Powered by ASKUL Furniture

オフィスの考え方

「管理ゼロ」は働き方改革の最終形か~ISAO、ソニックガーデンが実践するオープンでフラットな組織

画像:WrightStudio / AdobeStock (※)



IT技術やブロードバンドネットワークの普及を背景に、社員の管理を行わない「管理ゼロ」や、部長、課長、係長といった管理職を廃止する「バリフラット」を打ち出す企業が注目されています。今回はそんな2社に、その狙いや仕組み作りについて伺いました。




■管理職が連なる日本的な組織を改革し、オープンでフラットな会社に

東京都台東区に拠点を構えるISAOは、2010年2月設立(創業1999年10月)のIT企業です。社員は120名ほど。コミュニケーション型目標達成サービス「Goalous(ゴーラス)」の他、ワークスタイルイノベーションサービス「Mamoru Biz(マモル ビズ)」など、ITサービスの企画・開発を手がけています。


同社のビジョンは「我々のサービスで『働く』を楽しくすること」。新しい考え方やITの力を使って、仕事を楽しくしていこうというコンセプトです。経営面では従来型の組織を大改革し、「役職ゼロ、階層ゼロ、部署ゼロ、情報格差ゼロ」の4つのゼロを目指す「バリフラットモデル」を掲げ組織を改革。結果として業績面でもV字回復をとげました。


社長としてバリフラットを打ち出した中村圭志氏に、その背景や目指すところ、バリフラットを支える制度について話を聞きました。



中村圭志氏(ISAO 代表取締役)



――ホームページで、バリフラット(バリ=超、フラット=階層のない組織)を掲げていますね。その背景を教えてください。


中村 私がISAOに来たのは2010年で、完全にバリフラットという形になったのは2015年10月です。もともとISAOは、トラディショナルというか、典型的な階層型の組織で運営されていました。現場にはグループ長がおり、その上に部長、事業部長、取締役、そして社長がいるというレポーティングラインが長く複雑な組織でした。



――多くの会社は大体そういった組織形態ですよね。


中村 そんなに大きな会社でもないのに大会社なみのレポーティングラインになっているのは効率が悪いと感じたのが発端です。


もうひとつは、とにかく部署間のコミュニケーションが難しいということ。部署が閉じていて、他部署が何をしているのかよくわからない。だから噂が飛び交ったり、強い情報を握っている人が権力を持ったりして、非常にアンフェアな状態を生み出していました。それでは社員が力を発揮できません。それを解消するために何かやらなければいけないという問題意識がありました。



――ポストに就いた人に権限が与えられているので、部長が部長の顔ができるわけですよね。


中村 特定の誰かがいばっている状態に、何の意味があるのかという話です。



――中村さんはどういうポストでISAOに入ったのでしょう。


中村 前の社長がつなぎで半年ぐらいいて、それを引き継ぐ形で、最初から代表取締役として入りました。親会社から経営者として送り込まれたというか、出向ですね。当時のISAOは赤字で調子の悪い会社でしたから、それをなんとかするというミッションを持って来たわけです。



――それで2015年にバリフラットを掲げた。


中村 そこまで一気に変わったわけではありません。効率が悪く、情報もちゃんと流通していない状況に対して最初に行ったのは、事業の数字など会社の情報をしっかりみんなに伝えていくことでした。後に開発した社内SNS「Goalous」により、社内の情報をオープンにし、同時に無駄な階層をなくしていく作業も徐々に進めました。2014年頃には部長を残して階層を廃止し、その部長の役職も最終的に全部取り払ったのが2015年10月。徐々にオープンになり、徐々にフラットになり、最終的にフルオープン、フルフラットになったというのがこれまでの流れです。



■必要に応じて立ち上げ、解散するプロジェクトで仕事を進める


――仕事もプロジェクト単位で進めるように改革されたのですね。


中村 以前は部署単位で仕事を進めていましたが、その時どきで必要なプロジェクトを立て、必要な時期だけそのプロジェクトを継続させ、必要なくなったら解散するようにしました。また、誰もが複数のプロジェクトに関わることを徹底しました。一般の会社では複数の部署に関わることはできませんが、ISAOでは以前からそれを奨励していまして。以前はいちいち部門間で調整しなければなりませんでしたが、それがなくなりました。社員がある程度の経営観をもって自分で判断していくように変えたかったのです。



――プロジェクトはいくつぐらいあるのですか。


中村 数はカウントしていませんが、大きいので15~20、小さいのも入れると60~70あります。すべてがプロジェクトになっており、事業のプロジェクトだけでなく、経営もプロジェクト、人材採用や広報もプロジェクトという考え方です。



――プロジェクトリーダーはどのように決めるのでしょう。


中村 いろいろな形があり、柔軟に決めます。小さいプロジェクトならプロジェクト提案者がリーダーになり、必要な人やリソースを集めて走ります。本当にガッツリやらなければいけないプロジェクトでは、誰がリーダーになるか参加者全員で話し合います。ベテランがリーダーになるということでもありません。若い人がリーダーになり、そこにシニアのメンバーが加わることもよくあります。


たとえば、今私がこうしてインタビューを受けているのも、ブランディングプロジェクトという活動の一環なのですが、このプロジェクトは若い女性社員がリーダーで、私はメンバーです。彼女はブランディングプロジェクトのグランドストラテジーを考え、そこにメンバーが集まって役割を果たしていきます。



――プロジェクトリーダーは管理職ではない?


中村 はい、管理職ではありません。プロジェクトの責任を持ち、最終的な判断をする役割の人です。管理職には、評価を通じて人を管理する意味が含まれていますが、プロジェクトリーダーは人の評価は行いません。



――中村さんご自身はいくつのプロジェクトに参加しているのですか。


中村 つねに入っているプロジェクトは4~5個。経営プロジェクトがメインですが、そこに充てるリソースは30~40%ぐらい。その他に採用とブランディング、あとは先述した「Goalous」のプロジェクトが割とメインで、営業としてかなりのリソースを割いています。ただ、経営以外のプロジェクトでは、私はリーダーではありません。



■オープンな経営を支える社内限定のSNSサービス「Goalous」


――「Goalous」について教えてください。


中村 「Goalous」は社内限定のSNSサービスです。通常のコミュニケーションサービスとは異なり、各自が仕事の目標をオープンに掲げ、毎日の活動を写真でシェアするというコンセプトになっています。


