフィットして、首や腰をサポートするため、長く座っていても疲れにくいのが特徴です。最大150度まで倒せるガス圧式リクライニングと、座ったままで引き出せるフットレストを使えば、足を伸ばしてリラックスできます。キャスターつきで360度回転するので、立ち座りが多い作業の方にもおすすめです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥18,755（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜オカムラ VC33＞
上質な本革を使用した、スタイリッシュなリクライニングチェアです。ブラウンとブラックの2色から、好みやインテリアに合わせて選べます。ロッキング機能搭載で、背もたれと座面が連動して動くため、寄りかかっても太ももが圧迫されません。座面の幅が530mmあり、背もたれも高いので、余裕をもってゆったり座れます。高級感のある佇まいでありながら、1人でも工具不要で、10分ほどで組み立てられる手軽さも魅力です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥52,800（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
上質な本革を使用した、スタイリッシュなリクライニングチェアです。ブラウンとブラックの2色から、好みやインテリアに合わせて選べます。ロッキング機能搭載で、背もたれと座面が連動して動くため、寄りかかっても太ももが圧迫されません。座面の幅が530mmあり、背もたれも高いので、余裕をもってゆったり座れます。高級感のある佇まいでありながら、1人でも工具不要で、10分ほどで組み立てられる手軽さも魅力です。
■本体価格（2023年9月時点）
￥52,800（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
●＜東馬 SeAGA-01＞
eスポーツのプロ選手向けに開発され、実際に大会でも採用された、機能性・デザイン性のどちらにもこだわったリクライニングゲーミングチェアです。座面の高さが調節できるだけでなく、肘の高さと向きも調節できるのがポイント。リクライニング機能搭載で、疲れた時は背もたれに寄りかかって休憩できます。13kgと軽量で、キャスターにはウレタン素材が使われているため、フローリングで使いたい方にもおすすめです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥20,785（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
eスポーツのプロ選手向けに開発され、実際に大会でも採用された、機能性・デザイン性のどちらにもこだわったリクライニングゲーミングチェアです。座面の高さが調節できるだけでなく、肘の高さと向きも調節できるのがポイント。リクライニング機能搭載で、疲れた時は背もたれに寄りかかって休憩できます。13kgと軽量で、キャスターにはウレタン素材が使われているため、フローリングで使いたい方にもおすすめです。
■本体価格（2023年9月時点）
￥20,785（税込み）
※製品本体の価格です。カラー・オプションの有無などによって、価格は変動します。
→商品詳細はこちらから
■おわりに
正しい作業姿勢を取りやすいだけでなく、休憩や仮眠にも使えるリクライニングオフィスチェアは、快適な仕事環境をサポートします。
リクライニングの角度が大きいモデルやロッキング機能を備えたモデルなど、高機能なリクライニングオフィスチェアを導入することで、仕事と休息の切り替えがスムーズになり、作業効率の向上が期待できます。
リクライニングオフィスチェアの購入を検討する場合、アスクルを利用することをおすすめします。品ぞろえが豊富なため、希望に合ったリクライニングオフィスチェアを見つけられます。
編集・文・画像：アスクル「みんなの仕事場」運営事務局
制作日：2023年9月28日