たとえば今私は取材を受けていますが、我々はこれをアクションと呼んでおり、コーポレートブランディングの目標に向かう活動のひとつと捉えています。そしてお客さん(取材者)と一緒に写真を撮ってもらい、「Goalous」に投稿して社内でシェアするわけです。 もちろんチャット機能もありますし、社内のお知らせや案内なども全部「Goalous」の中で行います。


2016年頃に有料化しましたが、800チーム以上が登録しています。



「Goalous」の画面(※)



――「Goalous」というのはどういう意味ですか。


中村 「ゴール(目標)がいっぱい」というような意味です。正式名称はコミュニケーション型目標達成サービス「Goalous」。導入いただいている企業は、IT系以外にも多岐にわたっており、小売チェーンなど営業的な会社や、複数のステーションを持っているガソリンスタンドなどもあります。



――ISAOでは「オープン」ということも掲げていますね。


中村 「オープン」が一番の基本で、「フラット」は副産物です。「オープン」はスピードと信頼を生み、リテラシーを高めます。従来型の組織では、取締役が部長に情報を伝え、部長が課長に伝え、課長が全員を集めて伝えます。これ、早いですか。情報は公開範囲を限定せず、皆に伝えればいい。そうすれば皆の知識も高まります。さらに「Goalous」でどんどんコミュニケーションすれば、さらにスピードが上がります。毎月の決算や社員の給料情報も「Goalous」でオープンにしているので、社員のビジネスリテラシーも上がっていきます。



■オープンにすると、規律が効いてくる


――ISAOの給与体系はどうなっていますか。


中村 給与は11段階あり、その人の能力や実績に応じて決めるシステムです。もちろん評価がありますが、評価者は自分で選びます。自分のことを評価すべき人を自分で選ぶ。「Goalous」には自分の目標がオープンに掲げられており、毎日の活動が掲載しています。その目標に対してどういう活動をしたかが全部参照できますので、評価者に指定された人はそれを見て評価していくことになります。



――仲の良い人を選んで、甘い評価をしてもらうことにはなりませんか?


中村 クローズにしているとそういうことも起こるかもしれませんが、評価のコメントもオープンになりますから、特別に甘い評価をすると、評価者がビジネスのプロフェッショナルとしての視点が欠けていると見られてしまいます。



――評価される人も評価されるような。


中村 評価の評価はしていませんが、オープンにしているので皆が評価を見ています。すると規律が効いてくる。経費なども皆が見ているから、私も含めて理由のない領収書は出せません。こうして皆がちゃんと会社のことを考えて行動するようになっていくというところが、「オープン」が行き着くところだと思います。



■従来型の組織を変えられなかったことが日本企業の敗因


――この10年足らずでISAOの組織は大きく変わりましたね。


中村 講演などでもよく話すのですが、日本は、この失われた30年の中でいろいろなことに立ち遅れてしまいました。最大の敗因は従来型の組織を変えられなかったことだと思います。90年代までは、世界中の企業が非効率でしたので、従来型の組織で日本はリードできた。それが21世紀になってITが普及すると、もっと効率的に皆の力を出せる組織運営になっていったのに、日本だけはそうしなかったのです。従来型のガチガチに非効率な組織が残ってしまった。そういう組織で経営を続けていくのでは、いつか行き詰まると思います。



――意味があるのは、「上にいる人」にとってだけですよね。


中村 そう、既得権益を確保するという意味しかない。会社としてパフォーマンスを出すために、それは意味があるのかと問うべきです。会社として最高のパフォーマンスを出せる仕組みを作り、運営するのが経営者の仕事です。自分の既得権益にしがみつくのは経営者の仕事ではありません。会社を変えるには、まず会社で実権を握る社長や取締役が率先して改革を行うことが大事です。そしてその変化を継続して良い形にしていくのが社員の仕事でしょう。





■管理や数字でプレッシャーをかけても売上が上がるわけではない


次に、東京都世田谷区のソニックガーデンにお話を伺いました。


同社は、2011年7月に大手IT企業の社内ベンチャーから独立。社員42名のうち、プログラマーが39名を占めるプログラマーのための企業です。創業当時からプログラマーが働きやすい環境づくりを進めており、現在では完全リモートワークに移行。社員の所在地は全国にまたがっていると言います。


「管理ゼロ」も創業当時からのもので、倉貫義人社長には、以前、「みんなの仕事場」でもインタビューを行いました。



生産性を高める選択「管理しないマネジメント」とは?~株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長 倉貫義人氏インタビュー



今回は創業メンバーで副社長の藤原士朗氏に、管理ゼロを打ち出した狙いや、これまでの会社の歩み、管理ゼロで効率を上げていく仕組みなどについて伺いました。



藤原士朗氏(ソニックガーデン 副社長)



藤原 役割上は総務部長、経理部長、そして営業部長でもあります。社長の倉貫も、社長業務と、会社の認知度を上げるマーケティングの仕事をしています。『管理ゼロで成果はあがる』(技術評論社刊)という著書を書いたりしているのもその一環です。簡単に言うと、緊急かつ重要なのが私の仕事で、重要だけど緊急ではないものが倉貫の仕事ですね。



――「管理ゼロ」を打ち出した理由は。


藤原 結論から言うと、生産性が高いからです。「管理ゼロ」の概念を明確に打ち出したのは1年前ですが、じつは創業当時からすっと続けていることです。


ソニックガーデンがまだIT企業の社内ベンチャーだったとき、私は倉貫のもとで自社サービスを販売する営業をやっていました。当時は大企業の社内ベンチャーだったこともあって目標達成のプレッシャーがきつかった。サボっていたわけではないので、数字だけで管理されても売上は一向に上がらず、むしろやる気が削がれる一方でした。


そこで、「このサービスはすぐには売れない。でも今のお客さんは本気だから、私は売上を無視してでもお客さんを応援する」と倉貫を説得しました。倉貫も「わかった、なんとか上に説明する」と言ってくれて、営業のスタイルがガラッと変わりました。


私は自分が応援したい人を手伝うのだから、マネジメントは要らない。お客さんを応援するためにあの手この手を考えて、結果的に大手企業に導入されました。お客さんもすごくファンになってくれて、事例を含めていろいろなことに協力してくれるし、新しいお客さんも紹介してくれるなど、ファンがファンを呼んで売上拡大に結びつきました。


そして営業マンである私は、何ら管理されることなく高いモチベーションで働くことができた。これが管理を手放すことで生産性をあげることができることを学んだ最初の機会でした。



■「一人前」のプログラマーに裁量権を与え、上司への報告も不要に


――社内ベンチャーが独立して、ソニックガーデンを創業したのですよね。プログラミングで得意な領域などはあるのですか。


藤原 私たちが特化しているのは新規事業です。今どき、新しい事業を始めるに当たり、システムを作らないことは考えにくい。新規事業のシステム開発の特徴は、答えがない、正解が分からないということです。学習しながら事業を進めていく必要がある。



――料金は月額固定になっているそうですね。


藤原 そうでなくてはできませんでした。一般的なシステム開発では、要件を全部洗い出して見積りをすることが前提条件です。しかし新規事業では、お客さんもどうやればうまくいくか分かっていませんので、要件を洗い出すことなんてできません。無理やり決めてもらったとしても、いわばそれは妄想であって、エンドユーザが必要としないものができてしまう可能性があります。


これに対して、ソニックガーデンのビジネスモデルは最初に見積もりをせず、月額定額でプログラマーが開発を継続的に実施します。事業の内容によらず主担当は1名から始まって、一定スピードで開発を進めます。主担当は、要件の定義から画面設計、開発と運用までカバーできる「一人前」と呼ばれるプログラマーが担当します。



――それではフリーランスのプログラマーと変わらないのでは?


藤原 私たちは新規事業のプロジェクトに特化して、プロジェクト運営を洗練させていることが特徴です。成果を出すのはプログラマですが、成果を出すためのプラットフォームを会社として磨いています。それがフリーランスにはない、私たちの価値です。



――そもそも、「管理しない」とはどういうことなのでしょうか。


藤原 上司への報告の必要がないということです。私たちの場合は主担当が全責任を負い、お客さんの要望への対応可否や実現方法の裁量権も持っていますから、上司に報告する必要がありません。もちろん、技術や進め方で困ったときには他のメンバーに気軽に頼ることができますが、それは相談で、報告ではありませんから。


出来上がりは、毎週、成果を見せ、「次はこれをやりましょう」「わかりました」という形で、ある意味、毎週納品、毎週検収することでお客様に管理してもらっているわけです。



――経費などの管理に困りませんか。


藤原 経費の事前承認も必要ありません。経費は誰でも全員分が見えるようにしているので、自制心が働きます。他人がマネジメントをするのではなく、セルフでマネジメントしている形です。


売上の数字も含めて会社の情報を仮想オフィス上で共有していますから、自分が売上を上げられないと皆に迷惑がかかるので頑張ろうというモチベーションにもなります。



■「ふりかえり」によって、セルフマネジメントの力を養う


――新卒採用は行っていますか。


藤原 行っています。文系の新卒もいます。新卒は初めからお客さんを担当できませんから「一人前」になるまで時間をかけて育てていきます。中途採用も採用活動に1年間ぐらい時間をかけて、自社の価値観に合うかを慎重に見極めつつ、同時に自社プロダクト開発などでスキルを高めてもらいます。本採用後もメンターをつけて教育を継続します。



――どんな教育をしていますか。


藤原 社内のOJTで行いますが、その間にセルフマネジメントができるようになってもらいます。具体的には、主に「ふりかえり」です。KPT(Keep:続けるべきこと、Problem:課題になったこと、Try:どう改善するのか)と呼んでいますが、毎週のように話をして、働き方を変えていきます。ゴールは、誰かに「ふりかえり」をしてもらわなくても、自分で常時「ふりかえり」ができるようになることです。


最初は「頑張ります」「注意します」「努力します」というふりかえりが多いのですが、そういう精神論ではなく、具体的な解決策を考えて提示することが大事です。「ふりかえり」のレベルが上がったと私が感じるのは、「やりたくない」と言い出した時ですね。「嫌だ」ということを言えるのは大事なことなのです。



――普通の会社では、「やりたくないと言ってはいけない」と育てられますね。


藤原 やりたくないということは、その人がその仕事に向いていないという以上に、やり方が良くなかったり、目的が伝わっていなかったり、やる意味がなかったりするということがあります。上司が思いつきで言ったことや、他のメンバーが「やったら?」と言ったからやったけれど全然効果が現れない、だからやりたくないということもあるでしょう。



――「ふりかえり」というのは、何かのメソッドなのでしょうか。


藤原 ソフトウェアのプロジェクトマネジメントの手法に定期的に、「ふりかえり」をするという仕組みがあります。それをビジネスに取り入れたわけです。全員プログラマーですから、自然に受け入れられました。



■仕事を早く終わらせるインセンティブは時間的な余裕


――「ボーナスは山分け」とのことですが、評価によって変わるのですか?


藤原 「一人前」の人のボーナスは山分けです。もちろん上限はありますが、評価によってボーナスの額が変わることはありません。そもそも評価自体ありませんし。月額報酬は年次昇給しますが、評価によるのではなく、毎年勝手に上がっていきます。長くいてくれた人に報いるということです。



――倉貫社長の著書に、仕事を早く終えた人にさらに次の仕事を与えれば会社全体の売上は上がるが、それはやらない、と書いてありました。


藤原 はい、やりません。



――仕事を早く終えれば、その分、自由な時間が持てると。


藤原 はい。それが報酬という考え方ですね。




倉貫義人社長の著書「管理ゼロで成果はあがる」(技術評論社刊)(※)




――もっと働いて給与を上げたいという人はいませんか。


藤原 その場合は副業を勧めます。会社の仕事を仕上げていれば副業もOK。本業以外に会社を持つとか、本を書くとか、家族との時間に充てたいなら、それでも構いません。 時間という自由を渡すから、その中で何をやるかは本人の判断で行ってください、という方針にしています。




■オープンな経営が働き方改革、生産性向上の切り札に


経営コンサルタント藤田勝利氏のコラム「管理職の仕事を勘違いしていませんか」(日経ビジネスオンライン)は、米国の大学院でピーター・ドラッカーから直接指導を受けたという設定の老教授と、大手企業で管理職を務める40歳代の悩めるマネジャーの対話で進む興味深い内容です。


ドラッカーは、ご存じの通り、欧米や日本の企業人や経済学者に多大な影響を与えた経済学者。話の筋は、マネジャーが「社員が自分の頭で考え実行する力が足りない」と悩み、コストをかけて管理を強めようとしているのに対し、老教授がドラッカーの著書を引用しながら留まるように諭していきます。


藤田氏は、そもそもマネジメントを日本語で「管理」と訳してしまったことが誤りであり、「人間の内部に眠る『創造性』『創発性』を引き出し、組織の目標に向けて束ねていくのがマネジメントの本質」と指摘します。


知識労働者はコストのように考えて管理を強めると、かえって成長性を損なってしまう。知的労働者はコストではなく資本財なので、増やすことを考えなくてはならないと藤田氏は結論づけています。


今回、ISAOとソニックガーデンを取材しましたが、リモートワークの導入の度合いなど働き方には異なる点もあったものの、管理職のいない風通しのよい経営ということで共通していました。その最終目標は、ドラッカーがマネジメントの本質として挙げているポイントと似通っているように思われます。


また、社内SNSを活用したオープンな経営という共通点も示唆的です。社員が会社の情報を共有することによって、経営への参加意識が高まる。SNSの中で自分の働き方が可視化されているので、セルフコントロールできるようになるとともに、仕事の効率も上がるわけです。


少しサボりたい、手を抜きたいという人にとっては厳しい環境かもしれませんが、働き方改革が叫ばれる中で、「管理職ゼロ」は生産性を向上させる今後の切り札となるものかもしれません。







取材協力

ISAO

ソニックガーデン




編集・文・撮影:アスクル「みんなの仕事場」運営事務局(※印の画像を除く)
取材日:2019年11月25日・27日

関連する記事

医療ベンチャー・CUCグループの「つながるオフィス」[後編]
群馬県太田市の"ABW全部入りオフィス"~日東システムテクノロジーズ[後編]
エイチ・シー・ネットワークスが目指す「来たくなるオフィス」とは?[後編]
オフィスに本格厨房を設置! 組織力向上を目指すアセンド株式会社の新オフィス
徹底した感染症対策でクリエイターを守る、コロプラの新オフィス[前編]
フルリモートで気づいた「対面コミュニケーションの重要性」 ~イーストフィールズ株式会社 [後編]
働く人の"ミングル"からクリエイティビティが生まれる、アドビのリニューアルオフィス[後編]
ワークもライフも含めた「働きがい」が企業のパーパスになる[後編]
ワークもライフも含めた「働きがい」が企業のパーパスになる[中編]
ワークもライフも含めた「働きがい」が企業のパーパスになる[前編]
身近なところから目指せる「オフィスのWELL認証」~ASEI建築事務所 鈴木亜生氏インタビュー
アジャイルオフィスで働く環境の最適解を探す ~株式会社ヴィス 森陽香氏インタビュー[後編]
アジャイルオフィスで働く環境の最適解を探す ~株式会社ヴィス 森陽香氏インタビュー[前編]
多拠点で働く時代の「人とつながる、住めるオフィス」
日本のオフィス・働き方が海外と決定的に異なるところとは? ~PLPアーキテクチャー 中島雷太氏インタビュー
待望の"インバウンド解禁"で観光業界が目指すべきことは? 〜Tokyo Creative 中川智博氏インタビュー
淡路島におけるパソナグループの地方創生 ~地元・企業・自然が融合した豊かな創造の未来図[後編]
淡路島におけるパソナグループの地方創生 ~地元・企業・自然が融合した豊かな創造の未来図[前編]
空間型VRでひととき旅を体験できる「uralaa」開発者に聞いた
「アートのある職場」から生まれるイノベーション ~NOMAL平山美聡氏インタビュー
失敗にめげず、楽しみながら新事業開発に挑戦しつづける方法 〜パンフォーユー 矢野健太氏インタビュー
Z世代の採用最前線! デジタルネイティブの特性を踏まえた人材獲得トレンドは? ~リクルートマネジメントソリューションズ 飯塚 彩氏インタビュー
「カフェ風」を超える、真にクリエイティブなオフィスで生産性を向上させる ~株式会社CREARTH(奈良市) 角野浩司氏インタビュー
オフィスを縮小すべきか? その前に問い直すべき働き方とオフィスの関係 ~オカムラ 三浦隆丈氏インタビュー
「幸福度の高い社会」を目指す独自経営で未来を先取り~ワンピース 久本和明氏インタビュー
至福のコーヒーを楽しむことがオフィスに行く意味になる日~ダイオーズ 大久保真一氏インタビュー
飲食業界の復活をかけたデリバリー、オンラインの取り組み最前線
「誰がそれをやるのか?」デジタルだけでは解決できないDX成功の極意~MIC DXプロデューサー 松尾力氏インタビュー
独立・起業のイメージを覆す「超・個人事業主」になるなら今がチャンス 〜 藤井孝一氏インタビュー
Webマーケティングツールで急成長のベーシックがTwitterフォロワー6万人を獲得できた理由~CAO 角田剛史氏インタビュー
時代の変化にキャッチアップする「出会い」の最前線 ~Mrk&Co 上條景介氏インタビュー
オフィス移転に悩める企業に経営判断材料を提供~MACオフィス 池野衛氏インタビュー
「人生のロケハン」としてのワーケーション〜「みつめる旅」代表 鈴木円香氏インタビュー
アスクル流オフィスリニューアル! リアルとオンラインでシームレスに働く仕事場へ[コンセプト編]
DX最先端"メタバース"で現実化するバーチャル職場~ガイアリンク 千野将氏インタビュー
不便な時間を減らして豊かな時間を生む無人ストア事業
コロナ対応、DX化に伴い急速進展するオンライン株主総会
日本の会議、このままでいいのか? 日本を変えるパーソルプロセス&テクノロジーの会議革命
テレワーク化で顕在化した日本のマネジメントの弱点とは~髙橋豊氏インタビュー
ドローン時代本格化を目前にパイロット養成事業にいち早く着手 ~ハミングバード 鈴木伸彦氏インタビュー
働き方を多様化してオフィス面積を50%削減したぐるなびのオフィス革命
オフィスは経営哲学や組織作りの実験室 ~Legaseed(レガシード) 近藤悦康氏インタビュー
「神戸」から考える、ポストコロナの新しい働き方
働き方のダイバーシティに欠かせない情報共有ツール「日報」 ~Next Action 松田充弘氏インタビュー
コロナ禍下の大阪から生まれる、学びの発信基地としてのコワーキングスペース
コロナ下で急速に進む不動産業界のデジタル・トランスフォーメーション
先行きの見えない時代のビジネスパーソンのメンタルを晴らす〜VISION PARTNERメンタルクリニック四谷 院長 尾林誉史氏インタビュー
テレワーク導入でコロナ禍と戦う中小企業
リモートワークで磨かれ、進化するマネジメント ~リクルートマネジメントソリューションズ 武藤久美子氏インタビュー
NY修業で獲得したコミュニケーション術で日本人のビジネス意識を問う ~グローコム 岡本純子氏インタビュー
ポスト・コロナ時代は住まいが仕事の質を決める 〜Airbnb Japan 長田英知氏インタビュー
「生き方」としてのオーガニック。6次産業化とダイバーシティで拓く農と福祉の未来 ~プラスリジョン 代表 福井佑実子氏インタビュー
「食オタ」による企業の食育セミナーが人気を博している理由 ~VACAVO 長岡康生氏インタビュー
飲食店を救い、地域を活性化する「さきめし」「びずめし」のアイデアを生んだ音楽プロデューサー ~Gigi株式会社 今井了介氏インタビュー
ポストコロナの「心地よい空間」と「これからの働き方」~建築家 堀内幸子氏インタビュー
ジョブ型雇用制度が注目される理由、そしてありがちな誤解とは ~ブレインコンサルティングオフィス 北條孝枝氏インタビュー
テレワークにコミュニケーションを取り戻す!内定者間の遊び・学び・つながりの「バヅクリ」 ~プレイライフ 代表 佐藤太一氏インタビュー
「出社すれば評価される時代」が終わり、コロナ後の新しい人事評価が始まる 〜ヒューマンテック 代表 濱田秀彦氏インタビュー
50歳は「幸せな独立」の準備を始めるべき年齢 〜株式会社FeelWorks 代表取締役 前川孝雄氏インタビュー
気持ちよく働けるなら、それが森の中でもいい。拡張されていく働き方 ~トレイルヘッズ 山口陽平氏インタビュー
テレワークを前提とする「仕事とプライベートが融ける家」とは ~コスモスイニシア インタビュー
どこへでも行けるキャンピングカーが仕事場になる日 ~Carstay CEO 宮下晃樹氏インタビュー
コロナで、オフィスは一気に二極化していくだろう ~プランテック総合計画事務所インタビュー
在宅勤務で注目される「音問題」に20年前から取り組んできた会社 ~株式会社ピアリビング 室水房子氏インタビュー
地方によりそい、都市への橋渡しとなるクリエイターの新たな役割 ~FROM NIPPONプロジェクト代表 境悠作氏インタビュー
会議とは「問題解決」。コミュニケーションが生産性を上げる理由 ~園部牧場株式会社 園部浩司氏インタビュー
宝石のような「ジュエリーアクアリウム」で在宅勤務の疲れを癒す ~アイティベル 代表取締役 野崎晋平氏インタビュー
リーガルテックによって個人や企業のリスクをヘッジする ~日本リーガルネットワーク CEO 南谷泰史氏インタビュー
"可愛いRPA"で、ホワイトカラーの職場を劇的に変える
今後、全国のリモートワーカー800万人分のワークプレースが必要になる ~株式会社いいオフィス 代表 龍﨑宏氏インタビュー
スタートアップ支援など若い世代をエンカレッジする不動産の新しい価値とは ~髙木ビル 代表取締役社長 髙木秀邦氏インタビュー
LGBTフレンドリーの追求から「個になめらかな社会」の実現へ ~株式会社JobRainbow 代表 星賢人氏インタビュー
顧客との繋がり深めるコミュニティイベント戦略 〜コミュニティ・アクセラレーター 河原あず氏インタビュー
32歳で会社を継ぎ、腕時計のワクワクで日仏をつなぐ~タパック株式会社 代表 西田恵氏インタビュー
コロナ禍で変容するレジデンス需要を武器に事業拡大に挑む不動産ファイナンスの雄 ~株式会社グローバル・リンク・マネジメント 金大仲氏インタビュー
BCPとしての感染症対策からアフターコロナの働き方を考える
人の性格を顔から理解する「相貌心理学」をビジネスに活かす 〜日本唯一の相貌心理学教授 佐藤ブゾン貴子氏インタビュー
新型コロナ禍で苦境に立つ商店街をITで救う地域振興の新たな形「五反田バレー」
ウィズコロナの"巣ごもり"で活況のオンライン学習市場~ビジネスパーソンのスキル獲得意欲が高まる
社員自らがSNS感覚で発信する「社内報」のイマドキ事情
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[5]】建築家小堀哲夫氏が実現した「目標の見えないワークプレイス改革に形を与える」共創プロセス <前編>
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[5]】建築家小堀哲夫氏が実現した「目標の見えないワークプレイス改革に形を与える」共創プロセス <後編>
武器は非日常感!女性客に人気の「ワクワクする食体験」 ~ REALBBQ株式会社 福山俊大氏インタビュー
元議員秘書の「勝たせ屋」が語る"天職"の見つけ方 ~InStyle代表取締役 鈴鹿久美子氏インタビュー
多様なスペースシェアで街のにぎわいをつくる ~軒先株式会社 代表 西浦明子氏インタビュー
世界のビジネスエリートとの仕事に不可欠な美術史の教養とは? 〜西洋美術史家 木村泰司氏インタビュー
セルフブランディングのためのビジネスカジュアルとは?働き方改革時代の仕事着ファッション、その極意
仕事と生活をあえて区別しない「公私融合」を取り入れる企業が増えている理由
「空間」のシェアリングを日本に根づかせたレジェンド ~スペースマーケット/シェアリングエコノミー協会 重松大輔氏インタビュー
効率化が正義とは限らない。あえてムダにこだわる「丸亀製麺流」の働き方 ~株式会社トリドールHD 小野正誉氏インタビュー
社外から女性のキャリアをサポートするメンター派遣 ~マナビシア 代表 池原真佐子氏インタビュー
ITを活用して視覚障がい者の就労機会を増やしたい ~日本点字図書館 長岡英司館長インタビュー
なぜ今「職住近接」が注目されるのか?見えてきた働き手と企業それぞれの事情
働き方改革元年、中小企業でテレワーク導入が進まない理由を克服するために
「働き方改革」のためのクラウドソーシング入門 ~株式会社ガイアックス インタビュー
「管理ゼロ」は働き方改革の最終形か~ISAO、ソニックガーデンが実践するオープンでフラットな組織
利用者が増える「おためし転職」~仕事の魅力を見つめ直せば採用のミスマッチはなくなる
残業を減らしながら生産性を高める「ROI(投資対効果)発想の業務改善」
業界を揺るがし、変革を促す「不動産テック」の波が来る
日本の1.5倍の生産性を誇る、ドイツの「個」を重視した働き方
オフィスと働き方の大変革、東海東京フィナンシャル・ホールディングス本社オフィスにフリーアドレスとABW導入!プロジェクト担当者インタビュー(オフィス訪問[2])
日本変革のヒントになるヨコハマのイノベーションとは 〜経済ジャーナリスト 内田裕子氏インタビュー~
企業と人の関係を変える、キャリアとしての「関係人口」~パソナJOB HUB×パラキャリ酒場
会社との関係が変わる、「プロ人材」としての働き方~CARRY ME 代表 大澤 亮氏インタビュー
オープン・イノベーション最前線の現場から~資生堂グローバルイノベーションセンター・JAL Innovation Lab
革新はソーシャルクラブから?東急の超ユニークな社会実装型オープンイノベーション拠点「SOIL」に潜入してみました
アイツらの気持ちがわからない!新入社員とのバリューギャップを埋めるには~ツナグ働き方研究所所長 平賀充記氏インタビュー~
「自転車通勤」がもたらす働き方の新しい選択肢、そして越えるべきハードル
アクティビティだけでなくアビリティに基づくワークプレイス~「人フォーカス」のバリアフリー/ユニバーサルデザインオフィス
「地域のための医療」維持のため働きやすさを模索する医療の現場から
介護離職をしない、させないための「プロジェクトとしての介護」
働き方改革時代の人事評価<後編>~HRテックによる「人」を活かすマネジメント~「顔」で人材情報を一元管理するクラウド人材管理システム「カオナビ」の世界
人生100年・終身雇用崩壊で重要性を増す「リカレント」の実際
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[4]】次世代型ワークプレイスのための実験場、日建設計・竹橋オフィス
女性の社会進出を迫る「クォータ制」を日本に根づかせるには?~蔭山克秀氏インタビュー~
出生率1.9・女性就業率80%!フランス女性はなぜ産んでも働き続けられるのか?〜エッセイスト 長谷川たかこさんインタビュー
ウェルネスがオフィスを変える!大林組技術研究所「テクノステーション」に学ぶWELL認証取得のポイントとメリット
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[3]】オフィス環境のプロ・三菱地所が本社移転で挑んだ働き方改革
自然豊かなサテライトオフィスで働くことのリアリティ ~セールスフォース・ドットコムと、テレワークを推進する総務省に聞く
ためらいなくハラスメントを起こす「職場のサイコパス」があなたの隣にもいる?~筑波大学人間系教授 原田 隆之氏インタビュー
奈良のとんかつ店が始めた「自己否定型CSR」は、企業が社会的責任を果たすための新たなヒントになるか?
精神論を捨て、行動量を減らす。「スタートアップの常識」の逆を行く20歳の起業家のビジネス論 ~フォーチュンファクトリー株式会社  代表 坂内 綾花氏インタビュー
生産性を高める選択「管理しないマネジメント」とは?~株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長 倉貫義人氏インタビュー
アイリスオーヤマ流!働き方改革時代の新しいオフィスづくり (オフィス訪問[2])
働き方改革時代の人事評価<前編> ~「年次評価廃止」「ノーレーティング」「1on1」が企業を活性化する理由~
人間中心設計を取り入れたmedibaのオフィスづくりプロジェクトに学ぶ (オフィス訪問[2])
日本のジェンダーギャップ改革に必須!「多様な働き方のフォーマット」とは ~株式会社LiB副社長 永井裕美子氏インタビュー~
「子育て」のための育休から、働き方・生き方を考えるための育休へ ~取得を阻む壁と先進企業の最前線~
オフィス空間は働く人が育て、最適化していくもの ~コワーキングスペースやスクールを社内に設けた新しいコミュニティオフィス~(オフィス訪問[2])
ビジネスパーソンの「マジメの呪縛」を解く、ゆるい落語の世界観 ~落語家 立川談慶氏インタビュー~
導入が進む「企業内保育所」の鍵は"ニーズと付加価値"~運営のプロ「キッズコーポレーション」と成功事例「パソナグループ」に学ぶ~
「こんなオフィスは嫌だ!」アンケート結果発表! ~理想のオフィス調査!
日本型雇用の中でミドル・シニアが成長するための「学び直し」~法政大学大学院 教授 石山恒貴氏インタビュー~
あなたの職場にもいる「マウンティング上司」に負けないための傾向と対策~オールイズワン 代表 石原 加受子氏インタビュー~
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[2]】"適業適所"に働き、イノベーションを引き寄せる場の選択肢としてのシェアオフィス「ワークスタイリング」
テレワークで働き方改革を支援するブイキューブが挑む、「制度と場所」のインフラ作り
ペーパーレス=紙からの解放で働き方・ライフスタイルを変える~内田洋行の挑戦とエストニアの"電子政府"
「変なホテル」を仕掛けた異能の経営者が語る「人間を幸せにするロボット」~株式会社hapi-robo st 代表取締役社長 富田 直美氏インタビュー~
【岸本章弘のワークプレイス新潮流インタビュー[1]】大手町エリアの利点を最大限に活かしたサードワークプレイス「グローバルビジネスハブ東京」
「企業らしさ」の情報発信手段としてのオフィス~デザイナーズオフィスの今 ~「働き方改革」時代のオフィス移転[第9回]~
話題の退職代行会社が挑む、日本のビジネス慣習の壁 ~EXIT株式会社 共同代表 新野俊幸氏、岡崎雄一郎氏インタビュー~
オフィス移転の新たな選択肢「居抜きオフィス」の今と将来 ~「働き方改革」時代のオフィス移転入門[第8回]~
女性活用の足かせは「女はこうあるべき」というアンコンシャス・バイアスの"呪い"〜皮膚科医/美容ジャーナリスト 岩本麻奈さんインタビュー~
世界が注目する「日本の同族経営=ファミリービジネス」の秘密~日本経済大学大学院 特任教授 後藤俊夫氏インタビュー~
「働き方をアップデートできるオフィス」Chatwork株式会社のオフィスの示す未来 ~インタビュー~ (オフィス訪問[3])
「こんなオフィスは嫌だ!」アンケート ~理想のオフィス調査!~アスクル「みんなの仕事場」
障がい者雇用は「義務」から「生産性向上の取り組み」へ ~ LITALICOワークスと高島屋横浜店に聞く
睡眠負債を貯めるな!最高のパフォーマンスを手に入れるための睡眠メソッド
「土日は工事ナシ」を当たり前に!「けんせつ小町」から始める建設業界の働き方改革
働き方改革時代の「社員食堂 第3世代」とは? ~食を通じた企業と従業員の関係について考える~
「鎌倉資本主義」から、"地方で働く"を考える~面白法人カヤックと株式会社Huber.の場合~
ヒューマンなオンライン接客、人・ソフトウェア・AIの融合で目指すWebサイトの最新トレンド ~ハートコア株式会社 営業本部 リレーションシップ・マーケティング部部長 松尾 順氏インタビュー~
イトーキの新本社「XORK」に見る、オフィスの最新形態「ABW」と建設環境基準「WELL認証」(後編)~働き改革時代のオフィス移転[第7回]~
破綻寸前の危機から25年連続黒字の優良企業へ――従業員ファーストの「進化した日本的経営」とは?~株式会社日本レーザー 代表取締役会長 近藤 宣之氏インタビュー~
オフィスの「音」をデザインする ~ コクヨの「サウンドソリューション」に見る、音環境改善の最前線 ~働き方改革時代のオフィス移転[第6回]~
働き方改革のキーファクター ワークプレイス改革! ワークプレイスコンサルタントに聞く理想の働く空間 ~ワークスケープ・ラボ代表岸本章弘氏インタビュー~
STATION BOOTH/CAMPING OFFICE SHIBUYAに見る、新形態のシェアオフィスが拓くワークプレイスの可能性
本社移転で「ABW」をオフィスに導入!ロシュ・ダイアグノスティックスの目指すこれからの「働き方」 (オフィス訪問[3])
自分が欲しい女性向けライフスタイルメディアを実現!ミーハーに生き、アイデアを活かす"適想適所"の起業とは?〜アイランド株式会社 代表取締役 粟飯原 理咲氏インタビュー〜
イトーキの新本社「XORK」に見る、オフィスの最新形態「ABW」と建設環境基準「WELL認証」(前編)~働き方改革時代のオフィス移転[第5回]~
高齢化問題はロボットで解決!グランドデザインを武器に異色の技術者がめざす「ロボットと人間のコンヴィヴィアルな未来」~千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長 古田貴之氏インタビュー~
多様化するハラスメントへの対策は「働きやすさ」を前提にした職場づくりがコツ!
エースが抜けてもリーグ3連覇をなしとげた広島東洋カープに学ぶ「勝ち続ける組織論」~SAPジャパン株式会社人事・人材ソリューションアドバイザリー本部長 南和気氏インタビュー~
AIが人類の進化の方向を決める!?「反芸術の美術家」に聞く「人工知能が『美意識』を獲得する日」~美術家 中ザワヒデキ氏インタビュー~
マインドフルネスで健康も人生もプラスに~丸井グループも効果を実証した「瞑想×脳科学×幸福感」
社員がほぼ17時に退社する100億円企業!元ハードワーク女性社長が挑む「超ホワイト環境」とは? ~株式会社ランクアップ代表取締役 岩崎裕美子氏インタビュー~
ネットワークから見直すオフィス移転~NTT東日本が「オフィス移転相談会」を始めた理由~働き方改革時代のオフィス移転[第4回]~
カフェ&グッズショップ、ヨガ教室、コンタクトセンター......仏教の常識を超える「築地本願寺大改革」にビジネスマン僧侶が挑む!~築地本願寺 宗務長 安永雄玄氏インタビュー~
「副業」から「パラレルキャリア」へと進化する、ikigai(生き甲斐)のワーク・ライフバランス
自信をもてないビジネスパーソンに贈る「自分らしさ」の見つけ方、自分のトリセツの作り方~株式会社OMOYA 代表取締役社長 猪熊 真理子氏インタビュー~
オフィスデザインの省コスト化工夫と発想の転換で実現~サンニン株式会社のオフィスデザインサービス「SCOP」~「働き方改革」時代のオフィス移転入門 [第3回] ~
5年先、10年先を勝ち抜くための企業改革を行うミドルリーダーが身につけるべきダークサイド・スキルとは? 〜株式会社経営共創基盤(IGPI)パートナー 取締役マネージングディレクター 木村尚敬氏インタビュー〜
働き方改革を支えるオフィスのインフラ!東急電鉄が仕掛ける全国規模の企業向けシェアオフィスネットワーク「NewWork」
膠着化する社内の上下関係に一石!気鋭のコンサルタントが自身の経験から編み出した「ボスマネジメント」とは?~小倉 広氏インタビュー~
「マイナスからゼロ」を「ゼロからプラス」に変える健康経営!カギは従業員の生産性
テーマは社内外との「コミュニケーションの活性化」ウイングアーク1st株式会社 ~「働き方改革」時代のオフィス移転入門 [第2回]~
話題の「かたづけ士」に聞く、片づけで変わる会社の未来と働き方とは!? 仕事のできる人になるためのデスク改革~スッキリ・ラボ代表 かたづけ士 小松易氏インタビュー~
ビジネス書を捨て、古典で教養を身につけよ!還暦ベンチャーから70歳で新分野に転身した「人生のリアリズム」 〜立命館アジア太平洋大学(APU)学長出口治明氏インタビュー〜
企業BCPの現状と、働き方やワークスタイルの変革がもたらすレジリエンス
しつこく、粘っこく、諦めずに日本の投資マインドに挑み、日本経済に変革を起こす!ミドルシニアの凄腕証券マンが起業した理由 ~株式会社One Tap BUY 代表取締役社長CEO 林 和人氏インタビュー~
緊急事態発生!!あなたの会社は大丈夫?リスクマネジメントのプロフェッショナルに聞く「働き方改革時代のBCP」~ニュートン・コンサルティング株式会社 代表取締役社長 副島 一也氏インタビュー~
1日8時間一本勝負!! ワーク・ライフバランスのエヴァンジェリストに聞く、仕事の価値の高め方 ~株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役 小室淑恵氏インタビュー~
リラックスと高揚感の両方を兼ね備えるエムステージのオフィスの秘密を探る【後編】~株式会社エムステージ 代表取締役 杉田 雄二 氏インタビュー~ (オフィス訪問[4])
ベテラン企業ドクターがホワイト企業を応援!企業リスクを回避し、雇用戦線で自社ブランドを向上させる「健康経営」のススメ ~NPO法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫氏インタビュー~
週休3日・残業禁止・作画の完全外注!東大入試漫画「ドラゴン桜」の異色漫画家がアシスタントとなしとげた漫画界の働き方改革とは?~三田紀房氏インタビュー~
「プロジェクト」はうまくいかなくて当たり前!プロジェクト工学を知って変わる仕事の進め方!~後藤 洋平氏インタビュー~
アップルやマイクロソフトも絶賛!81歳でゲームアプリを開発した「世界最年長プログラマー」が、女性活躍社会・人生100年時代に「贈る言葉」~若宮 正子氏インタビュー
「誰もが使うもの、誰もが使えるものを」750万DLの大ヒット家計簿アプリ「Zaim」ができるまで~株式会社Zaim 代表取締役 閑歳 孝子氏インタビュー~
「引っ越し」から「ワークスタイル変革」に変わる現代のオフィス移転 ~「働き方改革」時代のオフィス移転入門[第1回]~
まったくの素人が初のAIゲームを開発。それから20年、ゲームAIのパイオニアが見るAIと人間の未来とは?~ モリカトロン株式会社 代表取締役 森川 幸人氏インタビュー~
会社の成長に合わせてオフィスのステージを上げる~株式会社エスタイル 代表取締役 宮原 智将氏インタビュー~(オフィス訪問[2])
テクニカルコミュニケーターが紡ぐ「働き方を変えるトリセツ」~ヤマハ株式会社 音響事業本部 開発統括部 マニュアル制作グループ主事 石川秀明氏インタビュー~
「戦略的人事部」を組織せよ!属人的な暗黙知を形式化・問題解決するAI「HR君」が人事セクションを変える!~株式会社エクサウィザーズ取締役 粟生万琴氏インタビュー~
ビッグデータを企業業績に結びつける究極の解析技術「データサイエンス」の世界 [ビジネスのコツ]
日本の生産性向上の切り札になる?注目AIベンダーが明かす自然言語処理の最先端 ~株式会社エーアイスクエア代表取締役 石田正樹氏インタビュー~
資生堂のダイバーシティ経営と働き方改革のプロセスイノベーターが教える、ダイバーシティのイントロダクション「女性活躍」のポイント~株式会社wiwiw 代表取締役社長 山極 清子氏インタビュー~
シニア&ミドルの未来を読む「働き方4つのキーワード」[ビジネスのコツ]
ダイバーシティの重要キーワード「シニア活用」!今求められるシニアの迎え方とは?~株式会社 自分楽 代表取締役 﨑山みゆき氏インタビュー~
財布の1,000円から始められる、フィンテック個人投資入門 [ビジネスのコツ]
AI研究の最前線!"空気"を読めないAIに振り回されないために ~メタデータ株式会社 代表取締役社長 法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科兼担教員 野村直之氏インタビュー~
働き方改革に戸惑うビジネスパーソンへ!10年前から働き方改革を先取りしていた経営者からのアドバイス ~ChatWork株式会社 元CEO 山本 敏行氏インタビュー~
人生100年時代の働き方を問う「40歳定年制」 [ビジネスのコツ]
小売業の生き残りを決めるチャネルシフトとは!?大切なのは顧客とのつながり ~オイシックスドット大地株式会社 執行役員 統合マーケティング部・店舗特販事業部管掌 店舗特販事業部部長 奥谷 孝司氏インタビュー~
消費スタイルを変える!「月定額XX放題」のような人気の「サブスクリプション型サービス」31選!
オノマトペで人工知能が進化!? 感性をもつ人工知能が登場する可能性 ~電気通信大学大学院情報理工学研究科教授・電気通信大学人工知能先端研究センター教授 坂本真樹氏インタビュー~
瞬時に記事を書ける人工知能が登場!ここまで進んでいるビジネス応用~データセクション株式会社 取締役CTO 池上 俊介氏インタビュー~
人工知能は仕事を奪うかということについてのいろいろな人の意見をまとめてみました [ビジネスのコツ]
「人工知能が今できること」の誤解を解く!ブラックボックスを克服する人工知能の未来~Shannon Lab株式会社代表取締役 田中潤氏インタビュー~
幸せな働き方を獲得するために一歩前へ踏み出そう! 働き方改革のイノベーターが語る「幸せのための働き方改革」~サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久氏インタビュー~
【人工知能時代の職場変革】法務の未来を見据える弁護士がAI開発に挑む!?「リーガルテック」が変革する日本の法 ~GVA弁護士事務所 代表弁護士 山本 俊氏インタビュー~
効率よく仕事できる人がやっているチェックリスト活用の基礎 [ビジネスのコツ]
笑いながらでも仕事はできる!疲れない働き方から生まれる良質なアウトプット 元グーグル人事担当者に聞く、強い心を保つための自分の「軸」の作り方
生産性を上げるために今やるべきことは? 働き方改革のエキスパートが語るRPAとの共存で叶える本当の働き方改革 ~アビームコンサルティング株式会社 執行役員 安部 慶喜 氏インタビュー~
スタートアップのメンターが過去の自分に向けて書いた教科書 失敗しないための「起業のサイエンス」とは?~株式会社ベーシック チーフストラテジーオフィサー 田所雅之 氏インタビュー~
ビジネスコミュニケーションで変わるビジネスシーン ストレスなく働くためのヒントを産業カウンセラーに聞く!~MICA COCORO代表 宮本実果氏インタビュー~
常識をアップデートせよ!当たり前だと思っていたことを疑ってみることがワークスタイル改革の第一歩 ~あまねキャリア工房 代表 沢渡あまね氏インタビュー~
売れるストーリー作りが働き方を変える! 「顧客起点のストーリーマーケティング」とは!?~(株)インテグレート 執行役員 消費者行動アナリスト 三宅隆之氏インタビュー~
働き方改革に効果抜群!フレームワークの活用法 [ビジネスのコツ]
アウトドア派ワークスタイルクリエイターが提唱する 人工知能が進化する時代に楽しく働くためのヒント ~株式会社働きごこち研究所 代表取締役 藤野 貴教氏インタビュー~
停滞する人と組織を成長させるコツ 元アメフト日本代表の経歴を持つ組織改革コンサルタントが語る!~ペネトラ・コンサルティング株式会社 代表取締役 安澤武郎氏インタビュー~
3か月ごとの『席替え』で事業別レイアウトと職能別レイアウトを切り替えるアイデアがすごい (株式会社ストライプインターナショナル オフィス訪問[2])